愛の伝道師・マルチンデター

TBSラジオ金曜パック(イン・ミュージック)卒業から45年「愛の伝道師こと札幌のー」から現在、U.Sなどで「不況」活動中

2016年7月10日 追悼公演「シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ」

2016-07-10 | Weblog
音楽座ミュージカル

町田拠点の音楽座、創設者「相川レイ子」さんの追悼公演。
この「シャボン玉…」初演は28年前、平成のスタート年。
朝日新聞夕刊に「10年目の音楽座再スタート」という記事を見ての出会いでした。
下北沢「本多劇場」での初演。とても感動したことを今でも覚えています。

ストーリーもさることながら随所に流れる心のヒダまで響く曲の数々。
こんなにもシンプルで心地よい詩と音の組み合わせってまだ残っていたんだ…と。
一度、耳にすると頭の中のポケットにすーっと入り込んできます。
本多の帰り道、何人かの人が自然に口ずさんでいて自分もまたその曲が口元に。

今回の追悼公演、終わりに初演の土居裕子さんと佐藤伸行さんが「公園」1シーン15分を演じるサブライズ、いゃー驚きました。思わず28年前にタイムスリップです。
土居裕子さん退団後、何人かの折口佳代役を見てきましたが…
高野奈々さんが一番ぴったりはまっているかもしれません。

うーーーん28年も過ぎちゃったんだーあの時から…。
今回、初演時の喫茶店やケンタウリ星のパックデコ、新居などの大道具を省略、中央に1点集中させる演出。
はじめて観る人にはイメージを膨らせにくいかもしれません。
一瞬驚いたのは、一体感が体験できる左右のステージシート。一度座ってみたい。。。

音楽座のミュージカルを観ながら…後に「早稲田塾」、通っていた飲食店などもグループ会社と知り、縁なのでしょうか…これもまた驚きです。

亡き相川レイ子さん『町田を新しい文化の発信拠点にしたいの…』と、音楽座をスタート。
文化を根付かせるための苦労や外圧との戦いも含めて波乱万丈の人生であったことと思われます。
少しだけその文化のおすそわけを頂いた一人として、安らかな眠りとご冥福をお祈り申し上げます。

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