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久しぶりにバンコク方面へ【その2】

2022年09月24日 12時23分00秒 | タイでの生活

久しぶりにバンコク方面へ【その1】 - Menkarm World

バンコク方面は2019年3月にココナツ殻切断機の修理へ行って以来近寄ってなく、最近は妻の農園の商品もワンパターン化してきたので、久...

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…のつづき。

パトムタニの所有地を出発したのが10時過ぎで、2時間ほどずっと南下して切花蘭園の多いエリアへ。
最初に訪問したのは観葉植物の農園。

欲しかったのはモンステラで、最初はバンコクの別の業者へ頼んでいたのだが、直接農園へ行けば半額以下と判ったのが今回のバンコク行きの直接の原因。
妻が買い付けしている間に私は趣味の珍品探し。モンステラの斑入り(突然変異で葉に白い模様が入る)が1つ欲しかったのだが、見当たらないので妻へ頼んでオーナーへ聴いて貰うと「種から苗を作るのだけど、時々斑入りが出るから自宅併設の農園へ置いてある」と言われる。

積み込みが終わって別の場所へある御自宅後ろの農園へ伺うと大きさの揃った斑入りモンステラが数十株置いてある。
大きさが揃っているのは、やはり種ではなく組織培養された苗から育てた物。
パトムタニの農園が組織培養した苗を販売されているが、1株700バーツ(3千円弱)で30株からの販売。欲しくてもウドンタニ周辺でそれだけ売るのは難しいので買わなかった。
小売の相場は仕入れの倍掛けなので、1500バーツくらいかなと予想すると、やはり的中。w

私のお楽しみを1つ購入。
ネットを検索すると800バーツ前後で売っているが、酷いのになると白い絵の具で塗っているのもあるそうで、多くの中から好きなのを選んで買えるなら倍出して買う価値はあるかな?w
14時半頃に最初の農園での買い付けが済んで、次の農園へ行きたいと妻は言うが、グーグルマップへ尋ねると到着予定は16時頃。
近くの別の蘭園へ行く事にした。

妻の農園は以前蘭の栽培を中心にしており、その時にいろいろ教えて頂いたのがこちらの蘭園。蘭の栽培では妻の師匠の農園だ。
オーナーは国立病院の医師で、以前はカトレアの育種に力を入れておられた。
相場より数割安く売られる事もあり、蘭の販売が中心だった十年ほど前までは年に数回仕入れていた。
農園の運営を任されているミャンマー人のおじさんは私達の事を忘れてしまっていたが、従業員のおばちゃんには覚えている人も居て、「今日は子供が来てないのね」なんて言われた。
妻は他所より3割安いのを更に1バーツ値引きさせようと頑張っていたが、1株1バーツ安くさせると、千株で千バーツであり、力が入る。
妻がオーナーへ電話で直接価格交渉すると言い始めて、ミャンマー人のおじちゃんが折れた。w
「こんなに値引きさせられるなら、俺がおじちゃんでも『お前なんか忘れた』って言うわ」と妻をからかうが、全く気にならないらしい。(困ったw)
白花で花弁の縁が赤いミニデンファレが可愛いと思ったが、ベトナムからのバイヤーが全部買ったあと。
帰り際にそのバイヤーが来られると、早速名刺を渡して自分の農園のシダの営業を妻が始める。w
ベトナムのタイ族なのか、妻の実家があるナコンパノムの言葉で話せば8割方通じるらしい。妻の父親もベトナム系と聞いている。
17時には積み込みが終わり、今までなら広い幹線道路経由でナコンパトムの定宿へ向かっていたが、夕方は幹線道路への出口で渋滞するので今回はグーグルマップのナビのお世話になって初めて通る近道で向った。
15年前に仕入先の農園を探し歩いた頃は、詳細な道路地図も無ければスマホも持ってなく、自宅のパソコンでグーグルアースを見ながら手書きの地図を作って訪問していたが、便利になったものだ。

いつもの安宿に着いたのは18時前。一泊450バーツ。コロナ騒動の間にリニューアルしてあり、内装は塗り直し、開閉が難しかった窓はアルミサッシになっており、冷水だったシャワーへ電気温水器がついて、エアコンも新しくなっていた。
コロナで減った宿泊客が回復してないそうで、ホテル一階の食堂のミャンマー人お姉さん達が居なくなり、フロントで食事を注文すると駐車場へ居た警備員がテーブルへ運んで来たのには驚いた。w

そう言えば、この日に行った2つの農園も4月頃から全く売れなくなり、仕事を覚えているミャンマー人を解雇すれば農園の維持が難しくなるし、雇用したままでは経営が成り立たないしで、どちらも苦労されていた。ぼちぼち売れ始めたのは9月になってからだそうで、妻の農園も全く同じ状況なので、苦しいのは俺達だけじゃないなと妻と話した。
《つづく》

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