意外と社会派(予定)

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ヒゲ禁止は不当

2010年05月20日 | 社会制度・法律
群馬県伊勢崎市は、市民に不快感を与える恐れがあるとして職員のヒゲを禁止したそうです。

市役所が男性職員のひげ禁止 群馬・伊勢崎、「市民に不快感」
http://blog.livedoor.jp/matuba96/archives/51615089.html

然るべき理由があっての禁止ならばよろしいのですが、さすがにこれは不当ですね。
例えば、爪が長いならキーボードが打てないという理由により、短くするようにすることは業務上、必要なことです。
でも、ヒゲが生えてたからといって、直接的に仕事の邪魔にはならないのです。
(あるのなら、その理由で禁止すべき)
ない以上、それは個人の自由でしょう。

また、禁止理由の『不快だから』というのは人権侵害に繋がる恐れが高い。
主観での規制というのは、害にしかならないのである。
かりに、もしこれを認めるとするならば、
デブはキモイから、
ブスは見苦しいから、
ハゲは見たくもないから・・・禁止する。
などというものも認めないとならない。

だってそうしないと、このヒゲ禁止と他の考えとの整合性は取れないでしょう?
ヒゲだからダメとは決していえない。
一方は良くて、一方は禁止では、不公平だ。

さすがにそれはまずいでしょう。
え?
ヒゲは剃るだけでいいって?
残念ながら、デブは痩せれば済む話だし、ブスは整形すれば済む話。
ハゲに至っては、植毛か、カツラでも載せとけば済む話なのです。
・・・まぁ、極端な例ですけど。

そういうわけで、ヒゲ禁止というのは何ら整合性もないばかりか、害にしかならないのである。
即座に撤回すべきである。

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