大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽第23輪 大阪鋼巴 5-1 鹿島鹿角

2007-08-30 06:55:11 | ガンバ大阪
昨日の試合は、現地へ行くことが出来ずに、やむなくアズーリで観戦したが、行けばよかったと思わず後悔してしまうような試合が演じられたのだった。

試合前のスタンドの内外の様子がスカパーの中継で映し出されていると、その時私は強烈なデジャビュに襲われた。金沢のスタジアムが万博にすごく様子が似ていたからだった。それはまるで、普段から通っている万博をこうしてテレビの生中継を見ているような不思議な感覚だった。選手のユニが青黒であったのも一つの理由だろう。白いユニならどこか遠くのアウェーでの試合を見ているということを納得させられるのだけども・・・

試合前に自分が危惧していたのは、前節までの悪い部分が修正されずに、不用意にパスを奪われて鹿島に速攻を仕掛けらる展開に持ち込まれることだった。前節の鹿島の対横浜FC戦を見たが、彼らの得点パターンはそういった展開から生まれているので、それで失点してから相手に引かれるというのは一番イヤな展開だっただろう。だが、この日のガンバは流石にその点は修正し、中盤で積極的にプレスを仕掛けて高い位置でボールを奪えたために、そこからカウンターで鹿島ゴールに襲い掛かることが出来たために得点が奪えたのであった。1点目は確かに相手DFファボンのヘディングミスであったが、バレーが右隅に絶妙のヘディングシュート。

こうして相手も前がかりにならざるを得なかったのだが、鹿島の連携が雨の影響なのかイマイチで、サイドチェンジなんか全然タイミングが合わない。辛うじてマルキーニョスの個人技からの強引なミドルがちょっと脅威ではあったのだけども、柳沢は完全に消えていたし、新井場も積極的に上がるもクロスの精度がダメダメ。ガンバサポ的にはガンバ戦以外で活躍して欲しいんですがねえ。以前から「イバイラネ」なんて鹿サポに言われ続けているのはガンバサポ的にはなんか心苦しい。

まあ、追加点もその前がかりの鹿島の裏を突いて重ねていったものであった。特に3点目のゴールにおけるシジの動き出しといい、パスといい全く絶妙であった。ボールを奪ってからタメをつくり、バレーに絶妙のスルーパスを出した時点で勝負アリ。シジがシジである限りガンバはより一層ガンバ的であり、負ける気がしないのだが、この試合はまさにそれが当てはまるのではないだろうか。

こうして久しぶりに勝ち試合に酔いしれたのだが、鹿島のオリヴェイラ監督が試合後のインタビューで言っていたように、この間の川崎戦とは間逆の展開になったということなのだろう。前節はセットプレーで先制されて相手に引かれるという一番ガンバが苦戦する展開に持ち込まれたのに対し、今度は先制して相手が前がかりになったところを突いて追加点を重ねたものである。そうなると、次の名古屋戦もやはり守備をしっかりとして不用意に先制されることは避けたい。玉田が最近当たって来ているようなので要注意。あ、本田が不可解なシミュレーションの判定で退場になったから次は有休か。それに抗議した伯爵監督も次節は出場停止ですか。別にこれで有利になったとは考えるつもりはない。次の試合歌万ごと参戦するから、全力で勝ちに行こう。昨日の勝利を生かすのも次節次第ということである。