'13/1/2(火) max ---℃ --% min ---℃ --%
晴れ 南西の暴風
千葉にはよい天然温泉が少ない。
美香の話だと、良い温泉は湯量豊富な自然湧出、循環ろ過なしの源泉かけ流し、という条件。
しかしいくつかある温泉の中で、硫黄泉のかけ流し温泉が養老渓谷方面にある。
七里川温泉という一軒宿。
大多喜のハーブガーデンに欲しいハーブがあるので、温泉と買い物をかねて二人で出かけた。
温泉はあまり硫黄臭はないが、あたりが柔らかく温度も程くあたたまった。
しかしロビーは、持ち込み自由で使える炉端がほとんどの面積を占めていて、
昼時は焼く煙が部屋中もうもうとなる。
食べない人がゆっくりやすめるスペースは、通路の小さいベンチくらいしかない。
食べる空間しかない広間に、焼いて食べる予定のない私たちに居場所はなく、
早々に退館する。
車の中で持参のおやつを食べたが、足からのぽかぽか感が続く。
お湯はよかった。
大多喜のハーブガーデンとベジタブルガーデンは何度も来ている。
就農した頃に来て買った、サンマルツァーノの種は
とてもよくて、何年か自家採種で作り続けた。
お腹がすいたので、レストランでハーブピザと鮭のクリームパスタを頂く。
いかにも温室育ちというような大きな葉のルッコラやディルなどがのっていた。
ルッコラは柔らかいが、ピリッとした辛味はなくて菜っ葉のようだ。
目的のハーブはレモンバーベナ。
フランス語でヴェルヴェーヌ。
ルクールのK支配人から栽培依頼のあったハーブ。
係りの人に、耐寒性などの注意点を聞いて、3株ほど購入。
春まで自宅に保管して、春にハウスの奥のタイムの脇に植える予定だ。
生育は早いらしい。
くじ引きでハーブティが当たる。
風が強い一日だった。
畑が心配だったが、帰宅してその心配以上になっていた。
玉ねぎのトンネルが吹っ飛び、ニンニクのマルチは剥がれ、各トンネルのポリも
ずり落ちたり、剥がれ飛んでいたりしていた。
これ以上飛ばないように回収だけはしておいた。
もう玉ねぎのトンネルは直さないだろう。
不思議と被害に苛立ちやらがっくり感はなかった。
それにしても南風暴風が多い冬だ。
そのたびに畑をかき乱されてしまう。
夜は美香のお姉さんと子供たちと母邸で食事。