福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

家庭菜園・園芸2019(9) 我が家の庭の味覚(2) 柿

2019年10月23日 03時20分53秒 | 季節の話題
 秋である。味覚の秋。

 今年の園芸の中では嬉しいことに、リンゴ、モモが多数の実をつけたこと。リンゴは毎週何ケかもぎ取って食べている。市販品では得られない新鮮な硬さと渋さ、甘さがあってとても美味しい。

 いま熟しはじめたのは柿である。リンゴ、モモと同様無農薬無肥料であるが、陽の光を十分に浴びていい色調になっている。
 
 (果実の重さでしなっている枝。今春大幅に剪定したので収穫量は減ったが我が家には十分)


 (軒下に吊るされた柿) 

 先週あたりから柿を細い枝ごと切り取っている。一割程度は鳥たちのために残してある。カラスが来れば多少がっかりするが、彼らも必死で生きている。食べてくれればそれなりに嬉しい。

 渋柿なので、樽に入れて焼酎で渋抜きが半分、干し柿に半分作った。前者は1週間ほどで食べられるようになる予定。楽しみである。後者はひと月ほどかかる予定。これも楽しみである。

 渋柿は果肉細胞に含まれる可溶性タンニンが舌の上で溶けだすためと言われている。渋抜きは、可溶性タンニンを不溶性タンニンにすれば良い。

 渋抜きは、干してもいいが、焼酎などの高濃度のアルコール飲料などを使ってやるやり方が一般的。固形エチルアルコールを使用した棒状の渋抜き材も市販されている。我が家では焼酎を用いている。
 ドライアイスで二酸化炭素責めにする方法もある。

コメント
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