ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

愛ちゃん、おかえりなさい

2011年04月28日 | 日本とわたし
娘よ…この日に会えた 四十九日の供養直後に発見

よかったね愛ちゃん。
おうちに戻れてよかったね。
けれども、愛ちゃんはもうとっくにおかあさんとおとうさんの所に戻ってるんだよね。
他の、まだ体を見つけてもらっていない人達もきっと、魂はみんなの所に戻ってるはず。

もっと生きたかった。
こんなふうに、いきなり奪いとられたくなかった。
一瞬だけど苦しかった。痛かった。冷たかった。

でも今は、それはそれは明るくて暖かくて、なんともいえない気持ちのいい場所にいる愛ちゃん。
空から見守っていてね。
わたしは愛ちゃんにも、そして他のどの人にも、一度も逢ったことはないのだけれど、
毎日一回は、みんなの名前をひとりずつ読んでいます。
初めて名前を読もうと画面にそれを出した時、そのあまりにも多いことに心が崩れ、涙があふれるばかりで、とても読むことなどできませんでした。
愛ちゃんの名前も見つけましたよ。
愛ちゃんのことは、新聞の記事で、ご両親が毎日、愛ちゃんの好きな甘い物をお供えしながら探してらっしゃることを知り、それから名前を覚えました。

愛ちゃんが暮らしてきた町は、これからどうなっていくのだろう。
きっと大丈夫、じきにもとに戻れるよ。

そう言えなくなってしまった大人達を、愛ちゃんは許してくれますか。

四十九日にもう一回言います。原発、やめましょう!

2011年04月28日 | 日本とわたし
「日本の原子力は全体が利権になっている!」河野太郎議員会見をわたしと一緒に読んでください。

かなり腹立ちます。
かなり呆れます。
ほんま、わややがな~とある意味感心します。
まあ、こういうことは、原発に限ったことではなく、札束が山積みになっている所には多かれ少なかれ、同じように醜くてアホらしいことがあるんでしょう。

中から一部、紹介します。

日本の原子力は全体が利権になっている。

電力会社はとにかく地域独占を崩されたくない。

送電と発電の一体化を維持したい。

それを守ってくれる経済産業省の意向を汲む、天下りをどんどん受け入れる。

経済産業省にしてみれば、前任者のやってきたことを否定できずに来た。

原子力、核、放射線と名前の付いた公益法人、独立行政法人、山ほどある。

そこにお金を上手く回して天下りさせる。

電力会社も広告宣伝費で協力金を撒いてきた。

自民党も献金を受け、パーティ券を買ってもらった。

民主党は電力会社の労働組合に票を集めてもらっている。

学会も電力会社から研究開発費をもらい、就職先を用意してもらってきた。

さらに政府の意向に沿った発言をしていると、審議会のメンバーに入れてもらえる。

マスコミは広告宣伝費をたくさんもらって、原子力政策の批判はしない。

みんなが黙っていれば、おいしいものがたくさんある。

そういう状況が続いてきた。

お見事!

Don't Give Up, JAPAN!

2011年04月28日 | 日本とわたし
『Don't Give Up, JAPAN!』プロジェクトは、NYハレルヤ・カンパニー代表の打木希瑶子(うちき きょうこ)さんが立ち上げた、震災支援のためのプロジェクトです。

ダニー・イーソンさん、そして木下航志くん、お久しぶりです!


やっぱこの歌はええわ!
ほんで、ダニーの力強いかけ声も、航志くんの魂のこもったピアノと歌声も、やっぱええわ!
やっぱあきらめたらあかんねん!
前向いて、少しでもいい世界にするために、半歩でも一歩でも、ほんでもって少々後ずさりしてもええから、とにかくあきらめたらあかん!

Don’t give up, my brother
Don’t give up, my sister
Hold your head up high
Victory is nigh

Why don’t you just,
Hang on in there, hang on in there
Your joy will come after while
Your joy will come after while

No, I’m never gonna give up


そんな気持ちにしてくれる歌。
どうかみなさんも聞いてみてください!

闘い済んで陽が暮れて

2011年04月28日 | ひとりごと
雨がとうとうやんだ。
ああよく降った。
夕飯後、旦那とショーティといっしょに外に出た。

あんた、頭デカいからこんなことになんねんで←シャクナゲさん。
すんません。わたしも好きでこんな頭デカなったんちゃいますねん。けど、ほんま、当分もうお水いらんわ~ゲップ……←チューリップさん。


なんか、抱っこしてもろてるみたいで可愛い。

普通の石と普通の芝までなんだかきれい。


やっと雲が切れて、その合間から青空が見えた。


暗くなりかけているのでボケたけど、満開になった裏庭のりんごとさくら。


もちろんこの方もご一緒に。あっちでモグモグ、こっちでモグモグ。


その上ではこの方が、下の猫にちょっかいを出し始めた。名前をすっかり忘れてしまったけど、猫にそっくりな鳴き声の鳥。


おぉ~夕焼け!



などと喜んで家の中に入り、歯と歯の間をフロスしてたら、
昨日、最後の虫歯治療で詰めてもらった何かがポロッと外れて落ちた
余分なんが落ちたんやろうと、とりあえず慰めて、もういっぺん恐る恐るフロスしてみると、スッカスカァ~ぽっかり穴があいてしまっている。
泣ける……



滝行

2011年04月28日 | ひとりごと
今日は朝から空の機嫌が悪い。
灰色のほっぺをブワ~ンと膨らませたかと思うと、じゃじゃじゃ~っと雨を吐き出す。
かと思うと、またほっぺを不満気に膨らませて、今度はびゅうびゅうと風を吹き出す。

すっかり忘れていたけれど、御年百才を超えるご老体の我が家。
こういう天気にはかなり弱い。
……ということをすっかり忘れていた。

伴奏バイトに行く前に、洗濯機のスウィッチを入れてから行こうかどうしようかと、洗濯機の前でうだうだ迷っていると、背後からいきなり、バチャバチャバチャッとすごい音が聞こえてきた。
何事かと後ろを振り向くと……ギョエ~ッ!
雨水が滝のようにカラマリ、ちゃう、そんな美味しいもんではなくて、カタマリで落ちてきていて、それが網戸を通って窓の桟に流れ込み、古い木枠の隙間から壁を伝い、床にジャアジャアと流れ出しているではないかっ!

激しくあたふたするわたし。
どうしようどうしようと慌てながら、多分その場で二回転ぐらいしたかも。
手元に適当な布が無かったので、洗濯機のフタを開け、中から洗濯物をバッサバサと落とし、それをとにかく水の進行する場所に土嚢のように積んだ。
ふぅ~……。
その間にも、水はどんどんどんどん流れ込んできていて、限界はもう見えていたので、決心して窓を開け、ベチャベチャになりながら水を掻き出した。
屋根から落ちてくる滝のような水は、わたしの体で受け止めた。
なんでいきなり、それもこんな所で、滝行なんかやってんねん……とも思わんでもなかったけれど、これ以上床を水浸しにするわけにはいかん。
なんせ二階なんだから……。

騒動の後なり。


考えた末、次の大雨に備えて(今日は一日中こんな調子だと予報で言っているので)、こんなのを置いてみた。
わたしの体の代わりに、ターキーの丸焼きを作る時に使った受け皿に滝行をしていただくことにした。
うまくいくかどうか、ちょっと楽しみだったりする。


不穏な空とは別に、葉っぱも木もたっぷりのお水を飲んで満足そう。