意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

知りたいのは議論のやり取りではなく、選ばれた理由

2010年05月27日 | 政治
民主党政治になって良かったことは、議論が可視化したことだ。

という馬鹿が多い。
多くは、自称ジャーナリストと名乗る人達だが。
密室政治はいけないというが、基地移設の問題だけでなく、高速道路、口蹄疫・・・ほぼ全ての問題において、迷走に迷走を重ねているとしか言いようがない。

密室政治より迷走が良いことなのか?
明らかにダメだろうよ。
擁護のつもりなのだろうが、この言い訳はかなりの無理がある。
こんなことを言っていては信用 がた落ちでしょうよ。
もっとも「元から信用されていないから良い」と言い返されるかもしれないが。

赤熊は、個々の議論のやり取りなどに、さほど興味がない。
多種多様・種々様々な意見・討論があるのはわかりきっている話だ。
完全密室も困るが、全て明かしてグダグダにするというのは、愚かな話でしょう。
重要なのは、『なぜ、それが選ばれたのか?』だろう。

別に難しい話ではない。
問題を解決する方法を論議するのに、
まず、数個の案にまとめ、発表。
その後、その案の利点・欠点を洗い出し、最終的にどうして、1つの案に決まったのかを明確に説明できればよいのである。

議論の可視化など、せいぜいその程度の公開性で十分だろう。
いちいち、議論の様子など監視するほど、一般人は時間がないし、専門的な知識もないだろうから。
てか、マスコミの人間もないだろうよ・・・。

そもそも、政治なんぞ、志やイデオロギーだけでなく、利権やメンツでも動いているのは十分解ることである。
そのための水面下の動き・根回し・折衝などあることだって、わかる話だ。
というか、こんなこと、どこの世界の一般生活の中でも、多かれ少なかれある話で、そんな
モノ常識だろう。
それが解らないとなると、一体どういう脳みそをしているのか疑ってしまいますね。