私は青春時代に函館の繁華街に住んでいました。
雪が降る前に自転車でその近辺を散策。
景色の変化に驚き。
多分、もう壊されていたと思っていた「映画館・有楽座」。
廃業したのを知っていましたが、この想い出深い建物 がまだ残っていたとは。
昭和30年代は映画館の全盛期。
この近くには、「東映、日活、大映」の直営館が次々とオープン。
花形スター(千原しのぶ、東千代之介、里見浩太郎)が多数来函。
その姿を見ようと、入り口に早くから並んでいたのを思い出します。
ここの館主は「ボルボ」に乗っていました。
斜め向かいにあるこの建物は旧中村産婦人科医院。
もともとは中央病院の勤務医。
あまりの評判のよさに開業。
息子はここで誕生させてもらいました。
でも、多忙が原因で急死。惜しい死でした。
車では発見できない裏道の姿。
雪が深くなり歩いて回れば、もっと新しい町並みの発見につながるのかも。
洋画時代に何度か入った事があります
大門座、巴座、セントラル、ロマン座、映劇、名画座
東映、大映、公楽 には思い出がたくさん
有楽座、テアトル、帝国館、富士館、銀映、中央座には、あんまし入った事がありませんでした。
そうですね、昔の映画館はこんな感じだったかも・・・
すっかり忘れていた俳優さんの名前を目にして、いろいろ思い出しました。
時々立川のブロマイド屋さんに行って、千原しのぶさんや里美浩太郎さんのブロマイドを買ったものです。
映画銀座街の中心に住まわれたおぢさんさんなら映画館情報なら私よりも詳しいと思います。
大森町へ移る前には中島町住まい。
文化劇場や新映によく行っていました。
正月は入れ替え。
トイレに隠れましたが、当時は汲み取り。
あまりの臭さに気を失ったときも。
ニチロビルの最上階にも映画館が。
4円99銭。でも5円を払ってもおつりはもらえませんでした。
5円から入場税がかかるとか。なんとも優雅な時代でした。 ミカエル
当時の俳優さんはテレビに出演することがなく、私生活は神秘のベールに包まれたまま。
私生活を思い浮かべながらブロマイドをながめていました。
しのぶさんは、気品あふれる美しい女優さんでしたね。 ミカエル