幸せのちから
1月29日(月)、午後、アポロシネマ8。
監督 ガブリエレ・ムッチーノ(イタリア)
出演 ウイル・スミス
ゼィイデン・クリストファー・サイア・スミス(2人は実の父子)
全財産21ドルから立ち上がった父子が億万長者へ。そんな夢のような人生を本当に実現させた男の実話に基づいた感動作。 すべての人に起こりうる不運と、すべての人に与えられた可能性の物語です。
実話の主人公は、「株式投資会社、ガードナー・リッチ&カンパニー」社長兼最高経営責任者、クリス・ガードナー氏。1954年2月9日生。
1981年1月28日、恋人との間に男児誕生。
子育てをしながら、医療機器のセールスマンとなるが、さっぱり売れない。
幸運の女神に見放され、すべてを失いかけたクリス・ガードナーが、唯一断固として手放すことを拒んだのは、愛するひとり息子だった。
サンフランシスコの片隅で、一時はホームレス暮らしにまで追い詰められるが、どんな困難や逆境にもめげず、しっかりと心を寄せ合い、夢と真の幸せをつかもうと全力疾走する姿、しかもそれが愛と真実の物語であることに一層感動も深まる。
「いじめ」「虐待」などのニュースの多い中、サクセスストーリーという一面がある中で、父の子を思う心が胸に迫った。
007/ カジノ・ロワイヤル
1月12日(金)、午後、TOHOシネマズ難波。
監督 マーティン・キヤンベル
出演 ダニエル・クレイグ
エヴァ・グリーン
世界最長かつ最強のシリーズ21作目の作品。 初めて明かされる、人間ジェームズ・ボンドの素顔。 誰もが知っているジェームズ・ボンドに、誰も知らない過去があった。 これは、ジェームズ・ボンドが007になる前の物語。
国際テロ集団に資金を提供する集団に挑戦し、カジノで敵の資金を巻き上げるが、彼等は執拗にその資金を取り返そうと挑む。
舞台は、ヴェネチア。 水に浮かんだ建物が、崩れていく様は圧巻。
文句なしの娯楽作品。時を忘れて吸い込まれた2時間だった。