まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

イケメンに誤送信

2024-08-18 | ドイツ、オーストリア映画
 ドイツイケメン映画祭⑥
 「Gut gegen Nordwind」
 大学講師のレオは、恋人に去られた直後に新聞購買を止めたいという間違いメールを受ける。送り主の女性エイミーとレオは、親しくメールのやりとりを重ねていくうちに、心を通い合わせ会いたいと願うようになるが、エイミーには夫と子どもがいて…
 ドイツイケメン映画祭、ラストの6人目は、「顔のないヒトラーたち」「ゲーテの恋」でのイケメンぶりも忘れがたいアレクサンダー・フェーリング。彼も爽やかで清潔感があって優しそうで、長身の立派な体躯の持ち主、という私が好きなドイツ男子の理想形俳優です。彼も白人のドイツ人だけど、冷酷なナチス役は無理そう。さすがにヒトラーやゲーテでの爽やかな好青年ではもうなくなってて、風貌も雰囲気もおじさんになったな~と、今回久々に見て思わないでもなかったけど。生え際がちょっと危なくなってきていて、角度によっては船越英一郎に見えたり(目の錯覚!)でも、必死で強引な若作りが返って汚らしく痛ましく見える日本の某スターと違い、加齢が自然で好感がもてます。おじさんになったとはいえ、爽やかな清潔感は失っておらず、役同様に本人も絶対いい人!と確信してしまう柔和さも、今なお魅力的です。

 爽やかで優しそうなアレクサンダーなので、おじさんになってもロマンティックな役や演技にも違和感がありません。キム〇クがやったら、さすがに気持ち悪いだろうし。恋人とのラブシーンでは全裸も披露。ムキムキバキバキではなく、ガッチリムッチリした包容力を感じる肉体で、抱かれたら居心地がよさそう。エッチ後にベッドから出る時、パンツはいてなかったのも自然でした。セックス中や直後に下着つけてるとか、すごい不自然ですもんね~。

 間違い電話やメールから始まる友情、からの恋…は、どこかで見たこと聞いたことがあるような、よくある設定と展開。実際にはありえないと思うけど…会いたくなって会おうとするけど、いろんな事情や葛藤、躊躇が生じて会えないレオとエイミーですが、二人が美男美女だから絵になるけど、そうではなかったらちょっとイタい男女かも。私がエイミーなら、メールだけ、心だけにしておくかも。実際に会ってガッカリしたりされたりは悲しいから。レオとエイミーが朝昼晩ずっと携帯とパソコンでメールばかりしてるのも、恋愛というより共依存っぽくて気持ち悪かったです。

 ラストになってようやく顔を合わせるレオとエイミーですが。お互いイケメン、美女で安堵したことでしょうね。エイミーがもし女装した金正恩みたいな女だったら、レオがバナナマン日村だったら、どんなリアクション見せたことでしょう。ついに出会った二人、あの後どうなるんだろう。男女の関係になっちゃうのかな。そうなるとかなりの修羅場、泥沼ドラマになりそう。そっちのほうが面白そうですがレオの部屋やエイミーの家のインテリアとか家具、庭とかがおしゃれで、アメリカや韓国とかとは違うセンスのよさがさすがヨーロッパ。特にエイミーの家のキッチンが素敵。あんな台所で料理したいわ~。

 ↑ ヤニス・ニーヴナー主演のTVドラマシリーズ「Beat」にアレクサンダーも出てるらしいので(コスティア・ウルマンも出てるらしい。豪華キャスト!)、英語字幕はしんどいけど観てみよっかな~
コメント
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