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まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

猿の惑棲

2007-11-13 | 北米映画 00~07
 年末の紅白歌合戦の司会者が発表になりましたね。
 何だか不健康で邪悪な感じがするコンビですねえ。この二人を見て、キャッチセールスとかオレオレ詐欺が思い浮かぶのは、私だけ?それにしてもN居、肌の色だけでなく頭髪も、かなりヤバくね?!植毛に成功した(としか思えない)草なぎに相談すればいいのに。
 今年は、何がヒットしたっけ。ぜんぜん思いつかない。楽しみなのは、ここのところ恒例になってる、“全盛期は紅白出演を拒んでたけど、売れなくなって今さら出てくる大物アーチスト”。今年は誰かな?

 「ジェームズ・フランコVSエイプ」
 ジェームズ・フランコの映画初監督作品。演出のみならず、主演、脚本、そして製作も彼がこなしている、完全なる“フランコ映画”!
 小説家を目指すハリーは、うるさい妻子から離れて、執筆用に部屋を借りる。だがそこには、人間の言葉を話すゴリラが住んでいた!
 設定や邦題からして、相当アホらしい映画かと思いきや。おバカなんだけど、ただノーテンキにアホバカなのではなくて、結構ブラックでダークな電波系コメディだったのが意外。
 何でゴリラが!?という疑問は、主人公同様だんだん気にならなくなってきます。ああ、そーいうことか、とゴリラの正体に気づくと、ゴリラよりハリーのほうが異様に見えてきて笑えます。

 ゴリラと同棲し始めて、家庭や仕事に対する抑制とか忍耐を失い、その代わりに自分は才能がある!という根拠のない自信が膨張して、どんどんコワレていくハリー。その姿は滑稽なんだけど、かなり狂っていてヤバすぎます。
 興味があること以外には無関心で無気力、社会や家庭生活でのストレスや抑圧、その他大勢の一人に過ぎない自分への絶望、でもそれを否定せずにはいられず、自分は特別な存在!と信じこんでしまう妄執。そんなものに蝕まれた現代人特有の病んだ心が、ゴリラという奇妙な形でハリーの前に現れたのでしょうか。ラストは、バカバカしさと同じくらい、狂気も炸裂しています。この珍奇で不条理な内容は、ロマン・ポランスキー監督の隠れた傑作「テナント 恐怖を借りた男」を、ちょっとだけ思い出させました。

 ジェームズ・フランコが、ハリー(蜘蛛男シリーズと役名が同じなのは、偶然?)を珍・怪演!
 職場での使えない無気力リーマンぶりとか、マーキング!とエイプが投げたウンコが裸の自分にベチャ!となり呆然とか、かなり笑えます。自分も猿化?したハリーが、すっかり一心同体な仲になったエイプに、ゴリラのダッチワイフをプレゼントし、ときどき貸して♪と頼んだり、イっちゃってるアホっぷりが大笑い!でもすぐに、怒涛の狂乱!ぶっコワレちゃってる電波男フランコくんです。
 合間に入るドストエフスキーの引用文とか、使われてる音楽が流麗なクラッシックとか、珍妙ながらも知的な味わいで、フランコくんの才気が感じられます。N.Y.の風景も美しく撮られています。
 DVD特典の、フランコくんへのインタビューが興味深い内容でした。この映画の基は、彼が大学時代に劇団の仲間と上演した舞台だとか。その舞台の映像も観ることができます。大劇場と違って、観客の手の届くところで演じているフランコくん。いいなあ!あんな至近距離でフランコくんが!
 今後も、ユニークな映画を監督してくれそうなフランコくんです。でも、俳優業をおろそかにしないでね!
 

海兵フランコ 肉肉しき闘魂

2007-11-12 | 北米映画 00~07
 ホットと間違えて、アイスカフェオレを自販機で買ってしまった午後。冷たくて飲めない...各駅停車と間違えて、快速に乗ってしまった夜。ああ~降りる駅が遠ざかってゆく...つまらない些細なドヂも、積み重なると自己嫌悪&ストレスになって私を追い詰めます。そのうち、間違えるものもスケールアップしそうで怖い...

 「アナポリス 青春の誓い」
 my dear ジェームズ・フランコ主演の日本未公開作を、やっと観ることができました♪
 造船所で働く青年ジェイクは、幼い頃からの夢を叶えるため、海軍士官学校に入学するが...
 あの~これって...ちょっと屈折した主人公、海兵仕官学校、厳しい訓練、黒人の鬼教官と、「愛と青春の旅立ち」のパクリ、じゃない、オマージュ?美人教官と恋に落ちるってのは、もろ「トップガン」です。
 とまあ、どっかで見たことあるぞ!な、過去の軍隊青春もの名作・ヒット作の美味しい部分つぎはぎ映画で、目新しさや工夫が全然ない。
 で・も!ジェームズ・フランコのファンなら、そんなことno problem!彼を見てるだけで満足満足な映画です♪
 
 フランコくん、やっぱイケてますがな~!薄幸そうな愁い、モゴモゴした低い声、眠そうな目、クチャっとした笑顔、そして!フランコといえばの肉肉しいナイスバディボクシングシーンで、たっぷり拝めます。バキバキムキムキの筋肉質ではなく、ガッチリムッチムチ肉厚なカラダが、柔らかジューシーそうでセクシイなんですよねえ。抱いて~!不屈の闘魂を表現する肉体に、見とれてしまいます。こんなイケメンなボクサーいたらなあ。日本のボクサーは、ブサメンしかいないのが残念。

 フランコくんの、涼しげで男らしいクルーカット、白さが清爽で凛々しい制服姿も、めちゃイケ!軍服フェチにはたまりまへん。闘う男のユニフォームは、やっぱそれに相応しい肉体を備えてないとね。いくらイケメンでも、チャラい貧相な男に軍服は着こなせません。
 
 もの憂げで眠そうな顔とは逆に、内面と演技はアグレッシブで情熱的。これがフランコくんの個性であり、魅力ですよね。シリアスで悩ましげな彼ですが、体重を増やすためにガンガン食いまくるシーンが、何かオチャメで可愛いです。空軍兵士役だった「フライボーイズ」でも思ったけど...フランコくんみたいな米兵なら、一夜かぎりのかりそめの相手でもいいっお情けを~!

 拷問みたいな厳しいトレーニングに耐える訓練生。日本の自衛隊の訓練も過酷みたいですが、私が街で目にする若い自衛隊員は、こいつらホントに大丈夫なのかなあ、な連中が多いんですよねえ。こないだも自衛隊員が、お婆さんのバッグを置き引きしたり、痴漢で捕まったニュースが。憂国...
 ちなみにアナポリスとは、海軍兵仕官学校の通称。所在地がメリーランド州アナポリスだから、だそうです。へぇトリビア!

 ↑フランコくんも出演の群像劇「エラの谷」日本でも近日公開?
 

悪魔の暗号を解け!

2007-11-08 | 北米映画 00~07
 帰宅したら、居間にコタツが。ああ~とうとう、出てきたか... 
 私、コタツが嫌いなんです...布団も敷かずにコタツで寝起き。いったんコタツで丸くなるとそこから脱けがたくなり、ものぐさになる。出るのがメンドいので、手を伸ばしたら取れる範囲でコタツ周辺にゴミゴミと物を置く。とんでもない異物汚物が中に入ってたり。とにかく、生活や家の中がだらしなく雑然と不潔になってしまう。人間を怠惰にし堕落させてしまう魔物、それがコタツです...
 でも、みんなで楽しく鍋をつついたり、まったりミカン食べながらTV観るには、やっぱコタツじゃないとね。
 
 「ゾディアック」
 “ゾディアック”と名乗り全米を震撼させた連続殺人鬼と、事件の謎を追う男たち...
 実際に起こった事件を、スリリングなサスペンスやミステリーにした、というより、どちらかといえば捜査する側の実録再現ドラマっぽい映画です。なので、いかにも映画的なヒネリとかドンデン返しとかはないけど、犯人に振り回されたり、手がかりを元に一進一退、日進月歩で核心に近づいていく男たちの姿が、丁寧に丹念に描かれています。ただ、長い!2時間半もある!こんなに長くする必要、あったのでしょうか。冗漫な感じも否めず、ちょっとキツい。
 同じデヴィッド・フィンチャー監督の「セブン」ほどではないけど、観客をビクッギクッとさせるシーンも、多々あります。ゾディアックが被害者を殺すシーンとか、唐突でエグい。
 私はノー○リンなので、解読された暗号の謎も、???って感じです。犯行声明文や暗号、被害者の遺留品を新聞社に送りつけるところなど、日本の連続幼女誘拐殺人事件や酒鬼薔薇事件を思い出させます。ゾディアック事件は、未解決ってところが恐ろしいです。あんな大それた事件を起こしても、捕まらないのがホント不思議です。日本の未解決凶悪事件といえば、世田谷一家皆殺し事件とか、八王子スーパー強盗殺人事件とか。犯人を突き止めていても、一般国民が知り得ない逮捕できない何らかの事情でもあるとしか思えません。
 ゾディアック事件を追う3人の男たちが、物語展開の軸になっています。
 暗号を解く新聞社の漫画家役は、ジェイク・ギレンホール。
   
 相変わらずイモくてモサくて可愛いジェイクデカい図体とアンヴィバレントな、子供みたいに純真で繊細な内面演技が、独特で魅力的。内気で優しい漫画家が、何かに憑かれたように暗号解読や犯人探しに夢中になっていく姿は、ちょっと狂気じみてて怖いです。「グッド・ガール」とかブロ山とか、暗めでおとなしいけど実は内に激しい情熱を秘めたコワレ気味の青年役って、ジェイクのオハコ?
 アル中ヤク中の敏腕新聞記者役、ロバート・ダウニーJr.久々に見ました。ほとんど地でやってる?!いい俳優なんだけどなあ。最近売れっ子のマーク・ラファロは、何だか刑事コロンボみたいな外見です。濃いルックスとミスマッチな優しい声が可愛いです。
 実録事件映画なら、ぜひ日本でも狭山事件を取り上げてほしいです。でも、映像化は不可能だろうなあ。ゾディアック以上に恐ろしい謎めく事件だけど、あまりにもタブーな暗闇が深すぎるから...
             
 新作で競演したキューティブロンドに、やっぱ食べられちゃったジェイク前カノのKDといい、ジェイクってブス専?まあ、つまんないモデル系美人よりは、KDやキューティブロンドのほうが、ジェイクの芸の肥やしにはなりそう

マーくん 夢さえあれば無敵

2007-10-22 | 北米映画 00~07
 久々に日曜がデイオフ。悲しきヒマ人の私は、昼過ぎに起きてレンタル店に。
 新作コーナーをカッタルそうに見てると、松ちゃん!と突然声をかけられた。振り返ると、高校の同級生だったWくんが。あわわ。
 Wくんとは前にも、ホテルのレストラン前で、違うレンタル店でバッタリ会ったことが。
 ボサボサ髪を隠すための目深に被った帽子、スッピンごまかし用の伊達メガネ、ダボダボのパーカー&ズボンという、売れないタレントの勘違い変装ちっくな姿の私。それに比べて、Wくんは相変わらず爽やかな男前。
 何かオススメある?最近何か面白い映画観た?と、屈託ないWくん。私が蜘蛛男3を勧めると、適当に聞き流されて、アキ・カウリスマキ監督の映画っていいよね~!オゾン監督好き?と、なかなかの映画通ぶり。私がガエル・ガルシア・ベルナルのファンだと知ると、彼ってチビだしそんなにスゴい役者じゃないけど、作品には恵まれてるよね、とも。「恋愛睡眠のすすめ」を知らなかったらしく、どこにあるん?と訊いてきて、見つけるとさっそくレンタルしてました。
 小1時間ほど立ち話して、じゃあねと別れました。日曜日の昼下がりにレンタル店だなんて、彼も寂しい独り身なのかな。帰り道、秋風が身にしみました...

 「インヴィンシブル 栄光へのタッチダウン」
 負け犬だった30歳の男が、プロのアメフトの入団テストに挑み、夢をかなえるまでのサクセス・ストーリー。実話だそうです。
 話はほとんどアメフト版「ロッキー」?どん底から起死回生を賭けて這い上がる主人公の姿を見てると、ロッキーのテーマが聞こえてきそうでした。
 アメリカ人が大好きな、あきらめずに信じれば努力すればDreams come true!な内容は、ほんと何のサプライズもない予定調和な展開で、ありきたり。でも、感動させられちゃうんですよねえ。何かに必死に頑張る姿って、やっぱ見てるほうも熱くなるし。
 ディズニー映画なので、アダルティなシーンも皆無。家族みんなで観られる作品です。
 この映画を観たのは、もちろんマーくんことマーク・ウォールバーグ主演だから♪
          
 マーくん、やっぱ猿みたいで可愛いですちょっと長めな70年代の髪型もキュート。カラダはイカついけど、アメフト選手にしては少し小柄?
 マーくんの役&演技は、血を吐くような闘魂!熱血!ではなく、淡々と静かな感じ。リストラされるわ女房に逃げられるわ家賃も電話代も払えないわ、山上オクラも涙するだろう貧窮問答歌なマーくんの、疲れた悲しそうな顔が可愛いアメフトに入団した後も、自信なさげで常にクビを覚悟してる様子が、これまで散々失望と苦渋をなめさせられた人生の悲哀を感じさせて、大丈夫!頑張れ!と応援したくなります。自慢のマッチョバディは、腹にサラシ?巻くシーンで、ちょっとだけ披露してます。
 マーくんを抜擢するコーチ役、グレッグ・キニアも好演。マーくんとのツーショットは、「ふたりにクギづけ」でのマットとのそれと何かカブってしまった。やっぱマーくんとマットって、因縁あります(単に似てるだけ?)。
 野球と並ぶアメリカの国技?なアメフトに興味があれば、もっと楽しめた映画かも。ヘタしたら死ぬハードなスポーツですよねえ。アメフトファンの熱狂ぶりが怖笑!ヤジがスゴい!広島カープのファンも真っ青なエゲツなさです。
 世知辛い毎日を送っている主人公のお父さんや友人たちが、主人公に夢を託して応援する姿も、なかなか感動的です。
 私も、夢がかなうと信じることができたら、どんな努力も惜しまないつもりなんだけどなあ。
          
 マーくんみたいな俳優、日本にいないですよねえ。かつての血気盛んなマーキー・マークがオニギリジョーとかキムタコを目の前にしたら、このオカマ野郎!と鉄拳とばして問答無用にボコりそうですね。

マーくん 極太で貫いて...

2007-10-02 | 北米映画 00~07
 Tomorrow is...my birthday!
 ああ~また巡ってきちまった。もう、ちっとも嬉しくありません。また無駄に無為に年食っちゃった、と慙愧に耐えない。Unhappy birthday to me~♪
 もちろん、何の予定も何か貰う期待も、例年のごとくありまへん。くすんクリスマス同様、すっかり慣れたLonelyness...
 実年齢では全然めでたくありませんが、永遠の19歳であるここでは、お誕生会を開いて皆様と楽しく泥酔したいものです♪
 年齢とは、まさに積み木のようです。美しく成熟できるか、それとも積み方を誤って、加齢臭で大気を汚すだけの醜い老人になるか...

 「ザ・シューター 極大射程」
 愛しのマーくんことマーク・ウォールバーグ主演の痛快アクション。
 元軍人である凄腕スナイパーの主人公は、罠にハメられて大統領暗殺未遂犯に仕立てあげられてしまう。怒りに燃えた彼は、報復を開始する。
 マーくん、めっちゃカッチョ良かったです!まさに、怒れる猿!モンキー・リベンジ!満身創痍になりながら、敵をガンガンぶっ殺していくマーくんの、ランボーも真っ青なハード&タフな闘志・勇姿ときたら!まさに野生の♂証明!その屈強頑強さ、不死身っぷりに惚れ惚れこの頃は、毒にも薬にもならんヘタレなジャリ男子、きれいなだけの優男ばかり目にさせられてるので、マーくんの野郎っぽさ、漢(おとこ)らしさは心の滋養強壮になります。ほんとマーくん、いい役者、いい男になったなあ。
 復讐に燃える戦士マーくん。ほとんど無表情で、笑顔など全然見せないシリアスで渋い演技なんだけど、やっぱエテ公顔で可愛いのだ!それに、めちゃくちゃ強いんだけど、ビミョーにお人よしなキャラが微笑ましい。悪者の罠に簡単にハメられたり。重傷を負って親友の恋人の家に転がりこんだり。あまり他人を疑わず信用しすぎ!戦場では軍神のごとき無敵の英雄だけど、一般社会では詐欺に騙されて身ぐるみ剥がされちゃいそな(後が怖くて騙せませんが)不器用なところが、何か可愛いです。
 ここのところ封印されていた、マーくんの肉体美も堪能できます。
  
 おお~すげーカラダ!抱いて~!どーやったらあんな肉体になれるのでしょう。ムキムキじゃなくて、ムチムチマッチョなのが、セクシイです。でも...兄弟疑惑がある?マット・デーモンもだけど、濃厚なフェロモンがなく、あくまで薄くて健康的な肉体美だし、色っぽいシーンで使うわけではないので、エロさはゼロなのです。
 で、マーくんのファンなら満足な作品ですが、話は結構メチャクチャ。マーくんが敵を問答無用に殺しまくるだけ、みたいな。マーくんの、鮮やかでド派手な仕事人ぶりがエキサイティングです。おとりの家周辺での激烈バトルが壮絶です。アメリカの田舎が、戦場と化してます。とにかく細かいことを気にせず、夜の9時頃から家族みんなで観たい娯楽アクションです。
 蛇足ですが...はじめ“極大”を“極太”だと思い込んでいた私。マーくんったら「ブギーナイツ」以来の開チン?!かと、ヨコシマな期待を抱いてしまいました。
 この映画、マットのボーンシリーズと話も主役も似てるので、ぜひ対決ものを作ってほしい!「マット・デーモンVSマーク・ウォールバーグの極太射精 ディパーテッドから黄泉がえり!最強エテ公頂上決戦!クルーニー兄貴は渡さない!」みたいな。って、全然アクション映画じゃないですね、これじゃ。
   
 カルバン・クラインの下着モデルやってたマーキー・マークも、今やオスカー候補になるほどの役者に成長
 おまけ:マーくんの波乱万丈武勇伝半生ジョニデなんか目じゃないぜ by マーくん

ダイヤモンドな男レオ

2007-09-11 | 北米映画 00~07
 何だか急に涼しくなりました。朝晩、もう扇風機も必要がないほど。
 季節の変わり目には、必ず体調を崩してしまう私。軽い風邪を引いてしまい、鼻グチュグチュ&微熱で気分がカッタルイ...ルル三錠を飲んで、早めに寝よっと。翌朝には、悲しいほどケロリとしてることでしょう。

 「ブラッド・ダイヤモンド」
 今年のアカデミー賞で、レオナルド・ディカプリオが主演男優賞にノミネートされた話題作。
 アフリカの紛争地を舞台に描かれる、不正なダイヤモンド取引の実態...
 こ、怖い~!激烈で悲惨な内戦・紛争ものを観るたびに、日本に生まれて良かった~!と痛感します。平和、ありがたや~!しかし、日本に住んでると、こんな命がいくつあっても足りない、メチャクチャにアナーキーな惨劇がホントに起きてるとは、にわかに信じがたいです。人権?何それ?な地獄に戦慄!虫けらみたいに虐殺されていく人々に、こんなことあっていいのか~?!と唖然となってしまいます。
 まさに、血塗られたダイヤモンド!輝きに隠された死屍累々の背景!ダイヤモンドだね~♪なんて、ノーテンキにプリプリ歌ってる場合じゃないです。平和な国でダイヤモンドを結婚指輪や装飾品として求めることが、紛争地の悲劇を助長しているという事実に暗澹となります。今後は、これ見よがしにダイヤを身につけている金満セレブが、恐ろしい吸血鬼に見えてきそうです。ダイヤなんて、よく考えたらただの石ころじゃん!不買運動に賛同!どーせダイヤなんか、私とは縁がないし!
 今回も、レオの熱演・力演に感嘆。レオってやっぱ、スゴい役者です。
  
 強烈な磁力、吸引力がありますよね。見入っちゃう。もう、カッコいいとか可愛いとか、そーいうのを通り越してる。まだ若いのにね。清濁あわせもった複雑な主人公を、ハードかつ繊細に演じているレオ。ラストは、まるで「誰がために鐘は鳴る」のゲーリー・クーパーみたいなカッコ良さでした。涙オスカーは、また残念だったけど、彼ならもっとスゴい演技ができると思うし、ハリウッドも受賞の機が熟すのを待ってるのでは?
 レオったら、すっかり男になったよなあ。体つきなんか、めちゃくちゃイカつくゴツくなってるし。昔のポッキー少年とは、別人です。でもアンパンマン顔には、まだ幼さが残っていて、笑ったりすると子供みたいで可愛いいい役者になりました。俳優は、やはり成長・成熟がないとダメだよなあ。いつまでも少年・青年のつもり的な、若さに固執する30過ぎた日本の某アイドルとか、どうよ?ぶっちゃけキモくね?(そのアイドル口調)
 シリアス&ハードなレオも素晴らしいけど、たまには軽いラブコメとかで、肩の力を抜いた演技も見せてほしいなあ。それにしても。俳優としてだけでなく、人間としても急激に成長したレオ。かつての放蕩三昧のブクブク&ボテボテなデブブリ男が、今ではスマートで真面目なエコロジストだもんね。最近では、環境破壊につながる行為をすると『レオに叱られるよ!』が決まり文句に。
    
 オスカーで助演男優賞候補となったジャイモン・フンスーも、レオに負けない熱演。息子のために命をかけて闘う姿が悲壮で、頑張れ~!と声援を送ってしまいそうになります。でも、貧民のわりには、スゴい肉体美。ビンボーでも、あんな筋肉隆々になれるものなのかしらん?
 敏腕女記者役のジェニファー・コネリーも、元アイドルから今やオスカー女優。オバハンになったけど、やっぱ美人です。彼女の役みたいに、平穏な場所では生きられない危険中毒?な人って、勇敢というより病気に近いよなあ。
 ブレア首相、じゃない、マイケル・シーンが、ダイヤモンド会社の社長役で、チョコっと出てました。
 近所のドブ川さらったら、もしかするとダイヤモンドが...なんてこと、絶対ないですよねえ。ダイヤじゃなくてもいい、庭を掘ったら小判とか出てこないかしらん...
 

スパルタン☆マッスル

2007-08-10 | 北米映画 00~07
 グアムのビーチで、その朝に買ったばかりのネックレスがないことに気づく。ガーン!もう落としたの?!家族に言うのも恥ずかしいので、独りでこっそり探しても、ない。ああ~涙、と楽しいはずのマリンタイムも曇る。遊び終えて着替えるためロッカーを開けると、ネックレスがあった!そっか、失くしたらいけないので、はずしたんだっけ!良かった!でも、さっきまでの無駄な欝状態を思うと、すごく損した気分に...
 朝、出勤しようと原チャリにまたがると、あれ!?鍵がない!?ポケットの中にもカバンの中にもない!部屋に戻って探しても、ない!あわわわ、このままでは遅刻する~!と、泣く泣くバスで職場へ。仕事中に、あ!そーいや昨夜、新しいカバンに替えたんだっけ。古いほうに入れっぱなしのままかも?帰宅して、その通りだったので安心、そしてバス代が惜しまれて歯軋り。
 今日も、ケータイがない~!と職場で慌てる。それに気づいて、後輩たちも探し始める。申し訳なさに泣きそうになりながら、必死こいて探しても、ない...試しに鳴らしてもらっても、着信音は聞こえてこない。おかしいなあ、と暑くなったので上着を脱ぐと、あれ松さん、それは!?と後輩の声。ズボンの後ろのポケットが、外にはみ出ていて、そこに携帯が(説明するのが難しい、ヘンな状態!)。あわわ。鳴らなかったのは、バッテリーが切れてたから。みんな、心配と迷惑かけてスンマセン...
 自分の忘れっぽさに、ほんと自己嫌悪。もう、ドヂでオッチョコチョイなんて可愛い形容で済まされない、ちょっと脳みそヤバいんでねーの?な、最近の自分が怖いです。

 「300」
 勇猛果敢で誇り高いレオニダス王率いる300人のスパルタ兵士が、数万の敵軍に立ち向かう!
 出てくる男がみんな、パンツ一丁な半裸なのが、ストーリーや最新CG駆使の映像&戦闘シーンよりも、この映画の売り?でもあんましセクシイじゃないんですよねえ。これ、ホントにリアルな肉体?カラダもCG加工してるのでは?と疑わせる、とても人工的で生々しさのない男たち。アニメに近い感じ?シリアスなノリで、ハチャメチャなシーンのツルベ打ちは、北斗の拳っぽくて笑えました。でもやっぱ、CG過多は映画をチープな感じにしてしまいます。
 血飛沫とともに、ブッタ切られた首・手・足が空を舞う!そんな人体損壊シーンのオンパレードですが、リアルじゃないので目を背けたくなるような怖さはない。マトリックスみたいなバトルシーンとか、何この生物!?な怪獣(サイの化け物?スゴい勢いで登場したわりには、あっけなく退治されて唖然)や、ホントに人間?!な怪人(首切り処刑人とか)、かなり笑えます。
 レオニダス王役のジェラルド・バトラー、劇中のほとんどは、うおー!!と吼えてます。北斗の拳実写版もお願いしたくなるスゴい肉体。でも、せっかくの肉体美も、CGに囲まれたアニメ系映画ではセクシイに見えないのが残念。ベン・ハーや十戒みたいな史劇なら、肉体も演技力も活かせるのでは?
 悪役ロドリゴ・サントロが、あわわ。何なの、あれは!?宇宙人?!声は吹き替え?! 
   
 ↑ジェリー&ロドリゴ。NYのゲイパレードみたいな格好
 ジェリーの部下たちの中に、ちょこちょことイケメンが。中でも良かったのは、LOTRや「ヴァン・ヘルシング」でも好演してた、デヴィッド・ウェンハム。金髪で目立ってたし、役も美味しい。
 お国のために死を恐れず闘うスパルタ兵士たちの精神構造は、日本の特攻隊と同じ?

砂漠心中

2007-07-31 | 北米映画 00~07
 早いもので、もう二日後に迫ったグアム旅行。早く南の島で、トロピカル☆体験したい♪
 そんなdokidoki☆wakuwaku感も、台風が西日本に大接近中というニュースによって、不安に塗りつぶされてしまった...台風上陸が、よりによって出発日だなんて。大丈夫かなあ~?!これも、日ごろの私の行いが悪いせいでしょうか。
 プラハで買ったペンダントを紛失して、ガクッ...日本円にして高々1500円ほどだけど、お金の問題じゃないですよねえ。せっかくのプラハの思い出を、ひとつ失くしたようで...幸先が悪い。トロピカル・ヴァケーション、ダメになりそな予感...
 皆様が、楽しくハッピイな夏休みを過ごされることをI wish!計画や思い出話など、ぜひ楽しさのおすそ分け、シルヴプレ~☆

 「GERRY ジェリー」
 my dear マット・デーモンが、「グッド・ウィル・ハンティング」のガス・ヴァン・サント監督と再び組んだ作品。脚本も前作同様、マットが担当(共演のケーシー・アフレックと共同執筆)。
 果てしなく続く砂漠を彷徨う、若い男ふたり...
 あの~...何これ?話がない...マット・デーモンとケーシー・アフレックが、ひたすら砂漠を歩くだけじゃん!?出てくるのは二人だけで、台詞もほとんどない。二人は何者?どーいう関係?何で砂漠を彷徨うの?そんな説明は、一切なし。監督いわく、観客の想像に任せる映画だとか。うう~ん。こーいうゲージュツ系映画は、苦手よ...わけがわかりません。

 炎天下と渇きに喘ぎながら、苦行のように歩き続けるマットとケーシー。二人ともジェリーと呼び合い、マズいことドジなことをジェリーすると形容したり。少ない会話も、昔は神殿を作って国を支配していた、とか。意味が解らない~!
 ワケワカメな内容といい、音楽を排除した静かで淡々としたムード、長まわしで撮られた広大な砂漠の風景や真っ青な空。まるでヒーリングビデオのようで、観てるとだんだんウツラウツラ...かなり睡眠誘導な映画です。
 でも、大好きなマットのため、寝るなー!寝たら死ぬ!な雪山遭難気分で、最後まで鑑賞。
 マットは、やっぱええわあ~爽やかで清潔で素朴な男らしさの猿人系、という私の好きな条件を全部そろえた男です。不潔、軽薄、ヘナチョコ軟派、という私の苦手ポイントが全くない。知的なのも素敵ですが、ルックスだけだとそうは見えないし、そうじゃない役のほうがチャーミングなのに、僕ってアタマ良いんだよ!な役が好きなところが、時々鼻につくんだよなあ。この映画では、脚本のほうでその臭いがしました。
 単純に面白い映画のほうが好きな私には、この高尚さ緩慢さ、かなり苦痛でした。お金払ってソレは、ほんとトホホです。なので、ガス監督の言われる通り、勝手に想像・解釈しながら観ることに。

 マットとケーシーはホモのカップルで、厳しい世間のしがらみに絶望し、仲良く手に手をとって心中するため、砂漠に来た?さすがガス監督なので、そんなlove男色は濃厚。二人の様子からして、フツーの親友同士には見えないし、ラスト近く、瀕死になったケーシーが隣で転がってるマットに手を伸ばし、マットがケーシーに覆いかぶさるシーンは、かなり意図的なゲイゲイしさ。
 過酷で虚無的な砂漠の風景と、避けようのないラストの死から、何か深く心に響くものを感じることができるのは、特殊な愛に生きざるを得ない、かぎられた人だけなのでは。

 「オーシャンズ13」に続いて、秋は待望の「ボーン・アルティメイタム」デ・ニーロ監督、アンジェリーナ・ジョリー共演の「グッド・シェパード」が日本公開!新作も、かつてクルーニー兄貴の寵愛を奪い合った恋敵?マーくんと再共演のボクシング映画“The Fighter”など、待ち遠しい作品が目白押し♪なマット大西さんです。

ジャック・スパロウ船長 ファイナルだっちゅーの!

2007-07-25 | 北米映画 00~07
 my motherに、もうバイク乗らないほうがいいですよ、年なんだし...と心配して言うと、バカにするな!とメチャクチャ怒られた...
 後輩のSくんに、精子放出は、亜鉛を大量に使うから薄毛につながるんだって!ひとりエッチしすぎは注意よ!と、冗談でアドバイスすると、どーせ僕は髪の毛薄いし彼女いませんよ!とスネられた...
 もの言えば唇ヤバし夏の空
 大きなお世話な発言連発の私、失言大臣たちのことを、嗤えません。いい年なんだから、ほんと言葉には気をつけねば。

 「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールズ・エンド」
 YO~HO~♪やっと、愛しのジョニー・デップasジャック・スパロウ船長と再会できました。
 いよいよ最終章、ジャック船長ともお別れ...思う存分、最後のオチャッピーな活躍を堪能しよう。って、スパロウ船長、なかなか出てこないし!?相変わらずヘナチョコ顔のオーランド何とかにも、キーキーうるさく若いくせにギスギスしたキーラ・ナイトレイにも、用はないの!ジョニー早う出せや!と、イライラ!早送り早送り!と、本気でリモコン探してしまいそうに。30分ぐらい経って、やっとジョニー登場♪
 ヘンな幻覚で独り遊びしてるスパロウ船長、アル中というよりヤク中っぽくなってて、アッパラパーなオトボケっぷりが、やっぱ可笑しくて可愛い!いつも通り、チョコマカと忙しく動き回るジョニーですが、1・2と比べて、出番が減ってる!?出ずっぱりじゃないのが、寂しい。
 必要以上に話を複雑にしてるせいで、ジョニーの活躍も削られてしまったのでしょうか。私のような、ジョニー以外はどーでもいい、パイレーツの世界に思い入れのない者にとっては、結構キツい内容。展開も設定も登場人物もゴチャゴチャしすぎてて、ついていけない!この人、誰だっけ!?いったいみんな何を目指してるの!?海賊評議会?女神?え?は?わけわからん!苦痛...長いし...しんどい...早く終わって...騒々しいので、眠れもしない...
 いやホント私って、伝奇やファンタジー系がダメな人間。純粋な童心が微塵も残ってないからでしょうか...
 キーラ・ナイトレイの、ぎゃーぎゃーヒステリックなわめき声が、耳に障って...この小娘、何でこんなに威張ってんの!?
 海賊役で、チョウ・ユンファ登場。「バットマン リターンズ」のケン・ワタナビよりはマシだったけど、香港電影帝と讃えられてたユンファ兄貴でさえ、あんな扱い。アジア俳優なんて、ハリウッドでは所詮イロモノ...
 2でジョニーをパックンチョした巨大イカ、岸辺で変わり果てた姿に...涙。
 映画が終わると、ひたすら安堵と疲労を覚えました。エンドクレジットを観ずに映画館を出ようとすると、劇場の人に、最後にオマケシーンがありますよ、と言われて引き返す。何?何?って、はぁ~!?別にどーでもいいシーンじゃん!ネタバレせずに、一言。ジョニーだけ目当ての人は、観なくてもOKなシーンかも。
 ああ~ジョニーお疲れさま!ぐっじょぶ!愛着ある当たり役との別れに、さぞや感慨深いことだろうなあ。って、え!?パート4が製作されるかも!?ひ~!か、かんべんして~!ジョニー抜きで、オーランド何とかを主役にして、勝手にパート100まで続けてください。

珍奇!哲学デパート

2007-07-23 | 北米映画 00~07
 前から観たかった、ジョナサン・リース・マイアーズ主演の某英国映画。スカパー放送を期待して半年ぐらい待ってたのですが、放送されそうにないので、仕方なく&やっとレンタル...した途端、来月放送予定を知る!何じゃそりゃー!!ああ、私の人生って、こんなタイミングの悪さの積み重ね...

 「ハッカビーズ」
 豪華キャストが話題になったものの、あまりに芳しくない評判ゆえ、楽しみにしつつ敬遠していた作品を、やっと観ました。
 大型デパート・ハッカビーズの新店舗建設をめぐって起こる、珍妙な哲学騒動の顛末...
 わけがわからん!という悪評通り、ほんと???な登場人物たちの言動。意味不明&理解不可能な哲学問答に、当惑させられます。が、わかるわかる!と納得できるほうが、ヘンだと思う。作り手も、あのワケワカメさで笑いをとろうと意図してたのでは?知的な難解映画と思わず、ヘンテコな不思議映画だと割り切って観れば、結構楽しめるかも...

 話じたいよりも、スターたちの変キャラ演技が、面白く楽しいです。
 ハッカビーズのエリート社員役、ジュード・ロウ。そのイヤミさ&軽薄さが笑えます。韓流スターも真っ青な、おばはん殺しの(わざとらしい)スマイル。主人公の妄想の中で、母乳をあげるママ姿になったり(キモ笑!)。かなりアホな演技が新鮮。見た目も今まで見た中で、いちばんカッコ可愛いかったかも。毛髪の危機を、あまり感じさせなかったのも珍しい。
 主役のエコおたく青年役ジェイソン・シュワルツマンは、コッポラ一族の業界ぼんぼん(「ロッキー」のエイドリアンの息子)。濃いけど、繊細で気弱そうな顔は、結構可愛いかも。でも、脱いだらキモい!
 おバカっぽいモデル役でも、ナオミ・ワッツって薄幸顔。哲学探偵(何じゃそりゃ!?)夫婦役のダスティン・ホフマン&リリー・トムリンは、何もしなくても只そこにいるだけで、強烈に怪しい存在感。
 濃ゆいメンツの中でも、特に珍妙不可解で笑えたのが、マーク・ウォールバーグとイザベル・ユペール。

 マーくんといえば、ワタシ的には楽天の田中ではなく、マーク・ウォールバーグなのです。マーくん、最近いい味出すようになったよなあ。もともと、ゴツい猿系に弱い私にとって、マーくんはメチャイケ野郎。石油使うな~!なエコき○がい消防士マーくん、その大真面目でアホな暴走ぶりが笑えます。ほんと、アホそうな猿顔が可愛い哲学修行?で、シュワルツマンと一緒に硬い風船で顔面殴打し合う姿とか、アホすぎ!この映画では全く脱いでないけど、女優や貧相なシュワルツマンと並ぶと、体のマッチョなゴツさが目だって、ますます萌え~スゴいカラダしてるもんね、マーくん。カルバン・クラインの下着モデル時代、強烈でした。前科もちのラッパーが、今やオスカー候補になるほどの実力派俳優に。ジョニーを彷彿とさせる成長ぶりです。

 謎のフランス人思想家役、イザベル・ユペールの怪しさも笑える。どこからともなく現れて(うる星やつらの錯乱坊ちっくに)、無表情で淡々とシュワルツマンやマーくんを洗脳したり、シュワルツマンと泥まみれセックスしたり。わけのわからなさはNo.1!さすが、ヨーロッパ随一の名(怪?)女優ユペりん。クールなキワモノ女役は、もはや彼女の専売特許!「ピアニスト」のエリカ先生ほどブッとんでないけど、かなりヘンです。ユペりんの英語は、「愛・アマチュア」以来久しぶり。英語お上手だよなあと思ったら、ユペりんのママは英国人だとか。道理で。
 話を理解しようと無駄な努力をすると、徒労に終わるか途中放棄の危険があるので、スターたちの珍演を楽しむことに集中することを、まだ観ぬ方々にお勧めしたいです。