意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
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提言  95  著作物の売買は半年禁止に

2011年08月30日 | 提言
古本屋さんに行くと、よく最新の漫画コミックス、CDが置いてあります。
だいたい、発売一ヵ月ほどのものでしょうか?
最新のものだと当然、値段も高い。
CDでしたら値段は8掛けくらいで置いてあります。

幾ばくか安く買えるのは消費者にとってはいいのですけど、こういうコンテンツビジネスって薄利多売ですから、こういうことをされると売上減るんじゃ?
漫画や文庫なら値段の落差が少なく、新品を買ったほうが早いので さほど気にする事はないでしょうが、ゲームやCD、DVDといった高額のものは、結構、厳しいのではないでしょうか?(でも、CDって高すぎですよね。半値以下でいいと思います)

確かに自由競争社会だから、価格を決めるのは市場だ・・・というのはわかるのですが、作り手は新品のものを売らなければ・・・・・新品のものを売るからこそ儲かるわけで、安く中古で回されてはコンテンツ産業が潤うことは少ないわけです。
そうなれば、作り手がいなくなるわけで・・・・・・。
まぁ、何年の前のゲームやDVDなら、いくらで取引されようと誰も文句はないのでしょうけど。

要は常に新品が売れるのであればいいわけですけど、そんなことありえない。

一応、提言44  ダフ屋対策 ディスオークション販売をで、提案したように、売っている商品を時間がたてば、値段を減らしていく・・・という方法ならできそうです。(要は、半年たてば新品の定価を2割引き、1年たてば3割引きで売る・・・・とかなんとかを予め決めて販売するわけです。そうすれば古い作品を新品で買わせることができ、販売元は継続して儲けるわけです。まぁ、読みを間違えると大損しますけど)

・・・・中古ショップ対策にはなるとは思うけど、小売店は嫌がるだろうね。
小売店は中古ショップと兼ねること多いし。
色々とルールを作れば、いつまでも在庫を抱えるよりはましと判断してくれるかもしれませんが、それでも販売の読みが難しいですね。
いっそ、製造元が直営で通販でやればいいでしょうけど、それなら直接ダウンロードさせた方が早い気もします。

コンサートみたいに一回きりじゃないところが難しいですね。

というわけで、作り手にちゃんと儲けるようにする簡単な方法は、

著作物の中古販売を半年間禁止にする

ですね。

長々と書いてみたけど、著作料がどうこうというのも大切ですけど、実は万引きしてマンガなどを大量に中古ショップに売るという事件があっており、その対策のほうが重要かな・・・と思ってます。
そっち対策として、これを導入した方がもいいかもね。