４０００本、おめでとう

ヤンキーズのイチロー君が、日米通算４０００本安打を達成しました。
すばらしいことですね。

今朝、ちょうど、朝ご飯を食べている時でした。
ヤンキースタジアムで行われた、トロント・ブルージェイズ戦。
今日は、イチロー君を慕ってメジャーリーグに入った川崎選手がショートを守っていました。
２番ライトのイチロー君は、その第一打席の３球目を、レフトへの内野安打で、
４０００本を達成したのです。

その時、チームメイトがベンチから出てきて、イチロー君を祝福しました。
もちろん、その時、試合は中断されたのです。

試合後のインタビューで、イチロー君は、「自分だけの為に時間を作ってもらえた行為に、
ただただ感激し、半泣きになりました。」と語っていました。
また、「チームメイトやファンの人たちが祝福してくれることは想像していなかったので、
自分の心に深く刻まれました。」と。
更に、「記録が特別な瞬間を作るのではなくて、自分以外の人たちが特別な瞬間を作ってくれる
ものだというふうに強く思いました。」とも語っていたようです。

イチロー君らしい受け取り方、考え方だと思いましたが、とても感動しました。

多くの人たちから寄せられた祝福の言葉には、イチロー君のたゆまぬ努力を賞賛しているものが
多いのも印象的でした。
なんでも、練習時間の３時間前から身体作りをしているということですから、
今日の記録は、そんなことがあっての４０００本だったことを知らされました。

イチロー君が、自分が誇れることがあるとしたら…と話したことは、
「４０００本のヒットを打つには、(３割バッターの自分ならば）８０００回以上の悔しい思いを
してきているんですよね。自分なりに、それと常に向き合ってきたことの事実はあるので、
誇れるとしたらそこじゃないかと思いますね。」と言うことでした。

とても、いいお話でした。


　この時期に咲く、ノウゼンカズラです。
　花言葉は、『栄光』『名誉』