ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

米国"一足お先に独立記念日花火"事情

2011年07月01日 | 米国○○事情
この家に引っ越すまでの9年間、暮らしていた町の中心に、でぇ~っかい公園がある。
その公園までは、歩いてでも行ける距離だったのに、なぜかあんまり行くことが無かった。
たま~に散歩の延長で端っこを歩いてみたり、息子が陸上の長距離をしていた時はよく、自主練習で走りに行っていたぐらいだった。

毎年夏になると、メトロポリタン劇場がごっそり移動して、無料のサマーオペラをしたり、いろんな催しが目白押しになる。
聴衆は皆、思い思いの椅子と食べ物(大抵はチーズとワイン)持参で、芝生の上で大いにくつろぎながら楽しむ。
この独立記念日花火は、その幕開けの印。
同じ町に居た頃は、なぜかいつも、その金曜日はとても疲れているか、仕事がギリギリまであるか、うっかり忘れているかで、
台所でなにかしていると、いきなりドカンドカン!という、地鳴りのような音が聞こえてきて、ああしまった!また忘れた!と思うことが多かった。

今年は、公園のある町の隣町に越してきて二回目の夏。
去年は引っ越した直後だったので、それこそ花火どころの気分ではなかった。
旦那が「どうする花火?」と聞いてきた時、もう今年はどんなことがあっても行く!と決めた。

車を公園の近くの道に停め、歩いて向かっていると、花火前の演奏会のためにやってきた軍のブラスバンドの演奏が聞こえてきた。
さすがにうまい。旦那の大好きな曲が始まり、自然に歩調が速くなる。

きれいな濃い青空。花火にはもうちょい明る過ぎ?


公園が広いので、人が多くても全然大丈夫。好きな所に座れた。
お、始まった!


日本の花火に比べると、かな~りシケたレベルではあるけれど、それでもこの十年で随分進化した。
毎年「うんうん、まだまだやけど、去年よりは良うなったよな……」と、花火評論家のわたしはえらそうに褒める。

では、バカチョンカメラで撮った素人花火写真をお楽しみください!












写真はまあ、こんなんだけど、実際はもうそりゃ迫力があって(上げている所がめちゃ近かった)、音だけじゃなくて、本物の火の粉がパラパラ~ッと……。
こちらの花火は大抵、約30分ほどで終わる。わたし的には物足りない。
けれどもその30分間はもう、どぉ~だぁ~、マイッタかぁ~とばかりに、ボコボコひゅるひゅるドカンドカンと上げまくる。
わたしは口をポカンとあけて、ずっとずっと空を見上げる。
カメラのシャッターはだから、狙ったのではなくて、ただ気が向いたら押しているだけ。
おそまつでございました!

馬油ラブ!

2011年07月01日 | ひとりごと
あと数日で、愛用している『馬油』がなくなってしまう!
こりゃえらいこっちゃ!

はじめは、こんな獣くっさいのん、使えるかいな!と、手にさえもつけなかった馬油。
それがもう今じゃ、顔にまで塗ってる。
アメリカ流にハグの挨拶した時に、フフンと獣臭を漂わせてしまうもんやから、
もしかしてアメリカの人は、日本人の女はみんなこんな臭いするんか?と誤解を生んでるかもしれん……。

今切れかかってるのは、去年の日本旅行の際に、とあるスーパーでふと見つけて買うたもの。
大事に大事に、ちびりちびりと、伸びがいいのをいいことに、長持ちさせてもろた。
普段は馬油を塗って、それから市販の化粧水をつけておしまい!
その化粧水もとうとうなくなりそうやから、今度はなくなってしもても平気なように、日本酒で作ろと企んでいるところ。
母はずっとこの、手作りのお酢と日本酒の化粧水を使ていて、今年77才になろうというのに、妖怪並みのツルッツル。

さて、夏でも二日に一度ぐらいしかシャンプーせえへんわたし。
使てるシャンプーも、市販の安もんの大型容器のん。
旦那いわく、血が健康やかららしいけど、染めなあかんほどの白髪も今のところ無いので、この20年間、なんもせんとカットだけ。
なので、二日目になるとマー油が出てくる。
旦那は決まって、わたしの頭のてっぺんにほっぺたをスリスリして、「潤うた~!」言うて喜んでる。
これをラブラブなんて言うことなかれ!
そうされるのがめっちゃイヤやってわかっててしてるんやから。

いっぺんチャイナタウンやったらあるやろ思て、探しに行ったことがある。
どこに行っても、めちゃありそうな薬局行っても、やけくそで美容院で聞いても見つけられへんかった。
なんでやろ?売れ過ぎてんのかな?と思いながら、店の人に聞くと、
「馬油なんてもんは人間が使うもんちゃう!そんなもん置いてるかいな!」と叱られてしもた……。
なるほど。一番使てそうやと思い込んでた中国人さんが……。知らんことはいっぱいある。

こうなったらもう、日本で買うて送ってもらうしかないやん。
散々探して、とりあえず簡単なとこで、楽◯の海外配送コーナーで注文して送ってもらおか、
それとも、こないだミツワの店の中で見つけた健康食品店で売ってた、日本の4倍もする値段(ぼったくり過ぎ!)のん買おか、
う~んう~ん……めっちゃ悩み中……

生命保険の見直しにご用心!

2011年07月01日 | 日本とわたし
福島の子供たちの内部被曝が確実となりました。
驚くのは、子供たちの尿検査をしたのが文科省でも厚労省でもなく、「アクロ研究所」というフランスの民間機関だったことです。
あまりにも無策な、あるいは故意に無策のままでいる政府の主導ではなかったことが、日本人として恥ずかしく情けないです。

さて今日は、アッテンボローの雑記帳というブログを書いておられる、元郵便局員さんからのメッセージを載せます。

長くなります。
保険の話なので、内容も少し複雑です。
でも、このことを知っているのと知らないでいるのとでは、将来、なにかが起こった時にかなり差が出てくると思います。
なので、頑張って読んでください!


生保各社が放射線被害を補償対象外にするんパンフレットを発行し始めたという。
既に幾つかの会社が放射線被害を補償対象外・免責条項に盛り込みつつある模様だ。

ここで気をつけて欲しいのは、パンフレットに記載される以前の加入契約については、対象外にならないと言うことだ。
今後新規加入する生命保険にのみ適用される。
今現在の保険については、可能な限り継続を進めたい。


ここで注意が必要なのは、例えば日生などのCMで「保険の見直し活動で訪問しています」と言うことである。
家庭の状況(家族が増えたとか収入が増減したとか転職したとか)について、現状に合わせた見直しを提案してくる。

生保各社は、契約者や被保身者の生活安定よりも、自社の経営安定を優先する。
かなり以前に、保険の見直しに際して、土台からそっくり入り直す「基本転換」、特約部分だけを見直す「特約転換」があることを書いたのであるが、
90年代にバブル経済が崩壊して以降、生命保険各社は逆ざやに苦しむことになり、
日産生命の破綻に続き、千代田生命(現AIGスター生命)、協栄生命(現ジブラルタル生命)が破綻した。
これらは、顧客と契約した予定利率が高かったことに対して、運用益・利差益が少なかった為に、経営状況が悪化したことに原因がある。
同時に、生命保険業界で「ピラニア生命」の異名を取る日本生命が、
「○○保険は潰れるからウチの会社に乗り換えたら」というセールストークを使って、破綻を隠させた事実がある。
20世紀に入っては、「朝日生命が危ない」と風評を流し、行政処分を喰らったのも日生である。

破綻を免れた生保各社は、一体どの様な手口で切り抜けたのか。
カタカナ生保と呼ばれる、外資系及びソニー生命やオリックスの場合は、元々が高利回りの契約が少なかった。
これは、ひらがな生保と呼ばれる、損保系生保でも同様である。
日生・住友・三井・明治安田などの漢字生保の殆どは、「三大疾病特約」を発売し、これを武器に「保険の見直し」「下取り」、保険用語で言う転換契約を進めた。

問題なのは、「転換契約」には基本保障から見直す「基本転換」と、特約部分のみを見直す「特約転換」とがあるのだが、
「特約転換」の場合は、基本倹約である養老保険や終身保険は高利回りのままであり、大体5%前後で推移していた。
そこで基本契約を1%程度に引き下げる「基本転換」が奨励された。
月々の保険料は高くなり、保障内容は低下した。
「日経マネー」「マネージャパン」など、金融機関の広告が多く掲載されている雑誌でもこれを奨励した。
逆に「週刊東洋経済」「エコノミスト」「週刊ダイヤモンド」など、広告の少ない雑誌は問題提起を続けてきた。
或いは、サラリーマン向けの週刊誌でも取り上げられたが、前者を読むのは殆どが、家計を預かる主婦であり、女性特有の病気の保障が手厚くなる、と言うことで、「基本転換」が一気に蔓延した。

また、昨今問題となっているガン保険に関しても、皮膚ガンは保障対象外であるし、良性腫瘍の場合はやはり対象外。
そして、再発した場合には、一度生前給付金を受け取っているから、と言うことで支払い対象外である。

今後は、放射線被害を対象外としたり、加入時の告知事項に過去の居住地などを盛り込む、契約への切り替えが急増することが予想される。

注意して欲しいのは、既存の契約に関しては、放射線被害が補償されると言うことだ。安易に「保険の見直ししませんか」という、保険営業マン・ウーマンの口車に乗らないようにすることだ。
最低限、現在加入している保険証券のコピーを作り、従来の保障内容と新契約の保障内容との違いについて納得するまで説明を受けて欲しい
一応生命保険業法では、両者の比較を義務づけているのであるが、実際には、ノルマ達成の為に、新商品のメリットばかりが強調されている。

それともう一つ、「必要補償額」という言葉に騙されないで欲しい。
家計を支える人が死亡した場合に、遺族が生活していく為に必要な金額を言うのであるが、
先ず第一の問題は、厚生年金・共済年金の遺族年金についての説明をしない・出来ない営業が殆どである、と言うことだ。
「必要保障額」の大部分は、公的年金制度によって保障されている
ところが、それを無視して民間生保で準備しなければならない、というセールストークを行うのが常套手段である。

更に言えば、必要保障額は、末子が妊娠中が最大になるのだが、成長と共に減少していく。
我が家の例で言えば、ピークは1999年に第三子が母胎中にいたときである。
しかし今現在、長女は高校を卒業し、次女は公立高校に進学して、息子は小学5年生である。
息子が成人するまでの期間を見れば、母胎の中にいたときは20年間分の生活費だったが、11歳の現在では、9年分の生活費が確保できれば十分である。

「お子さんも高校生だし、補償金額増やしませんか」などと言うセールスは絶対信用してはならない



なんにせよ、こういう類いの契約時には、ローガンの者にはかなり辛い文字の大きさと量の書類を、タラタラと根気良く、ヤケにならないように注意しながら読まなければならないのですが、
その時に、この上記のことを念頭に、今まで以上に注意深く読んでください。

今、被曝させられてしまった人達を、国や企業や自治体が、積極的にケアしようとしてくれるなんて、わたしにはもう全く考えられません。
初っぱなから、どうにかして責任を逃れ、賠償額をできるだけ抑えることに躍起になって、しなければならないことをせぬまま、すっとぼけています。
癌やぶらぶら病、心臓病に白血病、無力感に苛まれ、これは絶対に被曝に違いないと思っても、
医者にも、東電にも、国にも、「因果関係が不明」と言われ、しょうがないから自分の生命保険で、治療費や、いざというときの家族の生活費を得ようかと思ったら、
「被曝による健康被害は対象外」と突っぱねられる、というのはもう、悪い冗談なんかではないのです。

日本はそういう仕組みの国でした。
小さな美しい島国ではあるけれど、金儲けに走る一部の人間達によって、歪んだ常識と問題のすり替えが横行し、
それに対して必死で、己の人生を犠牲にしてでも抵抗しようとする人達を、蔑んだり、他人事のように眺めるだけだったり、
良く無いとは思うけれど、だけど自分に何ができる?自分のことだけで精一杯なのに、とさっさと諦めている、大勢の人間達が暮らしてきました。

けれども、だからといって、今の状況を仕方が無いなんて言葉で片付けていい、とは思っていません。
わたし達は気持ちをしっかりもって、国でもなく、県でもなく、まずは家一軒一軒の中から、強く立ち上がらなければなりません。
もう待っていても仕方がない。大きなものはあまりにも愚鈍で狡猾で、待つ価値もありません。
一軒一軒が連なる通り、そして町に、市に、そうやってひとりひとりがまず強くなり、大きなものなど当てにせずとも生きていける!と、証明してみせるしかありません。
けれども、そのひとりひとりの中には、心身のどちらかが弱っている人もいます。
どうか、自分のことだけで精一杯の大変な状況ですが、困っている人、弱っている人がそばでいたら、手を差し伸べてあげてください。 

全福島県内全学童学生のみんな、全県一斉学校一日ボイコットして東京にGO!!

2011年07月01日 | 日本とわたし
2011/6/30 <共同プレスリリース>「福島市の子供たち10人中10人の尿からセシウム検出」

子供たちの内部被ばく検査の強化を、国や県に要請

・子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
・福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
・国際環境NGO FoE Japan
・グリーン・アクション
・美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
・国際環境NGOグリーンピース・ジャパン

上記6団体は本日6月30日、参議院議員会館(東京都千代田区)で「福島の子どもたちの尿検査結果について」会見し、
検査の結果、福島市に在住の子供たちの尿からセシウムが検出されたことを発表しました。


検査対象者は6歳から16歳の男子6名、女子4名の合計10名で、すべての対象者が、東京電力福島第一原子力発電所の事故当時、福島市内に在住。
3月23日に山形県へ避難した1名を除き、採尿時まで福島市内に在住しています。

5月20日から22日の間に350から500ミリリットルを採尿し、フランス原子力安全機関(ASN)認定を受けているアクロ研究所(フランス)で高純度ゲルマニウム半導体によるガンマ・スペクトロ・メトリでガンマ線分析をしました。

その結果、10人中10人の尿からセシウム134(半減期2年)、セシウム137(半減期30年)が検出されました。
このことは、福島市周辺の子どもたちにきわめて高い確度で内部被ばくの可能性があることを示しています。
しかし今回の検査結果から、内部被ばく量を推定することは難しいことから、
6団体は、尿検査、ホールボディカウンター等を用いた内部被ばく検査を、国や県の責任で行うことを要望しました。

「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」代表の中手聖一さんは会見で、
「東電の原発事故で、福島の空気、水、土が汚染されたことはわかっていた。
今回、人間が、子どもたちが汚染されていたことがわかり、覚悟はしていたもののショックだ。
今回の検査結果を今後の子ども被ばく低減化に生かしていきたい。
国による内部被ばく検査も始まるが、検査の目的は被曝低減化でなければならない」と訴えました。

また、ベラルーシの子どもたちのホールボディカウンター検査なども関わってきたアクロ研究所理事長のデービット・ボアイエ氏は、
尿の検査だけでは被ばく量を推定することはできない。ホールボディカウンターによる包括的な組織的な検査が必要だ。
そのとき、食生活や行動の習慣を聞き取ることで被ばくの低減に役立てることができる
」と述べました。

「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」では、アクロ研究所の協力により、1か月後に再度尿検査を行い、
その後の状況を経過観察し、内部被ばく軽減化に役立てるとしています。
そして6団体では、日本政府と福島県に対し、福島県内の希望者全てに対して尿検査およびホールボディ検査を行うことと、その結果の本人・保護者への提示を求めています。

国際環境NGOグリーンピース はさらに、この結果をふまえて、政府に以下の質問をし、回答を明日までにするよう要請しました。

1.内部被ばくの早期調査のためのロードマップを作成すること
2.尿の分析を海外に依頼すること
3.福島県民の尿検査、WBC検査を全員を対象に早期に実施すること
4.その検査は妊婦・子どもを優先して行うこと。
5.渡利地区を避難区域に設定すること
6. 渡利地区など福島市が計測している高い空間線量のポイントについては、国の測定ポイントにも入れて、積算量を評価し、公表すること
7.特定避難勧奨地点について、3.8マイクロシーベルト、20ミリシーベルトを下回った場合でも指定するというが、具体的にはどのように指定するのか。
8.3.8マイクロシーベルト/時(20ミリシーベルト/年)は、土壌汚染(セシウム137および134およびその合計)に換算すると何ベクレル/平方メートルか
9.文科省とDoEの航空機による測定値データ(元データ)を公開すること。
10.20ミリシーベルト基準について、安全委員会は内部被曝も含まれると回答した。対策本部は、外部被ばくだけであると回答した。それぞれについて、詳しい見解を出すこと。
11.妊婦および子どもに20ミリを適用して大丈夫であるという根拠を示すこと
12.ICRPの「年間積算線量20ミリ」の基準には、呼気および食品摂取による内部被ばくが含まれているという理解でよいか。
13.内部被ばくについて子どもに固有の計算方式で計算した詳細な結果をだすこと。
14.原子力対策本部が実施したという、3.11以降の被ばくの積算評価結果とその詳細な手法(計算式)を示すこと。
15.子どもの被ばくのトータルな管理はどこが責任を持つのか。
16.給食の放射能量を調査し、公表すること。
17.給食による内部被ばくを文科省の「1ミリシーベルト」目標に含めること。
18.子どもの疎開について、具体的に検討すること。
19.予防原則にたって子どもたちの被ばくを低減するための「夏休みの前倒し」を行う必要がないとする根拠を示すこと。
20.「1ミリシーベルト」以上になった場合の対策は何か。
21.20ミリシーベルト以下であっても、自主避難を認め、支援を行う区域を設定すること
22.自主避難に対しては、補償措置および行政サポートを提供することを明言すること




6才から16才、男の子が6人と女の子が4人。
このニュースを読みながら、しばらく歯を食いしばってたけど、最後に涙がこぼれてしもた。
なんちゅう酷い現実……。
子供らよ、学校なんかもうええやん。
数日、数週間休んだかて、そんなん後から見たらちっちゃいことや。
なあ、おとうさんやおかあさんにもちょっと陰で協力してもろて、『汚染させやがってこのやろ~デモ』しに行き!
そん時は全員で行くんやで!
ひとりも抜けたらあかんで!
福島県全部の学校の、小学校一年生から高校三年生まで、全員おんなじ日に休んで、おんなじとこに向かうねん。
文科省でもええ、東電でもええ、官邸でもええ、なんやったらお堀でもええ、とにかくめちゃくちゃな数の子供達が列作って歩くねん。
警察のおっちゃんらもきっと、あんたらに向かって「許可証は?」とか言うてけえへんわ。
そやかて、めちゃくちゃな数の子供やねんもん。
ちっちゃい子はおにいちゃんやおねえちゃんに助けてもらい。
もうええやんか。
あんたらの身体には、ものすごく恐いセシウムっていう放射能物質が入り込んでしもてんねん。
もちろん治療は受けられる。
それで放射能も減るかもしれん。
けど、そんなに簡単なことやないねん。
インフルエンザとかとは全然ちゃうねん。
いろいろと恐ろしい病気にならんやろかって、心配ばっかりして生きていかなあかんかもしれんねん。
そんな人生に誰がした?
あんたらがなにした?

おばちゃんらが、知ってるような知らんような、ボケた生き方してたから、世の中がいつの間にか狂てしもててん。
そやから、それが申し訳のうて、なんとかわたしらの手で思て、いろいろとやってるんやけどな、
それがもう、相手は妖怪みたいなやつばっかで、しかも汚い手やったら一億ほど知ってる。
あかんねん。まるで知らんぷりしやがるねん。

けど、めちゃくちゃな数の子供達が、一斉に学校ボイコットしてデモしてみ。
一日ボイコットして、官邸でも文科省でも東電前でも、そこにただ集まって立つだけでええねん。
めちゃくちゃな数の子供達が一同に集まる様を、YouTubeとかで世界中に拡散して、日本の政府や企業の酷い現状を知ってもらお!

夏休みに入ってしまう前に、福島全県全学童学生による学校ボイコットデモ、かましたれ!