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まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

ラスフレ⑧~最終回 love lasts

2008-06-20 | 日本のドラマ(連続)
 「ラスト・フレンズ」第8話から最終話まで観ました...

☆プライバシーの侵害
 ルカの留守中、彼女の部屋に入ってパソコンを借りようとするエリ。パソコンの画面には、あのことに関するサイトが...
 シャットダウンしてないルカも無用心ですが、いくら仲良しの同居人だからといって、勝手に他人の部屋に入って持ち物を借用しようとするエリ、非常識すぎる。おまけに、見てしまったことをタケルにペラペラ話すし。相変わらず、プライバシー?何それ?なシェアハウスだよなあ。
☆そーすけのテーマ
 不気味なBGMとともに現れるそーすけ。ジェイソンやジョーズみたいで笑えます。
☆タケルVSそーすけ
 どっちも軟弱そうなモヤシ男ですが、不意打ち&凶器(松葉杖)で、そーすけの勝ち。ボコボコにされ無残に負傷するタケルに、シェアハウスの連中は怒ったり心配したりしますが...ウダウダ話してるヒマがあったら、まず病院、そして警察に行こうよ。
    
☆おぐら、出てけ!
 ミチルのせいで僕らまで...と怯えるおぐらに、家に帰れば?とルカ。えらい!よく言った!もっとキツい口調で言ってほしかったけど。だいたい、ルカの性格を考えると、いくら親友の愛人だからといって、あんな男と同居なんて我慢できないはずだし。
☆うかつに内緒話もできません
 ミチルへの苦しい想いをタケルに打ち明けるルカ。それを部屋の外で立ち聞きするミチル。ルカの想いは受け入れられないとタケルに告げるミチル。それを部屋の外で立ち聞きするルカ。性同一障害のことを父に告白するルカ。それを別室で聞いているタケル。おまえら、市原悦子か!
☆親切な旅館のおばさん
 絶望し、海に入水しようとするミチルに、声をかけてくるおばさん。昔の知り合いで、ミチルに住む場所と働き口の世話もしてくれる。ちょっと都合がよすぎる展開だなあ。まだ、騙されてシャブ中にされて香港に売り飛ばされるほうが現実味があるぞ。
☆ミチルのファッション
 妊婦になっても、可愛い服をとっかえひっかえ。どこにそんな金&収納場所が...
☆常に備えが万全なタケル
 ルカとともにミチルを探すタケル。夜になり、浜辺で野宿。テント!ランプ!いつの間にそんなものを?!
☆you're my last friends
 友達から、擬似家族へ。結局、いちばん幸せなのはミチルだよなあ。恩返しで、男に生まれ変わったルカの恋人になってあげ、タケルのセックス恐怖症を治してあげなきゃね。
★総括
 セックスレスとかDVとか性同一障害とか、今の若者が抱える心と体の苦悩を、もっと掘り下げて描いてほしかったかも。最後のほうになると、フツーの少女漫画な内容になってしまって残念。特にタケルのセックス恐怖症なんか、適当に片付けられちゃった感じ。
 エリ、ただの善い人じゃん。ぜんぜん本筋に関係ない、いてもいなくてもいいキャラ。おぐらとエリの話なんて、余計に思えた。
 ミチルのキャラは、なかなか興味深かったです。ある意味、魔性の女かも。
最優秀賞 上野樹里
優秀賞 瑛太
悪くなかったで賞 長澤まさみ、平田満、倍賞美津子、美容院の店長&先輩、ルカの弟、そーすけと仲良くなる男の子
???賞 水川あさみ、おぐら
いかがなものかで賞 そーすけ
  
 シェアハウスものなら、ぜひ吉田修一の「パレード」をドラマ化してほしいなあ。主演は、もちろん瑛太で!
 
 
 

篤姫(20)~(23) 閨ねだり

2008-06-09 | 日本のドラマ(連続)
 「篤姫」第20話から23話まで観ました...

 まず、20話...
☆お世継ぎ作りの心得
 幾島が篤姫に見せる、子作りノウハウ春画!あれ何~?と、一緒に観てる子供に訊かれたら困るシーンです。
☆初夜の褥
 篤姫と合体しようとしない上様。あんな子供みたいな女とは、ヤレないよなあ。ピロートークの途中でな篤姫に、『え”~!!』と上様。おまえは内場勝則か!
☆アヒルの正体
 しゃしゃり出てくる篤姫に、『何をする、わしの鴨じゃ~』と上様。アヒルじゃなくて、カモだったんですね!
 橋の上でバランスを崩す篤姫(そのまま池に落っこちれば面白かったのに!)を、瞬間ためらった後、助ける上様の真顔が男前でした
★総括
 上様、うつけのフリするなら、徹底的にやれよ。すぐ篤姫に見破られるなんて、やってる意味ないじゃん!
 MVPは、瞬間男前顔がイケてた堺雅人。

 つづいて、21話...
☆スゴい名前
 オープニングクレジット、“堀切園”なんてスゴい苗字の演出家。NHKって、報道番組の記者とか、たまにそんな名前、目にしますよね。
☆女4人談合
 篤姫の髪型改造について、話し合う本寿院、幾島、滝山、歌橋。かなりふざけた感じで、フジテレビの大奥っぽいのが何だかなあ...
☆上様、ヘンな顔!
 あひゃひゃ!スゴい顔できますねえ。大笑い!まさに顔芸!
★総括
 ガーン番組始まって初の、瑛太欠席!そーすけに殴られて負傷したので、タケルはお休み?
 MVPは、驚異のヘン顔を見せてくれた堺雅人!ついで、花を食べるシーンが色っぽかった鶴田真由。
          
 そして、22話...
☆慶喜
 冷たくダークなキャラが、いい感じじゃん。平岳大の顔って、ちょっと暗くキツくした所英男?に見えたのは、私だけ?
☆好戦的な爺
 切腹じゃ~!とか、首はねよ~!とか、戦じゃ~!とか、石原都知事も真っ青なタカ派爺の水戸老公って、ちょっと「マーズ・アタック!」のロッド・スタイガーみたいで笑えます。
☆上様の正体
 ついに本心を篤姫に明かしてしまう上様。でも...うつけを演じてる理由が、???いまいち納得できない、ていうか、それ聞いて上様ってやっぱウツケなのかな、とも思ってしまった。
★総括
 上様がまともになると、ただの“やりすぎ演技”に堕してしまう堺雅人...
 MVPは特にナシ。

 最後に、23話...
☆上様が、ウザくなってきた
 だんだん鼻につき始めてきた。恐れてた通りの展開。堺雅人、いつもこれだもんね。前みたいに、ちょこっと出て炸裂!のほうが、良かったかも。
☆お近
 愚痴る尚ゴローちゃんに、またキツい態度。結果的に、尚ゴローちゃんはいつも改心反省するんだけど。でもなあ。客前でエラそうに夫を説教したり、離縁する!などと脅すなんて、とても良妻とは言えません。年若い夫が、大きな夢を抱いて現状に満足できないのが、なぜいけないの?私なら、恨みがましい顔して詰るより、慰めたり励ましたりしてあげたいけどなあ。
☆慶福
 後の将軍、家茂。本寿院や歌橋、滝山までウットリする、優美で聡明な若君...には、私には見えないんだよなあ。しかも、すごい棒読み...松田優作の次男だとか?福士誠治か池松壮亮だったら、さぞや凛々しく清々しい若様だったことでしょう。
★総括
 正直、観るのがキツくなってきた。ふざけすぎなシーンが多いし、瑛太もほとんど出てこなくなったし。玉木宏、若村麻由美の登場まで、頑張れるか不安に...
 MVPは、特にナシ。
 

ラスフレ⑤~⑦ 届けられた憎悪

2008-05-23 | 日本のドラマ(連続)
 「ラスト・フレンズ」第5話から7話まで観ました...

☆ミチル、美容院に戻る
 すごいなあ。私なら、絶対できない。偉いというか、図太いというか。自分に頑張る気があれば、それでいいの?他のスタッフにとっては、信じられないほど身勝手な女。こりゃ嫌われて当然ですよ。イヤそうな態度をとっても、結局は受け入れる店長って、案外いい人ですよね。
 って、やっぱ後でクビになっちゃってるミチル。社会は甘くないのです。
☆女性恐怖症のタケル
 迫ってきたエリを、突き飛ばすタケル(ホントにイヤそうな瑛太の顔が秀逸!)。こりゃゲイ疑惑もたれて当然かも。そのほうが都合がいいと悟ってるタケルです。
☆シェアハウス
 毎晩、トランプや酒宴。楽しそうですが、疲れる家だよなあ。独りで静かに過ごせないし。
☆DV男そーすけ
 ミチルの顔面にも、容赦なく攻撃。ボディにしときな!と三原じゅん子に怒られそうです。すぐにアザも傷も消える、ミチルの治癒力も驚異的。
 どうでもいいけど、そーすけって税金泥棒。仕事しろよ!DVよりも、公務員の怠慢が非難の対象になりそうです。
☆タケルのバー
 アルバイトなのに、ミチルを寝泊りさせるなど、ほとんど私物化してるし。経営者はどこ?
☆怪文書!
 ルカを誹謗中傷する手紙や張り紙。はっきり全文を見せないところが、なかなか巧い演出。
☆カミングアウト
 タケルに性同一障害のことを打ち明けようとするルカですが、先に好きだ!と告られちゃって、出端を挫かれる。タケルはルカとどうなりたいの?セックスしたいの?そうじゃないなら、今のままがベストなのでは?ほとんど男なルカとセックスできるなら、タケルはやっぱちょっとゲイっ気があるよ。
☆お父さんには秘蜜よ♪
 幼き頃、タケルが姉にされた“いいこと”とは?気になる!
☆おぐら
 最初の頃は、可愛くていい味だしてるキャラだな、と思ってたけど、もう不快以外のナニモノでもなくなってます。よくシェアハウスに戻ってきて楽しそうに暮らせるよなあ。私、世の中で一番苦手で怖いのが、善人ぶった無神経な人。おぐらみたいな男、ほんとイヤ!ある意味、そーすけよりヒドい男だよなあ。
★総括
 ミチルって、あんまし不幸じゃないですよねえ。ヒドい目に遭っても、心配して守ってくれる人がたくさんいるし。本当の地獄って、暴力より孤独だもんね。独りぼっちで悲惨な境遇にいる女性たちに比べたら、ミチルは幸せ者だよ。
 あと、あんなゴタゴタしたウダウダした人間関係のシェアハウス、住みたくないなあ。プライベートもプライバシーもないじゃん。
 瑛太、ファッションと顔色はどんどんキモくなっていってるけど、壊れかけの細やかな表情をする演技が良いですね。役者として、着実に成長してますね。瑛太、頑張れ~
          

篤姫⑯~⑲ マリッジブルーな僕たち

2008-05-12 | 日本のドラマ(連続)
 「篤姫」第16話から19話まで観ました...

まず、第16話...
☆お煎餅、成敗さるる
 バカ様、じゃない、上様が焼きたて煎餅を、パクっあ、あちっ!あぢっ~!煎餅の分際で~!!と、足で何度も何度も踏みつけ。上様のご機嫌を損ねた煎餅は、無残にもお手打ち、じゃない、お足打ちになってしまいました。合掌
☆慶喜
 水戸ご老公ご自慢の愛息。上様とは月とスッポン、英邁な若君と誉れ高い。武芸にも秀でていらっしゃるのか、弓を構えるポーズもサマになってます。
 演じてるのは、平幹二郎と佐久間良子の長男、平岳大。ちょこっと出ただけですが、ミッキーにちょっと似てますね。腕が太くて、腋毛がセクシイでした♪ミッキーはすぐに死んで退場したので、父子共演が実現しなかったのは残念。
☆篤姫の爺ころがし
 今回の篤姫の対戦相手?は、水戸ご老公。攘夷について、彼に論戦を挑む姫。相変わらず小ざかしい小娘だなあ。でも思った通り老公は面白がって、すっかり骨抜きにされてしまいました。篤姫って、人心掌握の天才ですねえ。
☆おとこ心を解さぬ女
 愚痴をこぼす尚ゴローちゃんに、そんなん聞きたくないから、もう来ないで!と突っぱねるお近さん。男の泣き言ぐらい、聞いてやれよなあ。尚ゴローちゃんみたいな可愛いイケメンの愚痴なんて、なかなか聞けるものじゃないぞ。
★総括
 みんな、いとも簡単に篤姫に操縦、懐柔されちゃうのが、ありえないというか...
 MVPは、今度は何をしてくれるのか期待させ、期待を裏切らない堺雅人!しょんぼり瑛太も可愛かったです。

 つづいて、第17話...
☆西郷どん、しつこい
 江戸で再会した尚ゴローに、西郷どんったらまた、篤姫のことまだ好きなのかよ?なんて、失恋話をムシ返す。今後も西郷どんに会うたび、古傷にタッチされそうな尚ゴローちゃんです。
☆江戸生活、3ヶ月でジ・エンド
 ガーン!尚ゴローちゃん、せっかく意気揚々と薩摩から来たのに。不運?はまだ続きます。斉彬から、死んだ小松先生の家督を継ぐようお達しがあったのはまだいいとして、そのためには先生の妹お近を嫁に!との条件が。ガーン!あんな辛気臭い、かなり年上の嫁かず後家を押し付けられるなんて、何て可哀想な尚ゴローちゃん!真っ暗な青春です
 斉彬の計らいで(殿様、相変わらず気を使いすぎ)篤姫と再会を果たす尚ゴローちゃん。姫を待つ尚ゴローちゃんの表情は、嬉しそうというより何だか不安そう。聞こえてきた姫の衣擦れに、ビクビクしてる尚ゴローちゃん、萌え~
 それにしても。篤姫と尚ゴローちゃん、再会しすぎ!どうせまた会えるんだろう、と思ってしまうので、別れも全然せつなくないんだよなあ。
☆安政の大地震
 ギャーっと滑ったあの腰元、大丈夫かなあ。
☆カステーラ
 上様、今度はカステラをお作りに。将軍を辞めて、パティシエになれたら幸せなのにね。
★総括
 篤姫よりも、翻弄されまくり人生な尚ゴローちゃんに同情。
 MVPは、薩摩に戻ったショゲっぷりが可愛かった瑛太。
          
 そして、第18話...
☆義妹と遊ぶ篤姫
 やっぱ世話係りの腰元にしか見えません!
☆上様SHOUT!
 新しい老中・堀田が挨拶してると、控えよぉぉー!!と突然金きり声!声も顔も、イっちゃってて笑えました。ほんと毎回、何かしら演技を工夫して笑わせてくれますよねえ、堺雅人。
☆お近さん、大成功です!
 尚ゴローのもとに、夜陰こっそり訪ねてくるお近さん。何を企んでるの?!ヤな予感!
 縁談を破談にしてほしいと尚ゴローに頼むお近。でもなあ、本心じゃねえだろ?とバレバレなんだよなあ。尚ゴローの性格を知り尽くしてるお近は、自分を卑下しつつ、ネチネチと彼が断れない方向へと持っていく。うわ、したたかな女!あなたが気乗りじゃないことは分かってます、なんてイヤミを言うことも忘れません。
 絶体絶命の尚ゴローちゃん、ついに屈服!お近にプロポーズよかったね、お近さん!初めて尚ゴローちゃんに会った時から、彼を狙ってたもんね。彼を見る目つきは、ほとんど女豹でしたし。
 で、とうとう祝言可愛い初々しい花婿の隣には、トウの立った花嫁が。翌朝、仲良く香を焚く二人ですが。初夜がどんなだったか、すごく気になる。尚ゴローちゃんは童貞花婿だったのかどうかも。
☆英姫、覆面をとる
 ついに、篤姫に素顔をさらす英姫。疱瘡の痕を見て、大したことないじゃん!と予想通りのコメントを口にする篤姫。そうかなあ。女性としては、深刻だと思ったよ。よほど太い神経じゃないと、気にせずに生きられないよ。
☆滝山
 篤姫を迎えに来た、大奥総取締役。稲森いずみ、さすがに老けたけど、ちょっと凄気が出てきて(きついメイクが怖い)、いい女優に成長してるのでは?毒にも薬にもならない松嶋なな子よりは、いい仕事してますよね。反町を略奪したなな子に、女優業でリベンジ!
★総括
 尚ゴローの女難に同情!人生、あきらめないで!とエールを送りたいです。
 MVPは、久々に三味線を弾く姿、花婿姿も可愛かった瑛太。次いで、最後にチョコっとしか出なかったけど、今後を期待させてくれた稲森いずみ。堺雅人のシャウトも笑えました。
           
 そして、第19話...
☆おとなげない幾島
 滝山に着物の裾のことでイチャモンつけられ、ムキになって食ってかかる幾島。おばはんの逆ギレを、軽くかわす滝山の冷静さが素敵です。
☆篤姫の姑懐柔芝居
 上座から本寿院の挨拶を受けた後、タイミングを計らって下座におり、お義母さま♪と阿る篤姫。我は強いけど、本来は気のいい単純なオバハンである本寿院など、たやすく操る策士・篤姫です。目配せする篤姫と幾島、それを観察する滝山の胸中は、こんな感じだった。
篤姫『プッちょろいちょろい♪』
幾島『うひひ。さすが姫さま♪』
滝山『なかなか食えない小娘みたいね』
☆お志賀の方
 家定の側室。鶴田真由の、ろうたけた優美さ!女性的な魅力だけだと、小学生みたいな宮崎あおいなど、敵じゃないです。
☆爆裂かくれんぼ
 突如、篤姫の前に現れる狼藉者、かと思えば、かくれんぼ中の上様。ウッフォフォ~イ♪と駆け回る上様、おまえはアラレちゃんか!ヤバい人という印象を、未来の妻に与えたことは大成功です。
★総括
 やっと来た大奥ですが、何かショボくね?庭なんか、いかにもセットって感じだし。京都の大寺院を撮影に使ってた「大奥’83」は、ほんとに豪華で壮麗だったなあ。
 MVPは、何か怖い稲森いずみ。ついで、美しさがダントツな鶴田真由。主役に代わる大奥の花として、二人の美貌に今後も期待!
 瑛太の出番が激減!今は「ラスト・フレンズ」のほうに重点を置いてるのかな?
 また「大奥’83」が観たくなってきた~!





ラスフレ②~④ 倒錯する想い

2008-05-02 | 日本のドラマ(連続)
 「ラスト・フレンズ」第2話から4話まで観ました...

☆いぢめ女
 何かというとミチルにガンつけ、さりげなくヒールのかかとでミチルの足を踏んだり、脅迫まがいなことを言う職場の先輩。ひどいんだけど、いい味だしてます。
 美容院の店長も、働き者で客受けのいいミチルを重宝しつつ、いつも何げにイヤミを言うことは忘れない。ミチルって、ほんと同性に嫌われるタイプなんですね。あんまし可愛くて善良すぎるのも、生きるうえで障害になるんですね。
☆おぐらさん
 女房に逃げられてシェアハウスに転がりこんだエリの同僚。ちょっと可愛いかも♪
          
 ↑おぐらさんこと山崎樹範くん。このドラマで初めて知りました。いい味だしてます
☆公務員
 昼も夜も、ミチルを美容院の前で待っている役所勤めのDV男。公務員って、そんなに仕事ヒマなの?
☆タケルのファッションが...
 何だか志茂田景樹先生みたいですねえ。男が生足出すのって、何だかなあ。
 そんなチャラチャラしたファッションと、ナヨナヨしたキャラが予想以上に似合ってる瑛太。似合ってない侍役の「篤姫」の彼は可愛いけど、今回の彼はキモい。キモいんだけど、ハマってるんですよねえ。こんな役をする彼を見たかったんだけど、いざ見てみるとピッタリすぎて怖いというか。でもこれって、役者としては大成功と言えますよね。同じシェアハウスを題材にした吉田修一の「パレード」に出てくる大学生役を演じられるのは、もう瑛太しかいない!
☆殴られても愛してる
 周囲からは理解されない、DV男から離れられない女の愛。ミチルいわく、生まれて初めて心から愛されてると感じさせてくれてる人、なDV男。うう~ん。イマイチ腑に落ちないのは、あの男がホントにミチルを狂おしく愛しているとは思えないから?普段もそんなに優しくないし、いつも不機嫌で陰険な顔してるし。暴力シーンばかりで、これじゃあミチルも別れられないだろうなあ、と思わせる面が全然ないし。
 凶暴さと同様、心が蕩けてしまう許してしまう優しさや痛ましさが、あのDV男には必要だと思うのだが。見るからに性格が悪そうな、女にも手をあげそうな顔してるので、二面性のギャップもなくて面白くないんだよなあ。
 演技も、何を言ってんのか???なボソボソ平坦声(棒読み?)だし、キレても怖くないし、つまんない。その点、冬彦さんはホント激怖で超笑だったよなあ。やっぱアイドルと役者の差?
☆シェアハウス
 和気藹々、いつも賑やかで楽しそう。憧れるけど、でもどうなんでしょう?学生ノリの馴れ合い生活にも見えます。社会人の生活じゃないよなあ。でもまあ、彼らの大人になりきれなさをよく表しているかも。
☆エリ
 今のところ、妙にテンションが高くてギャーギャー騒がしいだけの女。ホントに主要人物のひとりなの?あんまし意味のない、ただの脇役っぽいけど。男にだらしなさそうなところを活かして、セックス恐怖症のタケルとは逆の、セックス依存症な感じにすれば、それも深刻でドラマになると思うけど。
☆すきやき
 お餅を入れるかどうかで、論争が。もちろん入れるに決まってるでしょ!
☆自分というものが希薄な女
 DV男を非難するルカやタケルに、彼のことを悪く言わないで!とミチル。そして、彼を懸命に擁護する。
 ミチルったら、せっかく匿ってもらってたのに、一晩中雨に濡れながら君を待つ可哀想な子犬な僕、というDV男のベタな演出に、またコロっと...ああ~どーしようもないなあ、こりゃ。DV男より、DV男を庇う女のほうが、ある意味ドン引きしちゃう。ミチル、簡単に洗脳されて悪い新興宗教とかにも入信しそうなタイプですよねえ。何か事件が起こっても、教祖さまは悪くありません~!と号泣、みたいな。危ない危ない!by 福田和子
★総括
 ルカは、カッコいい男の子がやっても違和感のない役ですよね。やっぱ私って、筋金入りのYAOIみたいです。ルカとミチルに、全然ときめいたりドキドキしないんだよなあ。二人の切ない愛が最大の売りみたいなドラマなので、すごく損してる気分。
 あと、やっぱDV男がねえ。怖くもキモくもないのが、いかがなものかと。まあ、アイドルだからねえ。事務所的には、ヘンな演技はさせられない!んでしょうね。同じジャニーズでも、草なぎとかなら、めちゃくちゃ怖くて(顔だけで)戦慄ものになりそうだが
 だいたひかる、じゃない、うただひかるの主題歌、結構気に入ってます。プリズナーオブラ~♪
 
 

篤姫⑬~⑮ お江戸は百鬼夜行でごわす

2008-04-14 | 日本のドラマ(連続)
 「篤姫」第13話から15話まで観ました...

 まずは13話...
☆船旅
 時化に揺れる船、というよりヨットみたいなセットです。
☆懐かしのアイドルたち登場
 篤姫たちを迎える江戸薩摩藩邸の老女たち。北原佐和子って、私が子供の頃アイドルだった人?まだ芸能界にいたんですね!さらに、佐藤藍子。深夜ドラマ「変」で、可愛い男の子を演じてた彼女に、当時つき合ってた男がハアハア萌えてたっけ。
☆英姫さま
 斉彬の正室。御簾を隔てて顔を隠す彼女は、態度も言葉も篤姫に冷ややか。凡庸な女優なら、単に意地悪でヤな女にしか見えないところを、余貴美子の個性と演技力の賜物でしょうか、性悪というより人生に虚無的で投げやりなキャラに仕立て上げられているようで面白いです。いかにも作ったような上品で丁寧な口調ではなく、感情のないそっけない物言いも、ほんとに高貴な女性は周囲に気を使わずに暮らしてるからこんなんだろうな、という説得力も。
★総括
 冷たい英姫も、どうせ篤姫に心を許すようになるんだろうなあ。予想できる陳腐な展開に、萎え~!誰かひとりぐらいは、徹底的に篤姫を敵視してほしいなあ。大奥編での稲盛いずみ、若村麻由美に期待!
 MVPは、存在感が抜きん出てる余貴美子。優しそうなのにヒステリックな北原佐和子のオデコも印象的。

 続いて、第14話...
☆若様のお絵かきタイム
 きゃ江戸城のバカ様、じゃない若様が、ママの本寿院(高畑淳子、怪演!)をモデルにお絵描き。できたー!(か、可愛い)と、完成作をママに披露。あれ?!ママじゃないし!アヒルじゃん?!アヒルが好きやねえ。今回もキュートに大ボケかましてくれた若様でした。
☆さよなら忠剛
 篤姫が去ってから病臥してた忠剛が、ついに逝ってしまいました。死ぬ間際の彼は、娘への妄執に憑かれていたみたいで、何だか怖かった。父の娘への愛があんなにベタベタしいと、気持ち悪いなあ。
★総括
 ベテラン女優たちの好演が際立つドラマですね。余貴美子、高畑淳子の怪演に、今後も期待!
 MVPは可愛いすぎる堺雅人。ついで高畑敦子、余貴美子。長塚おぢさまも、good job!お疲れさまでした~
   
 そして、第15話...
☆虎寿丸と西郷どん
 斉彬の世継ぎである幼い義理の弟と、楽しそうに相撲をとる篤姫。うう~ん。どう見ても篤姫、世話係の腰元にしか...
 庭方役に抜擢された西郷どん、虎寿丸に命令され彼を肩車。ああ~いいなあ!私もオザユキに乗りたい~!肩車より、馬乗りがいいな♪
☆みかど登場
 京の都におわす孝明天皇。演じるのは、元宮内庁の楽師だった東儀秀樹。適役というより、ベタなキャスティングですね。
☆西郷どん、ふんどし男祭!

 斉彬の信頼や優しい言葉に感激・興奮した西郷どんは、ふんどし一丁で井戸水ぶっかけ&うおおおおおー!!と雄たけび。
 ウホオザユキ、不意のサービスショット♪ムチムチしたマッチョで、やっぱええカラダしとるのお。しかし何を意図していたのか、太い腕&脇(毛)、厚い胸、と順々にアップで映すカメラのアングル。ゲイ視聴者へアピール?!
☆斉彬パパ&お由羅
 久々に登場!の、お騒がせカップル。斉彬一家呪詛疑惑が再燃し、西郷どんたち藩士は暗殺計画まで。
 でも、そんなに悪い人たちには見えません。斉彬パパは、ちょっと短気だけど気のいい老社長、お由羅もオネダリ上手、甘え上手な銀座のホステスって感じで、ドロドロした悪意などなさそう。イチャついてる二人は、ほのぼのしてるし。人の好い二人は、ひょっとして斉彬側によって汚い悪役に仕立てあげられてる感が、なきにしもあらず?
 で、またシャシャリ出る篤姫、ご隠居さま邸へ乗り込む。ホントに呪詛してんの?と、率直というよりメチャクチャぶしつけに問う篤姫に、ご隠居さま&お由羅は唖然。のらりくらりしたお由羅は、確かに曲者って感じがしますが、篤姫のほうが性格は悪そう。
 篤姫が嫁ぐのは公方さま、と幾島が前もって謀ってたようにほのめかすと、ご隠居さま&お由羅はハ、ハハ~!と、印籠を出した水戸黄門に降参する悪代官・悪商人のようなリアクション。それを見て小気味よさげな篤姫。これって...胸がすく痛快なシーンなの?すごく嫌な感じがしたけど。ご隠居さま&お由羅をイヂメて平伏させて喜んでる、無邪気さも計算な意地悪で高慢な篤姫。怖い娘です。まあ、これぐらい性悪で気が強くなきゃいけないんだろうけどね。今に英姫にも無邪気を装って『アバタが顔にあるぐらい何よ!』なんて言い出すのではないか、と心配&期待。
★総括
 可愛い子ブリッコ時代よりも、人をやりこめるのを楽しんでる今の篤姫のほうが、ヤな女の魅力があって好きです。
 MVPは、ふんどし小澤征悦!ついで、長門裕之&涼風真世のコンビ。
         
          西郷どんことオザユキ応援

ラスフレ① love shelter

2008-04-13 | 日本のドラマ(連続)
 録画してた「ラスト・フレンズ」第1話、やっとこさ観ることができました...

☆スゴい腹ボテ
 ヒロイン・ミチルの妊婦姿。腹のふくらみ具合が...五つ子でも入ってそうです。
☆長澤まさみasミチル
 やっぱ可愛いですね。明るくて清潔で健康的で。しゃべったら、相変わらずムカ&イラっとするけど。でも、今回の彼女は...
 見た目も性格も可愛いミチル。可愛いければ可愛いほど、同性には嫌悪憎悪を、異性にはヘンな気を起こさせ、ネガティヴな感情と理不尽な攻撃を誘発。可愛さで得をするどころか、降ってくるのは災難と不幸ばかり。まさに持って生まれた業(カルマ)、みたいな。不運から逃れるための才覚もなく、ただメソメソオロオロするだけなのが、情けなくも哀れ。
 可愛い子ブリッコを武器に、みんなから愛されイイトコドリ!ではなく、その可愛さゆえにヒドい目に遭う受難ぶりが、可哀想と同情する以上に、何だろう?溜飲がさがる、ていうか、それこそ彼女のあるべき姿と納得できる、ていうか。とにかく、長澤まちゃみの可愛い子ブリッコが、初めて活かされてる役だと思う。
 最近、長澤まちゃみが総スカン状態(ドラマや映画がどれも大コケ)だったのは、おやぢの妄想的視点で作られたキャラが、いささか気持ち悪く反感を買ってたからだと推察。でも今回みたいに、意地悪で冷徹な女の観察眼にさらされた彼女は、悲しく痛々しいほどリアルで、いるいる、こんな娘!という共感を抱かせてくれます。
☆上野樹里asルカ
 ほとんど男です。猿みたいな顔。実際にもいそうですよね、こんな可愛い系オナベ。のだめとは別人、とまでは言えないまでも、なかなか化けてる樹里ちゃんです。
 ミチルを愛しているルカ。陳腐なシーンや台詞も、男×女ではなく女×女なので、妖しく切ない禁断の匂いが。ただ単に、ヒロインに片想いする男が女になってるだけ、みたいな感じもするが。女を愛する女ならではのイタい悲しい恋情を、もっと打ち出す必要ありかも。
☆家賃4万円のシェアハウス
 え~!?安すぎる!あんなオシャレでキレイで広い一軒家、しかも東京で。ありえな~い!広島市内でもないぞ!
☆瑛太asタケル
 うう。ちょっとキモい。不健康さに拍車がかかってるような瑛太。前みたいに、可愛いと思えない。役づくりのせいなら、立派!だけど。
 風貌(髪型&ファッション)と雰囲気で、ゲイちゃうか?と疑われるものを巧く出している瑛太。彼も長澤まちゃみ同様、今までで最適な役なのでは?トボけたヘボい男の子な瑛太も可愛いけど、彼の地に近い?中性的&都会のモラトリアム青年ってのは、前から演じてほしいと願ってた役。なので、今後がすごく期待できます。
☆ミチルの母ちゃん
 男をアパートに連れ込むアル中気味のママ。ありがちすぎるダメ母ですが、荒んだ女の醜態を、倍賞美津子が存在感たっぷりで好演しています。
☆スッチー
 このニューハーフみたいな娘、ほんとよく出るなあ!売れっ子というより、無茶に働かされてる感じ。
☆DV男
 誰?ジャニーズの子?クレジットがトメなのが吃驚。倍賞美津子より格上扱い。そんなに大物なの?ヘボい顔してるなあ。貧相だし、女子プロレスラーみたいな長澤まちゃみのほうが、ケンカ強そう。反撃したら、勝てるのでは。ヘボいけど、仲間とツルんでオヤヂ狩りでもしてそうな顔なので、暴力シーンも違和感ないんですよねえ。怖くないのも難点。急にDV化したけど、今まで前兆なかったのかしらん。
 ボコボコにされても、言いなりになるミチル。私からしたら何で?!だけど、こんな女性は多いらしいですね。
☆キッス
 眠っているミチルに、ルカが...私はYAOIなので、女同士には全然ときめきません。
★総括
 面白いです。チャラチャラしたオコチャマドラマにウンザリしてたので、こういった深刻な現実と問題に悩み苦しむ若者の群像劇は、待ってました!です。キャストも良いし。ちょっと乙女ちっくなテイストが不安材料ですが。ルカとかミチルとか、役名からして少女漫画だし。チープにならない程度に、ドロドロ&シリアスな展開を期待!
 のだめの出演者が多いですね。だったらいっそ、DV男は千秋先輩こと玉木宏にすりゃよかったのに。


 
 
 

篤姫⑧~⑫ 星になった君

2008-03-24 | 日本のドラマ(連続)
 「篤姫」第8話から12話まで観ました...

 まず、8話...
☆意地悪顔?
 キャピキャピしてる時は、何だかイライラする篤姫ですが、ムスっと不機嫌だったり、ムカっと怒ったりする時の彼女は、案外これが地なのかも、と思わせる怖い迫力が。『宮崎あおいって、何か底意地の悪そうな感じがするんよのお』と言うM子に、そうそう!と頷いてしまった私...あおいちゃんファンの皆様、すんません♪
 斉彬邸に移ってきて、そこの女中たちにアレコレ言われる姫だけど、イヂメられて可哀想、という感じは皆無。むしろ、ふてくされたりヒステリー起こしたりする篤姫を持て余してる女中たちのほうが、見ていて気の毒。
 世話係長の広川は、一見ツンケンしたタカビー女だけど、すごく献身的だし(しかも、すごい美人)。その部下の高山(左時枝、いい味!)も、腰の超低いオバサン。みんな、すごく善い人たちです。
☆コロッケ
 江戸の瓦版役で突然の登場!やっぱり顔芸やってくれて、笑っ!
☆雷
 篤姫と幾島が初対面するシーン。雷がピカー!漫画みたいで笑っちゃいました。
★総括
 篤姫のキツい性格が顕著になり始めました。ぶりっこ卒業に期待♪
 左時枝のクレジットが、ピンじゃないのが驚き。広川役の板谷由夏より、格下扱い。ベテランに対して失礼なのでは。
 MVPは、特になし。篤姫に困惑する板谷由夏と左時枝の演技は良かったです。

 第9話は...
☆LOVELY 若様
 逝去した大御所の遺骸の前で、消沈する幕臣たち。しかしバカ様、じゃない、若様は、『(遺骸に)ネジを巻けばよいではないかあ~』と、すっとぼけた顔&声でのたまう。さらに、雨が降ってるのに庭の花に水遣り。『可愛いのお~』と花を愛でる若様。あなたのほうが可愛い
☆小松先生
 斉彬の側近で、尚ゴローちゃんの師匠。家には辛気臭い妹お近しかいないみたいだけど、独身?それとも...男前な小松先生と可愛い尚ゴローちゃんも、ちょっとYAOI妄想を喚起させる関係です。
★総括
 若様のキュートなウツケぶりに、萌え~でもあれって、演技なんですよね?なぜあそこまで手の込んだ偽装をしなければならないのか、今後その理由も描かれるのでしょうか。
 MVPは、もちろん堺雅人。左時枝も、ただそこにいるだけで存在感バリバリ。

第10話は...
☆しつこいコイバナ
 西郷どん、また尚ゴローちゃんに篤姫の話を蒸し返す。いい加減、ほっといたれよ~!と思ってたら、『肝付さんが大好きでごわす!』と、ついに?告る西郷どん。ああ、そーいうことか。尚ゴローちゃんの心に、まだ篤姫がいるのかどうか、すんごく気になるのね♪
☆Pretty 若様
 きゃまた何かポリポリ食べてる!食べ方が可愛いんだよなあ。
 庭で、『待て待て~』と何か追っかけてる若様。何かと思えば...ア、アヒル?!宮崎あおいに会いに来て、江戸城に迷い込んだアフラックアヒルでしょうか。
★総括
 本格的時代劇を期待するのをやめた時点で、この月曜ドラマランド大河ドラマ、楽しめるようになってきてる私。ナンダカンダ言いつつ、面白いですよね。何より、「義経」みたいにド下手すぎて見るに耐えない!な出演者がいないのが良い。あおいちゃんも瑛太も、若手にしては危なげない。ベテランも好演で、感じよくサポートしてます。
 MVPは、カッコいい英邁な君主ぶりが特に冴えていた高橋英樹かな。堺雅人、小澤征悦もグゥ~!by エドはるみ
 
 ↑西郷どん『おいは、肝付さまが好きでごわす』尚ゴローちゃん『え...』

 第11話は...
☆御台所ですと~?
 篤姫兄、また妹情報を漏洩。団子を手に、びっくり&しょんぼりする尚ゴローちゃんの、ヘナヘナ脱力ぶりが可愛い。うまそうに団子を食べる篤姫兄も可愛い。
☆おら江戸さ行くだ
 正装し、斉彬の御前に畏まる尚ゴローちゃん。その清楚で可愛らしい姿に、斉彬も舌なめずり、じゃない、心を打たれて、『よき面構えじゃ』と。え~!?どこが~?!すんごく可愛いけど、オドオドヘナヘナしてるヘタレ顔だったけど...
☆斉彬さま、いいひと
 英邁なだけでなく、とっても優しい斉彬さま。ちょっと篤姫に気を使いすぎ?甘やかしちゃダメ!尚ゴローと二人きりで会わせてやるなんて、度が過ぎるのでは。
★総括
 瑛太、可愛いだけじゃなくて、演技もホント上手くなってますね!発声もきれいで、何言ってんのか分かんない!なシーンは全然ないし。時代劇、大丈夫なのかな?という危惧も、杞憂に終わったようです。
 MVPは、やっぱ瑛太かな。次いで高橋英樹。岡田義徳も今回は超可愛かった!

 最後に、第12話...
☆フクさんからの贈り物
 フクさん再登場!フクさんが夜なべをして~♪篤姫の幸福を祈願して手毬を作り、尚ゴローちゃんを通して姫に献上。この慎ましいプレゼントを見るたびに、以前フクさんたちを傷つけた上から目線な独善を、姫は反省してほしいものです。
☆さよなら桜島
 家族とも、故郷とも永久の別れを告げる篤姫。庶民なら、また会える戻れる日が来るのに。気軽に身動きできないところが、身分の高い人たちの悲劇ですよね。
★総括
 家族との別れが、ちょっとベタベタ長々しくて、返って興ざめ。
 少しずつキャピキャピぶりっこじゃなくなってきてる、気丈で毅然とした成長を見せ始めた篤姫こと宮崎あおい、を今回初のMVPに。山口祐一郎と碁の話をするシーンのあおいちゃんは、なかなか秀逸でした。
        
 尚ゴロー『姫さま~
 西郷どん『これで邪魔な小娘はいなくなったでごわす

篤姫⑤~⑦ 涙くんさよなら

2008-02-18 | 日本のドラマ(連続)
 「篤姫」第5話から7話まで観ました...

 まず、第5話...
☆ジョン万次郎
 アメリカ帰りの青年。顔の日焼けメイクが、何か不自然。
 演じるのは、勝地涼。あれれ?!涼くん、何だかブサイクになった?!「里見八犬伝」とかの彼は、その名のを通り涼やかな美男子って感じだったけど...ヒロミ、三田佳子の次男に似て見えるのは、目の錯覚?でも、凛とした声は素敵♪
☆西郷どんに嫁!
 ガーン!西郷どん、てっきり尚ゴローちゃんのことが好きなのかと思ってた。きっと、芸能界でもよくある偽装結婚ね(YAOI的妄想)!それにしても。夜の営みも濃い&激しそうな西郷どんです。
☆薩摩ボーイズの恋愛相談室
 於一姫に縁談が持ち上がって、焦燥&落ち込む尚ゴローちゃんを叱咤激励する西郷どんwith his friendsですが...話の内容は、中高生レベル。
☆日本一の男!
 と結婚したい!と於一姫。うわっNANISAMA発言ですねえ。理想がチョモランマというか、よっぽど自分に自信がないと言えない台詞です。自分が日本一の男に相応しい女かどうか、よく考えてほしいものです。
☆尚五郎の決意
 日本一の男になれるだろうか、と自問自答する尚ゴローちゃん。乱れた心を落ち着かせようと、三味線を弾いたり井戸で冷水を浴びたり。
 ヘタレ演技してない時の瑛太は、なかなか悩ましく凛々しくて、絵になる。シリアスな横顔なんか、すんごくきれい。行水?シーンでは、上半身裸♪ほっそりしてるけど、腕とか太くて引き締まっていて男らしい
 姫をください!と於一パパ忠剛に直談判する尚ゴローちゃん。従来の頼りなさも出しつつ、誠実さと情熱にあふれた彼の様子に、忠剛のみならず視聴者も心動かされます。瑛太、長い台詞もこなしていて、また演技が上達したね!
★総括
 おばさま層にもアピール成功!な瑛太でしょうか。
 今回のMVPは、文句なしで瑛太!
        
 
 つづいて第6話...
☆おしゃべり尚五郎
 於一の縁談とか養女縁組の話を、西郷どんやジョン万次郎、お近に漏洩しまくる尚ゴローちゃん。告っちゃえ!とか私なら奪う!とか、放課後恋愛相談ちっくに好きだ嫌いだな彼ら。ますます大河ドラマらしさが希薄に...
☆さよなら菊本
 自分のような卑しい者が乳母だと、姫様の汚点に...と、自害して果てる菊本。厳しくも哀しい女の道に圧倒されますが、何も死ななくても...そんなに卑しい身分なの?確か徳川家の将軍のほとんどの生母は、身分の低い女性だったはずだけど...
★総括
 平ミッキーに続いて、佐々木すみ江が退場。重みと引き締めを担う大ベテランがいなくなると、寂しいですね。
 今回のMVPは、もちろん佐々木すみ江。瑛太もどんどん良くなってきてます。

 そして第7話...
☆涙がキラリ
 菊本の自害や養女縁組で心乱れる於一を、強い口調で諌める尚ゴローちゃん。じわ~っと涙で潤んでいく、でも必死に流れるのを堰き止めてる両目に、胸キュン。目薬なんか使わず、切ない感情を自然に瞳で演じた瑛太、素晴らしいぞ!
☆お守り交換
 お別れに、互いのお守りを交換する於一と尚ゴローちゃん。これって切ないシーンなの?少女マンガか韓ドラみたいだなあ。
☆人影
 お幸の夢に現れた、謎のメッセンジャー。いつも同じ回想シーンなので、そろそろ違うバージョンで見たい。
☆このお守りが目に入らぬかー!
 於一を籠に乗せ、斉彬の邸宅へと向かう行列。それを道端から、西郷どんwith his friends と一緒に畏まって見送る尚ゴローちゃん、懐からおもむろにお守りを取り出し、水戸黄門の助さんみたいに籠に向かって見せる。あら尚五郎さん、西郷さん♪と、籠の中からキャピキャピと飛び出しかねない於一にハラハラ。
☆異国船来航
 CGなのでショボい...
★総括
 すごいアットホームな於一一家ですねえ。共感、というより、ありえねー!感のほうが強いぞ。
 今回のMVPは、文句なしに瑛太!ヘナチョコくんの可愛さと、凛々しく成長・変貌していく期待を抱かせる演技が、キラリと光ってます。樋口可南子の美しさ優しさも、今回は特に印象的でした。
          
 春は民放に戻っちゃう瑛太。まだ長澤まちゃみの脇なんかやらされるなんて、可哀想!

 

篤姫③④ 賢夫人と賢君

2008-01-29 | 日本のドラマ(連続)
 「篤姫」第3話と4話を観ました...

 まず、第3話...
☆ブリッコでしゃばり姫
 藩を憂う両親に、何何何!?と飛びつく於一姫。子供が出しゃばるでない!と父に一喝されて、プー!と頬っぺたをふくらます。
 下々の者と仲良しな尚ゴローが羨ましい於一姫。ほとんど自分に言いなり状態な尚ゴローちゃんを従え、島津藩のお家騒動に巻き込まれた大久保利通の家へ、ルンルン♪と乗り込む。
 夫は島流し、息子の利通は謹慎中の大久保家を、気丈に守る賢夫人フク。大変な時にノーテンキな姫君がやって来て、迷惑なんだけど無下にもできない。台所からくすねてきた魚を、食べろ食べろ!とKYな姫に強制され、困惑顔。慇懃に恐縮しつつ、いきなり来ていったい何なのこの娘...と言いたげなフクの表情が、なかなか秀逸でした。西郷どん with his friendsは、すっかり於一のペースに乗せられ、上機嫌ですが。
 いっそ(姫を)嫁にもらえよ~と西郷どんたちからはやし立てられ、ドギマギデレデレな尚ゴローちゃんが可愛い
☆お由羅
 お家騒動の元凶である、島津斉彬の父の側室。自分の子を跡継ぎにと画策している魔性の悪女、という設定のはずなんだけど...長門ひろゆき老公に甘えたりオネダリしたりしたりスネたりする涼風真世は、悪女というより銀座のホステス。
 それにしても。涼風真世と山口祐一郎が母子って、無理があるような...山口祐一郎、今のところ毎回、葡萄酒飲んでるか、おまんじゅう食べてるシーンだけ?!
☆実は織田信長な若様?
 江戸城で、上様に謁見中の島津斉彬。きゃバカ様、じゃない、若様もいる♪ポリポリ何か食べてます。豆?
 相変わらず甲高い声&幼児的なアホづらしつつ、斉彬に『(参勤交代で)いろんな国が見られるのは、大いなる強みじゃのお~』と不意に真顔でつぶやく若様。驚く斉彬。あれれ?若様って実は、聡明な御方なの?うつけのフリしてるだけ?そんなのつまんないなあ。ありきたりすぎて。正真正銘のリアルに天然スレスレキャラのほうが、面白いし怖いし悲しみも深まると思うけど。
 斉彬に豆?をアーンするのかと思ったら、豆?を放りあげ、パクっなはずが、口ではなくオデコにコツン。痛いではないか~!!とバカっぽく独りギレする若様が笑えます。あれも偽装だと思うと、面白さ半減だが。
       
☆こじきじゃない
 また大久保家にやってくる於一姫。今度は魚だけでなく、酒までくすねて。
 極貧生活を哀れんで、自分のかんざしをフクに差し出す於一。これ売って、生活のたしにせよ!とばかりに。フクは静かに、でも厳しく、私たちは物乞いではない、もうここへは来てくれるな、と姫に言い渡す。ガーン!な姫。
 無邪気な独善ほど、たちの悪いものはない。相手には悪気がないので、怒ったり不満を言ったりできないもんね。なので、毅然としたフクさんの拒絶に、胸がすく思い。フクさん、偉い!姫の上から目線な自己満足は、見事に粉砕!
 貧乏人をバカにすんなー!な、卑屈な怒りとか依怙地さなど全然感じられないところが、フクさんの偉大さ。あくまで奥ゆかしく、深い思慮と礼節をもって姫に諭すフクさんの誇り高さが、清冽で美しい。まさに、女人の鏡です。尚ゴローちゃんも西郷どんたちも背筋を伸ばし、フクに敬服しています。フクを演じる真野響子の、知的で怜悧な美しさも魅力的。
☆生活費、すまんのぉ~
 京都の近衛家に立ち寄る島津斉彬。戯れ話まぎれに斉彬に生活費をたかる当主・近衛忠煕は何だか、貧乏なくせに金持ちだとホラを吹く横山たかし的キャラで笑える。演じるのは、離婚したばかりの春風亭小朝。桃太郎侍とのシーンに、軽いデジャヴ。そーいや二人、むかし一緒に時代劇やってましたよね?
☆のだめかよ!
 墨で瞼に目玉を描いて、大はしゃぎな於一。のだめも同じことやってたっけ。のだめは笑えたけど、於一は何かイライラする...のはwhy?
★総括
 於一ちゃん、今回は本気で殴りたくなりました。当時の16才って、もう立派な大人の女性なはずなのに。キャピキャピしすぎ。
 宮崎あおいの演技は、どうなんでしょうか。無邪気で可愛いくて萌え~か、ブリッコすぎてムカつく!のどっちかなんだろうなあ。私は無論...
 第3話のMVPは、何といっても真野響子。次いで堺雅人、瑛太、春風亭小朝、かな。
 
 続いて、第4話...
☆於一&その兄
 宮崎あおい&岡田義徳、可愛い猿兄妹って感じですが、姫君&若君には見えません。飢饉にあえぐ貧しい農家の兄妹なら、ほんとドンピシャですが。
☆お近
 沢村一樹の妹役、ともさかりえ。ううむ、彼女も良家の子女には見えん。わけあり女中、もしくは吉原の売れない遊女みたい。
☆於一の言葉づかいが...
 父との会話中。やった~♪とか、すっごぉ~い♪とか、しかも大口開けてゲラゲラ笑う。ううむ。天衣無縫ってキャラなんだろうけど、いちおう大名の姫君だしねえ。尚ゴローちゃんとか、若い男と二人きりで同席したり、外で会ったりすることじたい、ありえないし...
★総括
 あまりこれといって、ツッコミどころも感銘もなかった回でした。MVPもなし。
 回を重ねるごとに軽くなる内容とノリ、イライラする於一のキャラに、ちょっと鑑賞がキツくなってきたかも...
          
 2月2日スタートのオムニバスドラマ「ロス:タイム:ライフ」、3月放送のスペシャルドラマ「東京大空襲」も楽しみ♪だが、過労ストレスが心配...あんまし瑛太をコキ使わないで!