国道沿いの小さな果物屋台のおばあちゃんが１億５千万バーツを手にする

景気が良いと困る業種にも書いたが、好景気による土地価格の上昇により、園芸店の受難は続いている。土地を自己所有する園芸店は極一部で、大部分は賃貸なのだが、良くて賃貸料の大幅ＵＰ、多くは明け渡しを求められている。コンケンやコラートには園芸市場が複数あり、園芸店が集まっているのだが、ウドンタニには空軍前やランシナ市場に数店舗あっても、１０軒以上が軒を並べるような園芸市場は無い。園芸店にはラオスからのお客さんが多いので、店を開くならウドン～ノンカイ間が良いと言う園芸店主が多いのだが、ウドンからノンカイ方面へ十数キロ先の織物の町ナーカーまでに、まとまったサイズの空き地は少ないのだ。
うちのお客さんの園芸店の敷地内で小さなジュースや果物の屋台を出しているおばあちゃんが居る。実はその園芸店の敷地を所有する地主さんなのだが、そのおばあちゃんが所有する別の園芸店がある土地が売れたそうだ。価格は何と１億５千万バーツ（約４億８千万円）。タイは物価が安いので、日本だと１５億円分くらいの買い物が出来るのだ。（そこそこの建売住宅５０軒分）ジュース屋台と同じ敷地の園芸店主の顔を見ながら。ここも売ると同じくらいの価格だろうねとおばあちゃん。もうお金は使い切れないくらいあるのだから、ここは売らなくても良いでしょと園芸店主。追い出されなくても、賃料ＵＰは言われそうで、もう顔が引きつっていたそうだ。

貴方のクリックとコメントが、このブログのパワーの源です。
下の２つのバナーへ励ましのクリックをお願いします。

海外生活ブログ タイ情報 人気ランキングはこちら
リアルタイムに更新される新着記事一覧（右下）からタイの今が見える。お薦め。

タイの人気ブログが大集合！！
登録数 アクセス数 最大級のブログランキング
ブログの世界が広がります。