ダムと水と農業と・・・

民主党は無駄な公共事業としてダム建設を止めるそうです。

ダムを造ることを止めることに依存はない。
でも、どうやって止めるのだろう？
建設会社に違約金を積んで止めるしかないよね？
造りかけのダムは野ざらし？
それとも、取り壊すのかいな？
地方の産業がなくなるわけだから、その対策も必要でしょうし、一筋縄ではいかないですね！！
このまま、地方は衰退かな？？

ここまでは、ほとんどの国民が予測している話だと思う。

ただ１つだけ、今まで、赤熊も失念していたことがある。
『この先、水をどうやって確保するのか？』である。

今の利水状況では、ダムは全く必要ない。
じゃあ、将来は？
「そんなに増えないんじゃない？」と思うかもしれないが、民主党は食料自給率を１００％にしようと目論んでいるのだ。
当たり前の話だが、農作物には大量の水が必要だ。
バーチャルウォーターとかいって、日本は水輸入国だと問題視もされている。
要するに、ダムを造らなくて良いというのは食料を海外から大量輸入しているから言えることなのだ。

今の利水状況ではダムは必要ないが、食糧自給率を上げるなら、ダムは必要となる。
それなのに「ダムをムダ」といい、中止するという。
一体どうやって、水を確保するつもりか？

民主党は全体の整合性もなければ、長期的な戦略性の欠片もない。
反対妄想政党としてしか存在理由がなかった政党なのだから、
与党になっても妄想の残骸を国民に押し付け、消えて行くのではないかと思う。
その先、国民はファシズムに走らない事を願うが・・・。