懐かしさを一緒に…

今日の昼食は、珍しいものを食べました。
これを、珍しいを言ってよいのかどうか…。

それは、『お好み焼き』です。

昨年から、その場所に『お好み焼き』のお店があるのは知っていたのですが、
行ってみようと思わなかったのはなぜだったのでしょう。

主人と結婚し、両親のお墓参りに帰省した時、福山市にあるお好み焼きのお店に
入ったことがありますので、２０年ぶりくらいかと思います。
お好み焼きで知られている広島県出身の私ですが、大好物と言うわけでもなく、
食べたいと気持ちになることもなかったからかもしれません。

そんな私ですが、２～３年ほど前、コンビニの『キャベツ焼き』というのを食べて、
懐かしいようなおいしさを経験しました。
それ以来、居酒屋さんに行く機会があると、その類のものを食べたいと思うようになりました。

今日のお店は、関西風のお好み焼きでした。
関西には長く住んでいた私達ですので、お店の人が、関西のイントネーションで話されるのを
懐かしく思いました。
私が注文したのは、豚玉モダンです。
豚肉と卵のお好み焼きに、焼きそばが入っています。
ちょっと多いかしらと思っていたのですが、主人に少し食べてもらったくらいで、
後は全部、私が食べてしまいました。
どこか懐かしくて、とってもおいしかったです。

主人は、ミックス焼きそばを注文しました。
キャベツや玉ねぎなどのお野菜に、イカ、エビ、豚肉が入っていて、
焼きそばの上には、目玉焼きが載っていました。
主人が大学生の頃、免許を取るために通った自動車学校の近くの喫茶店で、
同じように、目玉焼きの載った焼きそばを食べたことがあるらしいのです。
その当時のそれを、とてもおいしいと思ったと話してくれました。
主人も、その頃の懐かしさを一緒に味わって食べたことでしょう。

テーブルには鉄板がありましたが、お店の人が焼いたものを持ってきてくださるので、
その鉄板の上で、アツアツを食べることができたことも、よかったと思います。

この暑い時期に、熱いお好み焼き…。
でも、とってもおいかったです。
ごちそうさまでした。


　野に咲く花は、美しいですね。