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まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

ジャック・スパロウ船長だっちゅーの!

2006-08-02 | 北米映画 00~07
 電車の中で、大股広げてグーグー眠っている中年男性。
 夜道の片隅で、気持ち良さそうに立ちションベンしている男の子。
 仕事中に、平然とケツをボリボリかいているオヤヂ上司。
 ああ...うらやましい。おとなしやかに上品ぶることに疲れている、最近の私です...そのうち壊れて、↑どれかを実践するかもしれません。

 「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」
 YO~HO~♪やっと、愛しのジョニー・デップasジャック・スパロウ船長と再会できました。
 ジョニーをオスカー候補にまでし、ハリウッドの超メジャースターに変えてしまったジャック・スパロウ船長は、ジョニーだからこそ創造できた、映画史上に残る超個性的なキャラです。そんなスパロウ船長役に、誰よりもジョニーが深い愛情を抱いているからこそ、映画もシリーズと成り得たと言えるでしょう。
 スパロウ船長の胡散臭さ、きちゃなさ、そしてオトボケとオチャメな愛嬌も、前作以上にノリノリで強烈!ジョニーの楽しそうな演技に、観ているほうも幸せな気持ちになれます。Savvy?
 そして、あらためて気づかされましたが...ジョニーってやっぱ、稀有な美男だ!
 見た目は浮浪者も真っ青なのに、汚い格好もメイクも、ジョニーの美しさを際立たせているのです。コミカルでトボけた演技の合間に、ふと見せる何気ない表情や動きの、色っぽいこと!隣にいるオーランド・ブルームが、気の毒なほど凡庸でフツーに見えてしまう。Savvy?
 特に、ジョニーの瞳の美しさときたら!真っ黒&汚れた顔の中にあるので、それが余計に美しく見える!まるで妖しく光る宝石のようで、惚れ惚れ魅入ってしまう。映画の中での最高のお宝は、間違いなくジョニーの瞳でしょう。
 映画じたいは...内容は、アニメの「ワンピース」と同レベル。前作よりド派手にパワーアップしていますが、いろんな仕掛けや見せ場のテンコモリに、途中でゲップが出そうになった。ぶっちゃけ、オナカイッパイ。遊園地のアトラクションが延々と続いて、楽しさも苦痛に変わる...みたいな。Savvy?
 観終わって思い返してみると、ジョニー以外は、巨大タコ(ではなく、イカだった!と後で判明)しか印象に残ってないことに気づくのだった。
 パート3へto be continued!なラストの商魂たくましさに、ドッと疲れが...続きも頑張って観なきゃ...と思うと、ため息が出ます。しんどい。でも、ジョニーのためにと、我が身を叱咤するのだった。Savvy!