梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

終戦の日

2011-08-14 10:03:14 | 雑記
又終戦記念日が来る、先日釜石の艦砲射撃の記事を見た、一度浜松を砲撃し又戻って2度目の砲撃を行っている。釜石には釜石鉄鋼と言う軍需工場が有り浜松は三方原に航空基地があったから戦略砲撃だともいえるがアメリカ軍の特徴である一般住民と住宅を標的にした砲撃だともいえる、砲撃には戦艦が2隻と巡洋艦が行ったらしいが戦艦の16インチ砲の射程は10㎞程度だ、
此の沿岸まで来て無j抵抗で2千発も艦砲射撃た出来ると言うのはもう日本軍は完全に機能していなかった事は明白で制空権制海権共に完全に失われている、当然兵站は消滅し自国で鉄鉱石の産出が無い日本では製鉄所の意味は殆ど無い、
三方原基地も同じで飛行機を飛ばす燃料はほぼゼロで大本営の有る首都圏からと特攻基地位しか燃料は廻って居ない、これは3月10日の東京大空襲をやって居るので米軍は充分に把握している筈だが敢えて艦砲射撃を行った、そしてその後の原爆投下で有る、戦闘能力の削除と言う事ではない事は明白だ。
此の時点になる前に日本軍部は戦争の継続は不可能で有る事を把握していた筈だし理解できていなかったなら何故この様な「軍部」と言う異常な組織が台頭していたのだろうか。
陸軍の正式歩兵銃三八式では連合国の自動銃の前であまりに非力だと言うのに戦闘訓練もしていない一般住民に竹槍を持たせてアメリカ兵と戦えと言う頭を見ればとてもまともな人間とは思えない、
特攻もそうである、飛行訓練を行った兵士となけなしの材料と多大な尽力を持ってやっと保有した戦力を一瞬で失う事を前提にした攻撃で正しく非人間的な行為の上に効果も上がらず防衛力を自ら削ぐと言う愚かな行為だ、
戦争はこう言う愚かな少数の人間が始めて破滅に向かう、しかもこの連中は自ら一線に出る事は無くさらに終結した後も何の責任もとらない、これは何も日本だけではなくどの国でも同じ様だ、
国からの命令で自らの命を的に同じ様に引っ張り出された他の国民を殺すと言う行為におしこまれる、日本軍の新米将校が古参兵に「鉄砲の弾は前から来るだけだと思うなよ」と脅したと言うが正しく徴兵された「普通の人々」は軍部と言う組織から前進しなければ軍事裁判と言う銃弾が後ろから飛んで来た。アメリカも日本も国民の多くは戦争謎したくは無買った筈だが一部の人間が暴走した結果多くの良民が殺人を犯し、そして殺された。
今更探してどうなる事ではないがあの当時の軍部の責任者を日本人自らが戦争裁判をしたい様な気分である