映画「BUENA☆VISTA☆SOCIAL☆CLUB」はライ・クーダがキューバに行き、キューバ音楽の巨人達とアルバムをつくり、グラミー賞に輝いたことに発端し、旧知の仲であるヴィム・ヴェンダース監督が撮ったドキュメンタリー映画である。
ベルベットボイスのイブラハムはそれまで靴磨きをしていた。ライ・クーダが現れるまで彼らは「忘れられた」存在だった。
しかし、レコーディングに集められた彼らはそんな不遇な時代を感じさせないような一流の演奏をするのだ。そして世界各国で演奏する。経済封鎖政策をしているアメリカの象徴カーネギーホールで彼らが最高の演奏する。一節を歌うだけでうねりのような歓声が押し寄せる。キューバの旗が翻った時、私は鳥肌を立てた。映画館で見たのは年初だったのに終わった後「今年(その年)最高の映画」と決めてしまった。
人生は厳しい、でも、本物を持っていればこんな奇跡だって起こる、そんな現実に起きたおとぎ話なのだ。「BUENA☆VISTA☆SOCIAL☆CLUB」は人生賛歌の映画である。
経済封鎖されているキューバはレトロな趣きのある建物にクラッシックカーが走る異国の人間からみるととても美しい街並みなのだ。
映画全編のほとんどは彼らの歌と話である。私のお気に入りは低音が魅力のコンパイ・セグンド。最近、亡くなられた。残念だ。
それにしても、あのキューバ音楽の訳詞を読むと「南の人っておおらかだなぁ」と思わず笑ってしまうのだ。
ベルベットボイスのイブラハムはそれまで靴磨きをしていた。ライ・クーダが現れるまで彼らは「忘れられた」存在だった。
しかし、レコーディングに集められた彼らはそんな不遇な時代を感じさせないような一流の演奏をするのだ。そして世界各国で演奏する。経済封鎖政策をしているアメリカの象徴カーネギーホールで彼らが最高の演奏する。一節を歌うだけでうねりのような歓声が押し寄せる。キューバの旗が翻った時、私は鳥肌を立てた。映画館で見たのは年初だったのに終わった後「今年(その年)最高の映画」と決めてしまった。
人生は厳しい、でも、本物を持っていればこんな奇跡だって起こる、そんな現実に起きたおとぎ話なのだ。「BUENA☆VISTA☆SOCIAL☆CLUB」は人生賛歌の映画である。
経済封鎖されているキューバはレトロな趣きのある建物にクラッシックカーが走る異国の人間からみるととても美しい街並みなのだ。
映画全編のほとんどは彼らの歌と話である。私のお気に入りは低音が魅力のコンパイ・セグンド。最近、亡くなられた。残念だ。
それにしても、あのキューバ音楽の訳詞を読むと「南の人っておおらかだなぁ」と思わず笑ってしまうのだ。