「恋する宇宙」
私の英国王子、ヒュー・ダンシーが、アスペルガー症候群の青年を演じて高く評価された“Adam”が、日本でも待望のDVDリリース♪邦題が、ちょっといかがなものかですが...
童話作家を目指す臨時教師ベスは、引越し先のアパートの住人である青年アダムと親しくなる。アダムの奇妙な言動に戸惑うベス。アダムはアスペルガー症候群だった...
ヒュー、か、可愛い!可愛すぎるぞ!イケメンだけど、ちょこっとブサイクも入ってるところが彼の魅力。可愛いイケメンがピュア系の役をやると、たいてい男ぶりっこっぽくなってしまい気持ち悪い結果になりがちですが、ヒューはホントに大きくなった子供みたいで母性本能くすぐりまくり。可愛いけど濃ゆくてエロそうなところが、男ぶりっこ回避になってるのかも。普段はシャイでおとなしいのに、自分の興味があること(宇宙のこと)となるとマシンガントークと化す様子とか、宇宙服を着て窓からベスの部屋に入ってくるところとか。ベッドで裸のアダムがベスに、もう一度とおねだりするシーン。エッチもう一回したいのかな、と思ってたら、面接の練習だった(笑)。ベスの些細なウソに激昂し、大暴れしたり。何やっても可愛いくて、萌えツボつくシーン多し。脇役やヒロインの相手役が多いヒューの完全主役映画でもあるので、ファンは絶対必見です。
ベス役のローズ・バーンも、すごい美女ではないけど明るく優しそうで、好感のもてる演技と見た目です。
アスベルガー症候群:発達障害のひとつ。知能と言語の発達は保たれているが、人との社会的な関わりを持つことが困難で、意思伝達がうまくできない、行動と興味の範囲が限られているのが特徴
アダムも、他人の感情や意図を推察・理解できなかったり、興味や行動範囲が狭かったり、アスペルガー症候群のことを知らない人にとっては、何こいつなKY男。でもアダムは、ベスじゃなくても受容・許容できる症状だったような。気がつかないといっても、ベスが重い荷物を抱えてても代わりに運ばない程度だし。時どき宇宙のことを延々と喋るだけだし。異常なことも不快なこともしないし、単に不器用で内気な青年に思えた。そりゃあ、恋人になったらこっちの喜怒哀楽も察してほしいし、悩みなんかも聞いてほしいけど、アダムは思いやりがないんじゃなくて、脳の障害で思いやれないだけ。心に支障があるわけでなはいのです。アスペルガー症候群じゃないのに、自分勝手で自己中心的な、自分のことを一方的に話すだけで他人の話にはほとんど耳を傾けない、周囲の空気を読まない人間のほうが、よっぽど病的です。そんな人、世の中いっぱいいますよね。
アダムぐらいのコミュニケーション困難者、私なら全然OKです。むしろ、一緒にいて癒されるかも。アダムをフォローすることが生きがいになりそう。ヒューみたいな男子に、頼られたり甘えられたり♪想像しただけで胸キュンです。
でも。実際のアスペルガー症候群は、もっと深刻でシビア。イケメンで仕事もあって愛する人や友人に恵まれてるアダムのスウィートな物語は、アスペルガー症候群の現実を描いているとは言えません。同じアスペルガー症候群でも、少年の時に山口で実母を撲殺し、少年院を出た数年後に大阪で見ず知らずの姉妹を惨殺し、25歳の若さで死刑が執行された山地悠紀夫の一生のほうが、アスペルガー症候群について個人も社会ももっと関心をもたねばならない、と思わせる衝撃と重さがあります。山地悠紀夫の物語は、とても映像化できないと思いますが、もし実現するなら山地役は向井理にやってほしいです...
↑クレア・デーンスと結婚したヒュ~男子。新作“Coach”は日本で公開されるかな~
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ヒュー、か、可愛い!可愛すぎるぞ!イケメンだけど、ちょこっとブサイクも入ってるところが彼の魅力。可愛いイケメンがピュア系の役をやると、たいてい男ぶりっこっぽくなってしまい気持ち悪い結果になりがちですが、ヒューはホントに大きくなった子供みたいで母性本能くすぐりまくり。可愛いけど濃ゆくてエロそうなところが、男ぶりっこ回避になってるのかも。普段はシャイでおとなしいのに、自分の興味があること(宇宙のこと)となるとマシンガントークと化す様子とか、宇宙服を着て窓からベスの部屋に入ってくるところとか。ベッドで裸のアダムがベスに、もう一度とおねだりするシーン。エッチもう一回したいのかな、と思ってたら、面接の練習だった(笑)。ベスの些細なウソに激昂し、大暴れしたり。何やっても可愛いくて、萌えツボつくシーン多し。脇役やヒロインの相手役が多いヒューの完全主役映画でもあるので、ファンは絶対必見です。
ベス役のローズ・バーンも、すごい美女ではないけど明るく優しそうで、好感のもてる演技と見た目です。
アスベルガー症候群:発達障害のひとつ。知能と言語の発達は保たれているが、人との社会的な関わりを持つことが困難で、意思伝達がうまくできない、行動と興味の範囲が限られているのが特徴
アダムも、他人の感情や意図を推察・理解できなかったり、興味や行動範囲が狭かったり、アスペルガー症候群のことを知らない人にとっては、何こいつなKY男。でもアダムは、ベスじゃなくても受容・許容できる症状だったような。気がつかないといっても、ベスが重い荷物を抱えてても代わりに運ばない程度だし。時どき宇宙のことを延々と喋るだけだし。異常なことも不快なこともしないし、単に不器用で内気な青年に思えた。そりゃあ、恋人になったらこっちの喜怒哀楽も察してほしいし、悩みなんかも聞いてほしいけど、アダムは思いやりがないんじゃなくて、脳の障害で思いやれないだけ。心に支障があるわけでなはいのです。アスペルガー症候群じゃないのに、自分勝手で自己中心的な、自分のことを一方的に話すだけで他人の話にはほとんど耳を傾けない、周囲の空気を読まない人間のほうが、よっぽど病的です。そんな人、世の中いっぱいいますよね。
アダムぐらいのコミュニケーション困難者、私なら全然OKです。むしろ、一緒にいて癒されるかも。アダムをフォローすることが生きがいになりそう。ヒューみたいな男子に、頼られたり甘えられたり♪想像しただけで胸キュンです。
でも。実際のアスペルガー症候群は、もっと深刻でシビア。イケメンで仕事もあって愛する人や友人に恵まれてるアダムのスウィートな物語は、アスペルガー症候群の現実を描いているとは言えません。同じアスペルガー症候群でも、少年の時に山口で実母を撲殺し、少年院を出た数年後に大阪で見ず知らずの姉妹を惨殺し、25歳の若さで死刑が執行された山地悠紀夫の一生のほうが、アスペルガー症候群について個人も社会ももっと関心をもたねばならない、と思わせる衝撃と重さがあります。山地悠紀夫の物語は、とても映像化できないと思いますが、もし実現するなら山地役は向井理にやってほしいです...
↑クレア・デーンスと結婚したヒュ~男子。新作“Coach”は日本で公開されるかな~