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タイで子供を普通に教育するといくら掛かる?

2013年02月11日 06時00分00秒 | タイで子育て
タイで生活すると生活に最低限必要な食費等は、やろうと思えばおもいっきり安く済ませられる。我家で金食い虫なのは自家用車の維持と子供の教育費。先日は車の維持費について紹介したので、今日は子供の教育費について書こう。
公立中学校へ通う長男の学費や教科書は無料。制服の購入費まで補助がある。学校関係で払うのは、団体加入の傷害保険とノート等の文房具くらい。但し、授業は結構御気楽らしいのだが、テストは厳しい。難関なのは英語・理科・数学だそうで、息子はこの3科目の塾に通っている。進学校なので複数の塾に通う生徒が大部分だ。
私立小学校へ通う娘の学費は給食費込みで年間2万バーツ弱(6万円くらい)。安い理由はそれなりの学校と言うこともあるが、7割くらいの政府補助が学校へ入っているかららしい。ウドンタニの私立校は給食費で違いはあるが授業料に大きな違いは無い。私が住む集落では1ヶ月600バーツでスクールバスがある学校が人気だが、中学受験で進学校に合格した話は聞かない。
主夫な私がやっている家計簿を見ると、去年1年の教育費は約8万バーツ(約24万円)だった。英語の塾は12月からなので今年は1万5千バーツ高くなる予定。それと息子が私立中学へ通っていれば、これにあと3~4万バーツくらい加わるだろう。もちろん2人とも地元の公立学校へ通わせて、塾も行かせないという選択も可能だが、正確に字も書けない、ろくに計算も出来なくなるのは間違い無い。私が住む集落の子供の半分以上はムアン(県の中心街)の学校へ通うのだ。地元の小学校へ通うのは収入が少ない家庭の子供だけとなる。
我家の場合はこれに通学に使う車のガソリン代が約7万バーツ(約21万円)が加わる。通学は送迎業者へ頼むと1ヶ月1500バーツくらいだが、これはワンボックスカーへ子供を20人以上乗せて各家庭を送迎するので片道2時間近く掛かり、子供が疲れてしまう。朝6時過ぎに家を出て、夕方7時前に帰ってきたのでは、宿題も出来ないだろう。ソンテオ(乗り合いバス)なら片道1時間弱で、料金も我家から往復40バーツ=1ヶ月1200バーツだが、これも通勤通学時間帯は鈴なりにぶら下がっての乗車。危なくて乗せられない。そう思うと1年7万バーツ掛かっても、自家用車で連れて行くことになる。娘の学校では親が送迎する児童が大部分だ。朝夕の通学時間帯に大きな私立学校付近は、送迎の車で渋滞する。
我家の教育費は通学費用も含めると、年間15万バーツ(約45万円)となる。郊外に住むタイ人の中流家庭でも大体同じくらいだろう。どの家庭も子供の教育に必死なのが実情だ。

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