わ! かった陶芸 (明窓窯)

 作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 
 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。

失敗と対策 1

2008-07-13 23:21:52 | 失敗と対策
 陶芸に限らず、何にでも失敗は付き物です。

失敗は悪い事ばかりでは有りません。 失敗からは、色々な事が学べます。

 同時に、他人に聞いた解決方法より、自分で見つけた解決方法が、真に自分の

 身に付く、知識となります。

しかし、自分で解決策を見つけるとなると、手間も時間も掛かりますが。

 これから述べることも、あくまでも参考にして頂ければと、思います。

 (前回まで、述べて来た事の繰り返しも、多いかも知れません。適当に拾い読み

  して頂ければ、幸いです。)


電動ろくろの失敗と対策に付いて述べます。

(度々述べている事ですが、ろくろ作業に標準的な方法は有りません。

  書籍などを読むと、同じ事柄でも、実に色々違った方法が書かれています。

  ここで述べる事も、一方法です。貴方の解決に成らないかも知れません。)

 
 1) 土殺しが上手くいかない。

   イ) 粘土をろくろの中心に据えられない。

    ・ 「棒引き」と言って、一塊の土から複数個の作品を作る場合には、

     必ずしも、ろくろの中心に据える必要は有りません。

     (土殺しで、作品一個分の土が中心に有れば良いからです)

    ・ 一個作りの方法では、ろくろの中心に据える必要が有ります。

     ろくろ面には、同心円状に複数の円が、彫刻されています。

     土の外側が、円周に合う様に、手で土の裾野を叩きながら据えます。

    ・ 初心者には、土の量が1kg程度が適量です。

    ・ 最初の内は、「竹ベラ」などで出っ張った部分を、削り取るが速い

     かも知れません。

   ロ) 土を上に延ばしたりすると、土が歪む。 (延べ上げ言う)

    ・ 土を十分に濡らし、手が滑る様にする。水切れに注意。

      (手に濡れた布を巻きつけて、土殺しをすれば、水切れは防げる)

    ・ ろくろの回転は若干速くする。(作品を作る鴇より、速めにする。)
     
    ・ 両手の肘を体に付け、手が回転に負けない様に、固定する。

    ・ 延べ上げの際、土の中央が凹むのは、締め上げる力が弱く、土の

      中心まで力が伝わらない為です。

    ・ 土の裾野は肉厚(太い)で、上の部分は細くなっています。

      それ故、裾野では力は強く、上に行くほど弱くします。

    ・ 土から手が離れる時は、ゆっくり一呼吸置いてから、離して下さい。

  ハ) 土を潰すと、土の外周が、凸凹する。(延べ下げと言う)

    ・ 土の真上から、力任せに潰すので無く、右手親指の付け根で、左前方

     に土を倒す様にすると、少ない力で、土が回り込む様にして下がります

    ・ 左手は、外側径をしっかり押さえ込みます。

  土の延べ上げ、延べ下げの回数は、3~5回程度で終わらせます。

   土殺しの確認

    ・ 左手の掌で、土の上部を抱え込み、左手が静止していれば終わりです

     (手が振れている時は、土殺しは不完全です。土殺しを続けます。)

 

     
     

     

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