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ゆっくり進行する内臓の痛み

2019年09月22日 00時14分02秒 | タイで健康生活
2014年頃から苦労した腎石だが、今年の3月12日にラスボスらしき大きさの石を排出。その後も偶にキリッと痛みを感じるが、尿の色は異常に感じる程でもなく、未だ残っている小さな石が出ているのだろうと思って様子見。
その次の週にはカンチャナブリまで行ったが、帰って数日後に右足付け根のリンパ節付近が、時々強く押される様な痛み。疲れているからかなと思ったが、この痛みは月に数回程度だが、ずっと繰り返した。

5月上旬に右下腹が痛むのが気になり始め、娘と腹筋で競ったのが原因かなと思った、強い痛みでは無く弱い筋肉痛程度だが、その後もこの痛みが気になる事が多く、排便すれば痛みが弱まるので、固い便が原因かなと思っていた。
7月に息子がバンコクへ行った頃から胃が痛み始め、コーヒーを飲むと強く痛んだので、飲むのを止めた。
8月に入ってから風呂上がりに上半身裸で寛いでいると、娘から腹が腫れていると言われる。
元々出っ腹だしと笑いながら腹を擦ると、確かに腹がパンパンに腫れ上がっている。腹水が溜まっている感じだ。
指で腹を押すと、胃や腸が固くなっており、重い感じの鈍い痛みも感じる。一番痛いのは右の下腹で、ちょうど盲腸の辺り。大腸はガスが溜まっている様子で、そういえば最近便が柔らかい。

この時は、牛乳アレルギーな私がヨーグルトや乳酸飲料を飲んだからと思って、食べ物に気をつけようと思ったくらいだった。
それから数日経ち、牛乳アレルギーの影響なら症状が収まる頃になっても腹の腫れは収まらないし、8月中旬には、右上腹、右下腹、臍の左上と3箇所も度々キリキリと痛むようになった。やはり右下腹の痛みが一番重く感じる。

妻が直ぐに病院へと言うが、痛む場所が多いし、自分自身で症状を理解してない状態。今までの経験でも患者へ与える情報を制限して、思いのまま操ろうとする医師も居たので、こんな感じで病院へ行きたく無い。
我が家には胃腸の炎症を抑える薬草が植えてあり、それを飲むと翌朝にはあちこちのキリキリした痛みが少なくなって普通の便に戻ったが、右下腹の違和感(弱い筋肉痛に似た痛み)だけは収まらない。

虫垂炎なら、もっと痛いだろうし、早く進行して発熱もある筈。それに盲腸で臍の左上が固くなって痛いのは無いだろうと思う。
それなら癌かとも思ったが、これだか内臓があちこち痛むのに血便が出ないのも不思議。
キリキリした痛みは肝臓と書かれたネットのページもあったが、鏡で白目を見ても黄疸は無い。

私が腹痛に困っている話を妻が従業員のおばちゃんへすると、何と従業員のおばちゃんも1年前頃から内蔵がキリキリ痛み、下腹が重く痛んで通院中と言うではないか。病院が処方した薬を見せて貰うと、制酸剤と消泡剤等が出されていた。これでは治らないだろうなと思った。

腹の痛み以外に問題はなく、食欲もあるのに何だろうと毎日ネットを検索していて、症状が似ていると思ったのが蟯虫症
ぎょう虫はヒトにしか寄生せず、感染しても少数のぎょう虫寄生の場合はほとんどが無症状だが、多数になると下痢や腹痛等を起こす事があるそうだ。ヒトに寄生する時は、主に盲腸に寄生するそうで、虫垂炎を起こす事もあるそうだ。感染に気付くのは、肛門周囲の痒みであり、ぎょう虫の雌が肛門付近に産卵することで痒くなるそうだ。私はお尻の痒みを感じなかったが、盲腸への寄生と右下腹の痛みが重なるので、気になる。

2週間近く薬草を飲み続けても右下腹の痛みは治まらないので、これで完治は無理と判断し、12日の夜には薬草の利用を中断。14日土曜の昼頃からキリキリした痛みが再び気になる様になり、やはりきちんと治療しなければならないと思ったので、15日(日)の朝から治療することにした。

近くの集落へ医師が経営される薬局があり、私はちょっとした病気ならそこで薬を買って済ませている。医師が店へ居られるのは稀だが、頼めは相談に乗って貰えるし、簡単な診察もやって下さるので重宝している。ネットで調べた知識でピランテルをお願いすると、薬剤師は副作用もあるからと売りたくない様子だったが、妻が粘って600mgを3錠購入。薬剤師の説明では2錠半(1500mg)を一度に飲む(!?)と言われたが、ネットで調べた日本での添付文書によると体重50kg以上は一律500mgの1回服用。
少し多いがまあ良かろうと、8時頃に1錠(600mg)を飲んだ。

それから家事をしながら過ごしていたが、10時頃になってキリキリした腹の痛みが止まったのに気が付いた。下腹は未だ固く、押せば痛むが、臍より上のキリキリが止まっただけでも嬉しい。翌朝の便へ虫が出るかと期待したが、ぎょう虫は小さな虫だからか見えなかった。
それから1週間経ったが、臍の右横や下へ時々弱い痛みを感じるくらいに良くなっている。完治にはもう少し時間が掛かりそうだ。
薬は成虫にしか効かないそうで、1回目の服用から2週間後の29日に2回目の服用予定。

キリキリの痛みが止まった段階で従業員へ話すと、私もと薬を買いに走り、私のとは違うアルベンダゾールを服用中。キリキリした痛みはその日に止まったが、下腹の痛みは残っているそうだ。こちらも治りそうな雰囲気だ。

原因不明な腹痛が半年も続いてビビったが、原因が判って良かったと思う。日本でも虫垂炎と診断されて手術してからぎょう虫に気付く事もあるそうだが、私もタイで虫垂炎とされて手術されていたらと思うと、私は健康保険もなく全額自費なのでゾッとする。恐らく5万バーツ(約18万円強)を超えるだろう。似た症状の病気を探すのに苦労したが、薬の服用だけで済みそうで本当に良かった。

さて数学をやろう。

前回の問題



∠B=∠Eである上の2つの三角形の面積比が △ABC:△DEF=a×c:d×f であるのを証明しなさい


「角が等しい三角形の面積比は、その角を挟む2辺の長さの積の比と等しい(塾技算数100 塾技67)」は、図形で使う機会が多いが、どうして等しくなるか考えてみて欲しい。

解答



△ABC=(1/2)・c・h1
h1=a・sin∠B=a・sinx°
△ABC=(1/2)・c・a・sinx°

△DEF=(1/2)・f・h2
h2=d・sin∠E=d・sinx°
△DEF=(1/2)・f・d・sinx°

△ABC:△DEF=(1/2)・c・a・sinx°:(1/2)・f・d・sinx°
         =a×c:d×f
#角が等しい三角形の面積比 #中学数学

ムガさんところのお兄ちゃん、正解です。ヽ(^。^)ノ

タイの中学校はそろそろ期末テスト。娘の自宅での数学学習も先週から中断しているので、こちらの数学コーナーもしばらくお休みだ。m(_ _)m


タイの中学生向け数学ギフテッド問題の記事へのリンク→#高1入試ギフ


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コメント (13)    この記事についてブログを書く
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13 コメント

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Unknown (aki)
2019-09-22 00:38:45
本当にご自愛下さい。

以前ウドンターニにおられたnaoさんが、亡くなられた事が悲しくて仕方ありません。

ウドンの病院の不確かな診察もいけませんが、高齢者の自己診断ほど危険な事はありません。

ご自身の将来を如何に楽しむかも考えてしっかり検診されたら如何でしょうか。

多少のお金の問題ではないような。
心配です。
返信する
コメント有難うございます (メンカーム)
2019-09-22 02:00:57
akiさん
確かに知識の足りない素人の自己診断は危険なのですが、
タイへ来てから何度もいい加減な診察をやられ、私はもう医療不信なのです。
しっかりした医師も当然居られますが、いい加減な医師もかなり居る。
若い医師は熱心な方が多い印象ですが、未だクリニック等はやられてないですから、
選んで受診できませんね。
亡くなられたnaoさんも、痛みを感じて私立病院で検査されましたが、
癌が見つかるまでにかなり時間が掛かってますし、
私の腎石も国立病院のエコー検査で見落とされてます。
うちの従業員も地域の病院を受診して胃薬をずっと飲んでましたw。
私立やクリニックは儲け主義で、不要な入院はさせようとするし、
入院したらそれで放置するし・・・検査もいい加減。
高額な治療を何度も繰り返すのも怪しいです。
国立だとエコー検査1つで数週間待ちとかで、時間が掛かりますね。
妻は虫垂炎で入院後に放置され、インターンの医師へ助けられた経験もあります。
今回は妻から日本へ帰って病院へ行けと言われましたが、
まあその前に可能性があるところを潰しておこうと思って飲んだ駆虫剤が
たまたま当たりだったのです。
タイは検査機関を自由に使え、血液検査からMRIまで自費で可能です。
検査機関にも医師は居られますから、相談も可能でして、
やはり病院の医師だけへ任せっぱなしは危ないと思ってます。
医師と奥さんに情報をコントロールされて、命まで失った友人が居ます。
今回も駆虫薬で治らなければ、腹部エコーや便の潜血検査や血液のマーカーの検査へ行こうと思ってました。
ある程度自分で状態を調べて、その結果を持って病院へ行くと、その検査結果を見て診察してくれます。
服薬だけで治っているので、経済的にも助かったと記事へ書きましたが、それだけではないのですよ。
今は毎日良くなっているので、2回目の服薬待ちですが、
痛みが強くなったり、発熱したり、血便が出たりと、酷く悪化するならば急いで病院へ行くつもりです。
心配して頂き、ありがとうございます。
返信する
自然治癒力 (サコンナコン)
2019-09-22 11:04:05
医療は日本とのギャップが顕著な分野ですね。
その代わりタイは高齢化社会になりにくい。

頑健な身体ってのはタイで生き延びる必須アイテムでしょうね。

背中の脂肪腫は自然治癒できずアナマイで切開、傷口もふさがって完治しました。外科的なのはわかりやすいですが内科は難しいでしょうね。

おかしいと思ったら安心して医者にかかれる。日本は理想の国ではありますね。

いざというう場合、
日本に帰って健保で医者にかかるれる道は残しておかないとなりませんね。
返信する
Unknown (aki)
2019-09-22 11:22:23
確かにタイで信用できる医師を探すのには苦労しますね。
しかも、お金儲けが歴然としているだけに。

タイの場合、日本のような専門病院はないんでしょうか。歯医者や小児科や皮膚科や接骨院のようなものはありますが、内臓関係や泌尿器科のような専門病院は聞いた事がありません。もっとも、まだウドンターニで探してはいませんが。

ただ、やはりいざとなったときに、信頼できる病院を確保しておくことの大切さを教えていただきました。
ありがとうございます😊
返信する
コメント有難うございます (メンカーム)
2019-09-22 12:49:02
サコンナコンさん
先端医療で無ければ、日泰の技術的な差は少ないと思いますが、
医師の心掛けが違うと感じる経験は多かったです。
詐欺師の様に罠を仕掛けて鴨が来るのを待っているのでは?
と感じた医師が何人も居ますね。
余りに酷いので「このモーマー(犬の医者=ヤブ医者)」と言って怒っただけでも3人w。
日本にもそんなヤブは居るのですが、こそっとやろうとする日本と比べると
タイの場合は堂々とやってきますから要注意です。
黙って任せていると何をされるか分からない感じです。
アナマイでも酷い事例は何度も見てますから、
信用しすぎない様に気を付けてください。
いざという時にどうするか・・・考えておかなければなりませんね。

akiさん
タイでも良い医師は居られますが、日本人がその情報を入手するのは難しいですね。
ウドンタニへも専門病院はありますが、
多くは公的医療機関で働かれる医師が副業として開かれるクリニック。
開いているのは、夕方からの数時間が多いです。
どこの病院が良いかは、医療関係者の知り合いから仕入れたり、
いつも行く薬局で教えてもらったりです。
クリニックではエコーなど簡単な検査器具がありまして、
内視鏡を入れたりの検査は国立病院でとなりますが、
その度に治療費以外の数千バーツの手数料が必要となります。手術等も同様です。
手数料を払いますから、順番待ちはふっ飛ばして早く出来ますし、
こちらの希望もかなり通りますし、私立総合病院で治療するよりも、かなり安く済みますが、
真っ直ぐ国立病院へ行くより数割高くなります。
市街地にお住まいの方は、そういう方法で治療する方が多いと思います。
ウドンタニ病院は高僧のご寄付で医療機器が充実しておりますが、
他の県へお住みの方だと、とても国立病院へは行かれないと仰る方も居られます。
ウドンタニはその点は恵まれてます。
もっとお金を払えるなら私立総合病院での治療となりますが
ウドンタニの私立病院で専門分野だとウドン病院の医師が呼び出されたりもあります。
お金がある人だと最新の設備を競っているバンコクの総合病院へ行かれる方も多いです。
私が旅行者の時は、病気になっても保険が有るのでバンコクの総合病院へ行ってましたが、
診察は丁寧だし、私が全然気が付かなかった息子の仮病を見つけたりで、能力も高いと思いました。
タイで治療するのに大切なのは、医師や通訳してくれる家族へ任せない事だと思います。
安心して言いなりになっていると、お金だけでなく命に関わりますよ。
検査結果を自分で確認するのは当然ですし、
別の医療機関で再度診察するくらいは、タイの皆さんも普通にやってます。
健康で長生きしたいですね。
返信する
Unknown (グリグラ)
2019-09-22 19:38:33
いろいろな情報いつもありがとうございます。
いつどんな病気になるかわからないので、情報が多ければ多いほど安心材料になります。
主人も「タイにはいろいろな事がある」とか言って虫の薬(名前はわかりません)を1年に何回か予防に飲んでます。「へーっ」っと、思っただけでしたが やはり、何かあるのですね。
お身体 ご自愛ください。
返信する
医者は仁術~錬金術~~? (ハシビロコウ)
2019-09-22 21:04:06

メンカームさん
長い時間、自分の体で人体実験しながら、ほぼ正解と言う所に辿り着いて、おめでとうございます。次の成虫が来て、おケツが痒くなって(笑い)服用したら、退治できそうで、誠におめでとうございます。
体力や症状の感覚、近隣の人たちの病気などを観察しながら、対処して、いらっしゃるようですから、宜しいと思いますが、「ん、これは??」と思う時は、手遅れになる前に(笑い)、評判の良いお医者さんへ。
タイの医者と日本の政治家は似ているかも知れません~~♪
患者(国民)本意と、金儲けのみ(党の勢力拡大)、ちょっと見ていれば解かるはずですが、現実は関係なくファンタジーで、実務に疎い人は、そんな簡単な事が、見えないらしいですから~~♪
日本にも偶に金儲けのみの医者が居て、手術率が高く、死亡率も高い・・

日本でも多少は有るでしょうが、
熱帯には、日本人には周りで経験した事の無い様な、寄生虫や特殊な菌による病気が、蔓延していて、大変ですね。熱帯で色んな研究をしている方は、免疫機構が働く序列が変わって、日本のアレルギー的病気は発症しなくなる方も多いそうです。ついでに体も丈夫になって、少しぐらい不衛生でも、お腹を壊したり、病気にならないが、帰国すると数か月で元に戻るらしい(笑い)~~♪

返信する
コメント有難うございます (メンカーム)
2019-09-22 21:16:10
グリグラさん
日本で暮らしていた時に経験が無い症状でしたから不安でしたが、
何とか原因が判って良かったです。
ネットの情報に感謝です。
御主人は定期的に駆虫剤を飲んでおられるのですね。
男性はお酒の機会も多いでしょうし、こっちは宴会というと生肉が並んだりですから、
気を付けておられるのでしょうね。
私は屋台の食べ物とか外食全般を避けてますし、
自宅でも非加熱の食品を食べないよう気を付けていた筈だったのですが、
何故かぎょう虫感染。
従業員のおばちゃんが似た症状で、そこからかなとも思ったのですが、
食事を一緒にすることもなく、同じ敷地内でも生活エリアは自宅と作業場は離れて別。
伝染るなら一緒に働いている妻が先の筈なんですよねw。
ネットで調べると、小さな卵が風にのって鼻から入る事もあるそうですw。
これはもう運だなと思いましたよ。
グリグラさんもお気を付けになってください。
返信する
コメント有難うございます (メンカーム)
2019-09-22 23:53:42
ハシビロコウさん
激痛や血便とか発熱があれば直ぐに医者ですが、
忙しければ気にならない様な弱い痛みが、腹のあちこちうからですから、
医者へ行っても判らないだろうなと思いまして、
自分であれこれ試してみました。
政治家と悪徳医師・・・党利党略と私利私欲www。
日本の悪徳医師で、不要な手術をして殺してしまったのがありましたね。
私が日本で行ってた病院も、リニューアルしてベンツへ買い替えたと思ったら、
風邪でも毎回血液検査し始めたりwww
日本の病院は薬も種類が多すぎますね。
酷いと風邪で5種類くらい出しますよ。しかも効いたか効かないか判らない様な薬w。
患部へ細菌の二次感染を防ぐ抗生物質と鼻水止めに解熱剤があれば十分ですよね。
欧米なら栄養を摂って寝てるだけでしょう。
寄生虫とアレルギーの関係ですが、
そう言えば今年はマイサック(チーク)花粉症になりません。
年齢のせいだと思ってましたが、寄生虫が理由だっったかも?
これからしばらくと、3月頃から花粉が飛びますから、
駆虫剤の使用でアレルギー症状が再発するか興味があります。
面白い結果が出たら記事にしましょう。
返信する
この議員は・・ (ハシビロコウ)
2019-09-23 20:50:28
コメント欄に、小さな事故が発生しているようで、
そちらの記事に、コメントが、出来ません・・
誤解だったら、ご寛恕を~~♪
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