事業仕分け 終わっての総括

小沢の検察審議会の話題で遅きに失する感もするけど、事業仕分け２が終わった。
まぁ、一応、総括くらいはしておこう。

結論から言えば、
パフォーマンスにもならなかった！

４７法人１５０事業中、３６事業を廃止と判定した。
溜め息しかでない結果ですね。
民主党のマニフェストには『独立行政法人は原則廃止』と書かれている以上、全部廃止してもおかしくない。
なのに、１法人も消えていないのはどういうことなのだろうか？
バッタバッタ廃止しても問題ないのである。
普通に考えれば、どうしても残さなければならない独立行政法人だけを公開で議論をすれば良いだけです。

なのにチマチマチマチマ・・・。
膨大にある事業のほんの少しを精査し、しかもその一部を廃止に決めただけ。
その上、事業仕分け前にマスコミを引き連れて、視察したりと余念はない。
で、結果はこれですか？
これではパフォーマンスと揶揄されても、反論は一切できない。

まぁ、それ以上に問題なのは、仕分け人たちが何を言っても、
『ルーピー脱税野郎に同じセリフを言ったら？』
と思ってしまうことだ。
例えば、法人内でお金が回っているように見えますよね？とか・・・。

いったい何を考えて、やっているんでしょうね？
喜劇と言うか悲劇と言うか・・・。
仕分け人たちも言いたくないでしょうね。

現在、公務員制度改革法案・・・選挙前に民主党が掲げていた公務員改革法案の後退どころか、現在のものより酷くなった改革案・・・を審議しているとのこと。（可決される見込み）
まさに目隠しのためのショーなのです。
確かに、目論見どおりに公務員改革などマスコミは取り扱わないですね。
なんなんでしょうね、このルーピー共は！！

パフォーマンスなら、好感を得たりするものでしょうけど、ただひたすら悪感情しか沸きません。