福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

ディバッグ論議(3) 私はなぜこんなに転ぶのか??

2019年10月22日 07時28分37秒 | コラム、エッセイ
 私はよく転ぶ。大きな怪我はしたことはないが背中のディバッグ に助けられてきた。10年近く使っている品でボロボロであるが、とても引退させられない。感謝を込めて修理している。

 
 (愛用のボロ・ディバッグ 。抜けた底を針金で縫い合わせ、数カ所革のパッチで補強している。安全のために反射板2ケつけている)

 私はなぜこんなに転ぶのか??年齢因子は否定出来ないが、意欲の低下による運動不足、視力低下、バランス感覚の衰え、筋力低下、すり足など関連しているようだ。あと、脳梗塞の既往を考えると脳機能も衰えているのだろう。スリッパも一因か??

 よく人は足から弱るといわれる。
 確かに私の歩き方を見ると、歩幅が狭く、すり足歩行になっている様である。だから、速さも遅くなり、かつ転びやすくなる。多分背中が丸まっている。多分歩く姿勢も悪いだろう。

 私は病院の階段等を歩いているときに後ろにスタッフの気配を感じたときには,脇にそれてやり過ごす。私は前を歩いている知人を追い越すのも嫌であるが、それ以上に人に後ろから近づかれるのが嫌である。それでやり過ごす。
 それにしても歩くスピードが落ちたものだ。歩くのが遅くなってきているのは動作が緩慢になってきているためであろう。

 すり足になる原因は腰部、大腿、前脛の前の筋が後ろ側の筋に比較して萎縮し易く、下肢の挙上が不足するからとされている。これは、特に階段を上る時に問題となるが、平地では数mm程度の段差でもつまずく。段差がない時にもつまづく。下肢の筋力が不足するとバランスを崩したときの対応が出来ず転倒することになる。

 スリッパ履きだと歩行時の蹴りが弱いほか、脱げないようにどうしてもすり足歩行になる。それがすっかり私の身についてしまっていた、と言うことである。
 このつまずき、転倒は、日常的に,無意識に歩いているときに生じやすい。だから、歩く時、階段を上る時などには意識してやや大股に、しっかりと地面を蹴るように気をつけている。

 私は最近運動不足である。体調が今ひとつなので徒歩通勤は休んでいる。それに意欲の減退なのかエレベーターに乗ることも増えている。よくない傾向である。

 徐々にではあるが、私の歩行の変化は、以下のように退化傾向にあるようだ。原因は不明。要するに老化。
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■ 歩調が遅い。
■ 小刻みで、歩幅が狭くなる。
■ 下肢を左右に広げて歩く。
■ 両足が地面についている時間が長い。
■ すり足で歩く。
■ 腕の振りが小さくなる。
■ などなど
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 転倒を防ぐため、この逆を行くように「転びにくい歩き方」を心掛けている。
 「胸を張って前を向き、腕を振り、足先でしっかり地面をけってかかとから着地する」。視力も悪くなったから視線が足元に落ちる。階段のヘリが特に見え難句降りる際に緊張する。ディバッグ はしっかり背負い両腕をあけ、手を振る。

 さ、効果はどうだろうか?
コメント
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