La douce vie

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フィギュアスケート:Friends On Ice ②

2008-07-09 | figure skathing、ice show
荒川さん&シェイリーン・ボーン:荒川メドレー
「fly me to the moon」を軽快に踊り始める荒川さん。「お、この曲見てみたかっんだ!」とテンションが上がる私。でも途中で突然音楽が切れ
「これこの前も見ましたよ(というようなこと)」中野さんか?
「でも、いいプログラムだから何度見てもいいよね(というようなこと)」宮本さんか?
なんて突っ込みがあり、分かった、分かった、とばかりに突然衣装の着替えをはじめ、丁寧に折りたたんでいる姿をナレーターの方がつっこむ。(そのお着替えの佇まいはイッセー尾形の独り芝居か!と突っ込みたくなりましたが)フリンジや巻きスカートがとれると白と黒の衣装に変身。長手袋がつき懐かしい「メモリー」!途中のスパイラルのポジションを見たとき、私の目には荒川さんの胸に猫の目が浮かび上がりました!途中、中央上から試着ルームのようなものが降りてきて、またお着替え。今度はCandy Manの衣装が真っ白くなって登場。そして最後の「It's a Beautiful Day」でサプライズが。ここで布に絡まって出てきたのがシェイリーン!この時点で観客から大歓声!このあと、シェイリーンと荒川さんのコラボは本当に素晴らしく大きなスタオベが起きました。

このあと、荒川さんからの挨拶が再びありKIDSが登場。あの真央ちゃんの「チャルダッシュ」東京ワールドのごとく会場から大きな手拍子!演技もさることながら最後の挨拶の後のセクシーポーズも大きな印象を残してくれる子でした。

恩田さん:曲目不明
椅子にマネキンを座らせて情熱的に踊るプログラム。1部とはまた違うイメージです。どうせなら、どなたか男性陣に座ってもらえばよいのに!最後にマネキンにキスをする姿をみてふたたび「どうせなら!!」余計な御世話です。

田村さん:「シングシングシング」
明るいナンバーは彼のイメージにぴったりです。途中のすさまじいステップでバランスを崩してしまい、最後はやはり疲れが出たようで演技が終わりバッタリ。そんなキュートさもやはり田村さんの魅力です。

中野選手:「ロマンス」
新しいSP!今までのイメージと違いしっとりと踊るプログラムです。スピンのポジションの美しさ、表情のつけ方は年々磨きを増しています。
いつもと違うイメージの衣装。長い袖が揺れるスモーキーパープルの衣装は新鮮です。
ぐり君パパは中野さんのことをしきりに「(TVの印象より)顔が小さくてスタイルがいい!」と絶賛していました。
小塚選手も中野選手もここで新シーズンのSPを披露してくれたのは嬉しい限りです。

本田さん:「ロミオとジュリエット」
1部と違い今度はしっとりと大人のスケーティングを見せてくれました。個人的には2部の方が好きかな。

ベルビン&アゴスト:「セクシー・バック+マイ・ラブ」
昨シーズンのEX。お客さんも二人の時が一番ヒューヒューいっていたかな。
来てくれて有難う!!シェイリーン同様アメリカでも行かない限りなかなか見ることもない、と思っていた二人の登場です。今回のショーでアイスダンサーの二人が来てくれたことでショーの華やぎが増したことは言うまでもないです。
ベルビンは髪型を肩の長さでシンプルにカット。アゴストの始終絶やさない笑顔は本当にチャーミングです。

高橋選手:「Eye」
ジャンプの歯切れのよさ、スピンは昔のようなスピード感。そしてそして何よりもステップの素晴らしさ。サーキュラーの1つ1つの場面のどこを切り取っても本当に絵になっています。とくにテテテと洒脱に歩くところの表現なんかは唸ってしまいます。それからストレートとサーキュラーのつなぎの場面に振り付けなく立っているのはスケーターとしては勇気がいる場面ではないかと思うのですが、よく音楽を支配しています。
TVではステップのときに足元だけを映されることが多いのですが、彼はやはり上半身の表現の素晴らしさも魅力なのでぜひ全身を映してほしいものです。

パン&トン:「サマータイム」
今年のペアの世界選手権。私の中でフリーで一番印象がよかったのはこの組でした。
しっとりとした抒情性豊かな世界を披露してくれました。TVで見るより表現の豊かさがより伝わってきてますますファンになりました。

エヴァン・ライサチェック選手:「マイケル・ジャクソンメドレー」
トリはこの方。ライサチェックの名前が呼ばれると会場はヒート・アップ!
カーニバル・オン・アイスでも非常に好印象を残した演技でした。今回も恵まれた体の大きさをフルに使ったダイナミックな演技に大満足。

荒川さん:「Frozen」
大トリは勿論荒川さん。新しいプログラム。マドンナの「Frozen」。昔、PVを見た印象が「カラス」。そのPVのイメージそのものだと思いました。鴉のような漆黒の衣装に妖艶な表現。
それまでクラッシックやオペラの正統派のイメージが強かった彼女ですが、シェイリーンや宮本さんによって新たな一面をどんどん見せてくれるところが嬉しく思います。
この日は休む間もないほど露出することが多かったですが、3回転ジャンプをいつもクリーンに決め、どの演技も疲れを感じさせないお見事なものでした。まさに座長です!

YOU TUBE:MADONNA「FROZEN」
http://jp.youtube.com/watch?v=m6SDMCLN5oM

エンディング
キャスト全員でのタップで始まるエンディングは圧巻。キャストがリンクの四方に分かれると欲張りな私はどこに目を向けてよいのやら分からなくなってしまいました。気がつくと中央でベルビンとライサチェックが踊っていてそれをアゴストが奪い返していたり!荒川さんと宮本さんが澄ました顔をしてタップで縦断したり!
隣同士の男女でペアを組んでダンスしていたのが、1列目のお客さんを交えて踊りだしたり。
男性陣がシェイリーンを追い詰めて水鉄砲を撃ちまくったり。(彼女は本当にスターでした)しばらくして男性陣の首根っこを掴んでシェイリーンが現れたり!ここらへんになると学園祭の後夜祭のノリ。最後にタイや帽子をお客さんに投げ入れたり、お客さんへのサービス満点です。
最後に荒川さんが宮本さんと高橋さんをひきつれてお辞儀。荒川さんにとって、このショーにとって欠かせない二人なのだということが伝わってきます。
それでも熱気の冷めやらぬ観客はさらにアンコールを要求。最後に荒川さんが美しいイナバウアーをみせてくれました。

幸せな気持ちをいっぱい胸に詰め込んで帰宅。雨が降りだしてあわてて洗濯物を取り込み、焼きうどんをつくり、アイスを食べていたらいつの間にやら日常に戻っていたのでした。。
はぁ。来年も見たい。

*なんだか人によって呼びつけたり「さん」づけになったり「選手」づけになったり読みにくいでしょうがご容赦ください。


2 コメント

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うらやましい (ぎんぺー)
2008-07-11 17:24:33
ほんっとに御無沙汰しています!
FOI観に行かれたのですね。なんかすごく荒川さんが素敵だったという評判は聞きました。
中野さんと高橋くんのSPがいち早く見られたというのももちろんうらやましいのですが、なんといってもシェイ・リーン・ボーンの演技を目の当たりにされたってことが、一番のいいな~です。(笑)
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目の保養 (ぐら@管理人)
2008-07-14 15:37:58
ぎんぺーさん、こんにちは!
うふふふ。(とやらしい笑い)シアワセでした。普段はなかなか見られなくなってしまった荒川さんの美しい滑、高橋選手の生「eye」、中野選手と小塚選手の新SPも本当に嬉しかったです。
でも、この日一番テンションが上がったのはボーンの「ALL THAT JAZZ」でした!普段なかなか見ることができない彼女の上級のエンターテイメントを楽しめたことは本当にラッキーです!!!
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