
イギリスのTVドラマ「高慢と偏見」を観ました~。全6話。
18世紀のイギリスの田舎。地主のベネット夫妻には、5人の若く独身の娘たちがいた。美しく優しい長女ジェーンは、近所に越して来た金持ちの青年ビングリーと恋に落ちる。一方、聡明で感受性の強い次女エリザベスは、ビグリーの友人で大富豪のダーシーの高慢な態度に反感を覚えるが…
評判通り、面白かったです!映画版の「プライドと偏見」は、ヒロインのキーラ・ナイトレイが苦手だし、ベネット一家の浅ましさに不快感しか覚えなかったこともあり、あまり好きではないのですが、ドラマは映画ほどイヤな感じはしなかったです。イラッとする系人物も、ムカっとする系人物も、映画よりも笑えてチャーミングな人々になってたからでしょうか。個性的・魅力的なキャラたちの中でも、やはり突出してたのがミスター・ダーシー。演じてたコリン・ファースが、ちょっと若くて、やっぱカッコよくて、いい役者だな~いい男だな~と惚れ直しました。
表面的には傲慢で堅物で冷たいけど、ほんとは不器用で優しく誠実な紳士ダーシーさん。コミュ障?!と心配になるほどの他人とロングディスタンスな男ですが、仲良くなればこれほど素敵な殿方はいない。まあ、なかなか仲良くなれないのが難点ですが
自尊心が高すぎ、性格が清廉すぎるのも、考えものだな~とダーシーさんを見ていて思いました。彼、エリザベスに出会えたのはラッキーでしたよ。彼女みたいな女性、なかなかいないですし。彼女がいなかったら、ダーシーさん孤独死間違いなしな老後でしょう。

反感を感じながらも、だんだん相手の美徳や愛情に気づいて惹かれ合うダーシーさんとエリザベス。恋愛ものの基本パターンですね。ジェイン・オースティンの小説は、いろんなロマンス小説や映画、少女漫画に影響を与えてることが、このドラマを観るとよく分かります。でも…純愛ロマンスよりも、オースティン女史がストーリーテリングの才能を発揮してるのは、結婚とかお金に関するドメスティックな問題です。橋田スガコ先生のドラマを、上品に優雅にコーティングしてる感じがするのです。いつの時代も、どこの国でも、結婚とお金が絡むと人間は、特に女は面倒くさい、怖い、そして切実。結婚とお金のことで大騒ぎしてる人々が、浅ましくも滑稽に描かれています。特にママのミセス・ベネット。あんな母ちゃん絶対イヤだ~と、心底ゾっとしました。娘の幸せとか気持ちなんか全然考えず、お金と体裁と自分のことばかりギャーギャー(どっから声出してんの?!な甲高い声が、すごい美声。歌ってるみたいで笑える)言ってるママ、私なら耐えられない。首しめるか殴ってるかも
まあ、悪い人じゃないんだけどね~。だから余計ハラ立つんですが。無神経なKY男コリンズさんとかも、むしろバカみたいに善人なんだけど、そこが返ってタチが悪い。そういう世の中にあふれてる、悪人よりも始末に負えない善人、の描写も巧みなオースティン女史です。あと、色男ウィッカムのクソ野郎っぷりも、ある意味お見事。あの詐欺師に近い嘘つきぶり、正体バレてんのに平然としてる厚顔無恥さって、一種の才能ですよ。水商売とか芸能界なら大成しそう。

ダーシーさんが、カッコいいだけじゃなくて何か怖い、ヤバい魅力もあることが、さすがコリン・ファース。凡百のイケメン俳優とは役者の違いを見せつけています。常に怒ってるような顔が怖い。そして、エリザベスをじ~っと見てる時の目が、ヤバすぎる!あれはほとんどサイコの目ですよ。あまりにも鋭く熱い視線、伝説の韓国ドラマ「美しき日々」のイ・ビョンホンを思い出してしまいました。あのドラマで、チェ・ジウをじと~と遠くから見つめてるビョン吉のまなざしも、エリザベスをロックオンしてるダーシーさんのまなざしも、かなり病んでて笑える。あんな目で見られるのって、女としてはどうなの?嬉しいの?怖いの?まあ、ヤンデレもビョン吉やコリンなら前者ですが、同じことを田代まさしとか宅八郎氏にやられたら、戦慄すぎて通報ものでしょう…

現代劇のスーツ同様、時代劇の衣装もエレガントに着こなしてるコリン・ファース。背が高くて恰幅がいいので、ほんと何着ても似合いますよね~。女性たちの衣装も優雅で軽やかで、目に楽しかった。私もローラ・アシュレイ風のドレスとか着てみたいわ~。結婚やお金のことで無駄に大騒ぎする以外は、特に何もやることがない人々の、優雅な有閑生活が羨ましすぎる。私もあんな風に、美しい田舎と屋敷で、きれいなドレス着て、召使にかしずかれた生活してみたいわ~。ダーシーさんの屋敷の、これまた壮麗なこと!あれを見たら、誰だってダーシー夫人になりたいと思うでしょう(笑)。でも、管理が大変そう!やっぱフツーの家でいいわなんて思う貧乏性な私…
エリザベス役のジェニファー・イーリーも、なかなか好感度の高い演技と見た目でした。メリル・ストリープと渡辺えりを足して二で割って、若く美人にした感じ?優しそうで聡明そうな彼女のほうが、キツくてギスギスしてるキーラ・ナイトレイよりも、エリザベスに適してます。あまりにも落ち着いてるので、とても20歳前後の小娘には見えなかったけど。トラブルメーカーの末妹は、ヘレナ・ボナム・カーターの妹?
日本でアレンジしてドラマ化されるとしたら…理想妄想キャストは、こうだ!
エリザベス … 木村文乃
ダーシー … 西島秀俊
ジェーン … 沢尻エリカ
ウィッカム … 坂口憲二
ビングリー … 速水もこみち
ビングリーの姉 … 田畑智子
ビングリーの妹 … 菜々緒
大佐(ダーシーのいとこ) … 小澤征悦
ジョージアナ … 箕輪はるか(ハリセンボン)
コリンズ … 岩尾望(フットボールアワー)
シャーロット … 平岩紙
ベネット氏 … 塩見三省
ベネット夫人 … 栗原小巻
ダーシーの伯母 … 渡辺美佐子
こんなん出ましたけど~?
いつも眉間にシワ寄せてて無口だけど優しい男といえば、今をときめく西島さんでしょうか。ダーシさんもMOZUっぽく演じます。
エリカ様は、中身はアレかもしれないけど、見た目は清純で薄幸そうな美女なので、ジェーン役も巧く演じてくれるのでは。エリカ様をイビる小姑二人は、ファーストクラスの再現ちっくにして笑いを狙います。もっと適した俳優女優いるし!なご意見、大歓迎です♪
18世紀のイギリスの田舎。地主のベネット夫妻には、5人の若く独身の娘たちがいた。美しく優しい長女ジェーンは、近所に越して来た金持ちの青年ビングリーと恋に落ちる。一方、聡明で感受性の強い次女エリザベスは、ビグリーの友人で大富豪のダーシーの高慢な態度に反感を覚えるが…
評判通り、面白かったです!映画版の「プライドと偏見」は、ヒロインのキーラ・ナイトレイが苦手だし、ベネット一家の浅ましさに不快感しか覚えなかったこともあり、あまり好きではないのですが、ドラマは映画ほどイヤな感じはしなかったです。イラッとする系人物も、ムカっとする系人物も、映画よりも笑えてチャーミングな人々になってたからでしょうか。個性的・魅力的なキャラたちの中でも、やはり突出してたのがミスター・ダーシー。演じてたコリン・ファースが、ちょっと若くて、やっぱカッコよくて、いい役者だな~いい男だな~と惚れ直しました。
表面的には傲慢で堅物で冷たいけど、ほんとは不器用で優しく誠実な紳士ダーシーさん。コミュ障?!と心配になるほどの他人とロングディスタンスな男ですが、仲良くなればこれほど素敵な殿方はいない。まあ、なかなか仲良くなれないのが難点ですが


反感を感じながらも、だんだん相手の美徳や愛情に気づいて惹かれ合うダーシーさんとエリザベス。恋愛ものの基本パターンですね。ジェイン・オースティンの小説は、いろんなロマンス小説や映画、少女漫画に影響を与えてることが、このドラマを観るとよく分かります。でも…純愛ロマンスよりも、オースティン女史がストーリーテリングの才能を発揮してるのは、結婚とかお金に関するドメスティックな問題です。橋田スガコ先生のドラマを、上品に優雅にコーティングしてる感じがするのです。いつの時代も、どこの国でも、結婚とお金が絡むと人間は、特に女は面倒くさい、怖い、そして切実。結婚とお金のことで大騒ぎしてる人々が、浅ましくも滑稽に描かれています。特にママのミセス・ベネット。あんな母ちゃん絶対イヤだ~と、心底ゾっとしました。娘の幸せとか気持ちなんか全然考えず、お金と体裁と自分のことばかりギャーギャー(どっから声出してんの?!な甲高い声が、すごい美声。歌ってるみたいで笑える)言ってるママ、私なら耐えられない。首しめるか殴ってるかも


ダーシーさんが、カッコいいだけじゃなくて何か怖い、ヤバい魅力もあることが、さすがコリン・ファース。凡百のイケメン俳優とは役者の違いを見せつけています。常に怒ってるような顔が怖い。そして、エリザベスをじ~っと見てる時の目が、ヤバすぎる!あれはほとんどサイコの目ですよ。あまりにも鋭く熱い視線、伝説の韓国ドラマ「美しき日々」のイ・ビョンホンを思い出してしまいました。あのドラマで、チェ・ジウをじと~と遠くから見つめてるビョン吉のまなざしも、エリザベスをロックオンしてるダーシーさんのまなざしも、かなり病んでて笑える。あんな目で見られるのって、女としてはどうなの?嬉しいの?怖いの?まあ、ヤンデレもビョン吉やコリンなら前者ですが、同じことを田代まさしとか宅八郎氏にやられたら、戦慄すぎて通報ものでしょう…

現代劇のスーツ同様、時代劇の衣装もエレガントに着こなしてるコリン・ファース。背が高くて恰幅がいいので、ほんと何着ても似合いますよね~。女性たちの衣装も優雅で軽やかで、目に楽しかった。私もローラ・アシュレイ風のドレスとか着てみたいわ~。結婚やお金のことで無駄に大騒ぎする以外は、特に何もやることがない人々の、優雅な有閑生活が羨ましすぎる。私もあんな風に、美しい田舎と屋敷で、きれいなドレス着て、召使にかしずかれた生活してみたいわ~。ダーシーさんの屋敷の、これまた壮麗なこと!あれを見たら、誰だってダーシー夫人になりたいと思うでしょう(笑)。でも、管理が大変そう!やっぱフツーの家でいいわなんて思う貧乏性な私…
エリザベス役のジェニファー・イーリーも、なかなか好感度の高い演技と見た目でした。メリル・ストリープと渡辺えりを足して二で割って、若く美人にした感じ?優しそうで聡明そうな彼女のほうが、キツくてギスギスしてるキーラ・ナイトレイよりも、エリザベスに適してます。あまりにも落ち着いてるので、とても20歳前後の小娘には見えなかったけど。トラブルメーカーの末妹は、ヘレナ・ボナム・カーターの妹?
日本でアレンジしてドラマ化されるとしたら…理想妄想キャストは、こうだ!
エリザベス … 木村文乃
ダーシー … 西島秀俊
ジェーン … 沢尻エリカ
ウィッカム … 坂口憲二
ビングリー … 速水もこみち
ビングリーの姉 … 田畑智子
ビングリーの妹 … 菜々緒
大佐(ダーシーのいとこ) … 小澤征悦
ジョージアナ … 箕輪はるか(ハリセンボン)
コリンズ … 岩尾望(フットボールアワー)
シャーロット … 平岩紙
ベネット氏 … 塩見三省
ベネット夫人 … 栗原小巻
ダーシーの伯母 … 渡辺美佐子
こんなん出ましたけど~?
いつも眉間にシワ寄せてて無口だけど優しい男といえば、今をときめく西島さんでしょうか。ダーシさんもMOZUっぽく演じます。
エリカ様は、中身はアレかもしれないけど、見た目は清純で薄幸そうな美女なので、ジェーン役も巧く演じてくれるのでは。エリカ様をイビる小姑二人は、ファーストクラスの再現ちっくにして笑いを狙います。もっと適した俳優女優いるし!なご意見、大歓迎です♪
身長も185超えらしいですね。どうりで何着ても素敵だわぁ。
キーラ版のしか見てないけど、コリンのダーシー見たいな。
ちょい病み上手そうです。
老後は孤独死間違いなしに吹いた(笑)
コリン・ファース、理想的な英国紳士ですよね~。あの長身、恰幅のよさ、ほんと何着ても似合う!日本の着物とかフンドシも似合うのでは?!
コリン・ファースasダーシ、めっちゃカッコいい&ちょっと怖い。ぜひご覧になってほしい!ヤンデレっぷりが笑えます。
ダーシーさんみたいに大金持ちでも、あの性格ではなかなか末永く添える人とは出会えませんよね~。エリザベスとの出会いは、まさに奇跡です。私はダーシーさんとは違う意味で、孤独死の可能性が…(泣)。
でもお相手は女性なんですね~・・・そこだけザンネン(笑)
これも観たい・・・やっぱりこの人はとんでもなく色気がありますね。
コリン・ファースって、ゲイ映画にもいろいろ登場しながら、きわどいシーンは巧みに避けてますよね。その辺すごくうまいなぁ~と思ってしまいます。
コリンってわりと恰幅いいなと私もずっと思ってたんですが、「キングスマン」の公式に出てる写真ですごく細い写真があって、実は意外に細いのかな?と思い始めたところです。実際のところ、どうなんでしょう
そうなんですよ~。残念ながら(笑)恋の相手は女性なんです。
そうそう。「シングルマン」とかでも、きわどいシーンなかったですよね~。「秘密のかけら」の、ケヴィン・ベーコン(汗)をバックから犯ろうとするエグい3P変態シーンは強烈でしたが。
コリン、このドラマで入浴シーンがあったのですが、全裸は見せなかったけど、何か細っぽく感じました。服を着てると恰幅あるけど、着痩せならぬ着太りするタイプなのかしらん?「シングルマン」では、結構ムチムチした裸だったような。彼も役によって痩せたり太ったりするので、どっちがホントの彼なのか謎ですよね~。
この頃のコリンは、少年の面影を残し、ちょっとはにかんだ表情が初々しくて、めちゃくちゃ可愛い^^ キーラが苦手で、映画版は観ず仕舞いです。
変人役も、コリン・ファースとか阿部さんとかだから、イケて見えるのでしょうね~。キモブサ男だったら、ちょっと…
スガ子先生のドラマって、嫁姑関係とかお金の問題とか世知辛さはリアルだけど、男女の恋愛は乙女な少女漫画で、オースティンの影響受けてるのかな?と思いますよね~。スガ子先生って、男女の生々しさは大嫌いっぽい。あんな見た目、あんなキャラだけど、かなり乙女な女性とお見受けします。
コリンのハニカミ、初々しかったですよね。キーラ・ナイトレイ版よりも、このドラマのほうが全てにおいてすぐれてるとI think!