「アナスタシア」
19世紀ロシア。
ラスプーチンに呪いをかけられたロマノフ一族は暴徒に襲われ、8才の皇女アナスタシアと皇太后マリーはなんとか脱出をしたが、2人は離ればなれになってしまう。
それから月日は経ち、記憶をなくしている18才の少女アーニャは「パリで会いましょう」という言葉が刻まれたペンダントを持っており、自分の失われた記憶を取り戻すため、旅立つ決心をする。そしてもう1つ、マリーからアナスタシアに送られたオルゴールの鍵を持っていた。
そんなアーニャを見つけたディミトリーとウラジミールは、アナスタシアと面影が似ていることに目をつけ、アナスタシアのふりをさせ、報奨金をもらうことを画策。
そんな彼らをラスプーチンが見つけ、襲いかかる・・・
正統派で丁寧な作り、子供に見せたくなるアニメーション。イングリッド・バーグマンの追想のオマージュだそう。
アナスタシアは子供と見て、大人は追想と見比べるのも面白いかもしれません。