コーヒー

先ほど、コーヒーを淹れました。

思えば、コーヒーを飲むようになったのは、
社会人になってからのこと。
当時、我が家には、インスタントコーヒーすらなくて、
数人の友人達と行った、地元の喫茶店で飲んだのが、最初でした。
まだ、お砂糖とミルク(フレッシュ)を入れて飲んでいました。

その後、大阪の会社で働き始めてからは、行きつけの喫茶店ができました。
メニューと言えば、トーストの他は、何種類かのコーヒーだけという、
丸いカウンターに、定員８人というお店で、
田舎から都会に出たばかりの私にとっては、
気負うことなく、気兼ねすることもなく入れるお店でした。

そのお店で、勧められるままに、ブルーマウンテンを飲んだのですが、
柔らかな味と香りが気に入ったこともあって、
しばらくは、どこに行っても、ブルーマウンテンを飲んでいました。
その頃は、角砂糖１個とフレッシュでしたが、やがて、お砂糖なしになりました。

その後、一人暮らしを始めて、インスタントコーヒーを買って飲み、
職場でも飲み、外では喫茶店で飲み…、
多い時で、一日に６～７日杯は飲んでいたのですから、
コーヒー好きと言われるほどでした。

結婚してからも、コーヒーを飲み続けていた私が、
そのコーヒーをあまり飲まなくなったのは、いつの頃からでしょう。
今でも、コーヒーを淹れて飲みますが、
カップの底から１ｃｍほどコーヒーを入れ、
カップいっぱいになるまで、お湯またはお水で薄めています。

そこまでして、コーヒーを飲みたいの？と思ってしまいますが、
今では、お水やお湯だけは、ちょっと寂しい感じ…ということで、
コーヒーを入れているような気がします。
言ってみれば、コーヒー色をしたお水と言えるかもしれませんね。

ただ、山梨の我が家のお水は、私にとっては美味しく思えますので、
山梨では、コーヒーなしのお水を飲むことが多くなっています。
やがて、山梨でコーヒーを淹れることはなくなるかもしれないかな～。


　畑一面に、お蕎麦の花が咲いていました。
　お蕎麦の花言葉は『懐かしい思い出』だそうです。