
寄席はビギナー>
マルの"はじめて落語"は鈴本演芸場で285席。
地元に来て頂けるハーモニーホールも数百名規模。
プライベート寄席の場合は、多くて50名くらい。
今回は縁あってご案内頂いた落語会は「よみうりホール」。
ここって1,100席もある大きな会場。
しかも豪華メンバーゆえ満席。

頂いたお席は、目線が一直線のど真ん中。
演目が気になるでしょうから・・・お先に。

36歳で鯉昇さんに弟子入りした瀧川鯉津(こいつ)さんは今年5月、真打昇進する51歳。
弟子入りする前は春風亭昇太さんの担当放送作家をしていたそうです。
落語って経験年数の上手さだけじゃなく、人生年数が醸し出す上手さもあるのだなぁーと。
どこかの大御所のようなどっしりした安定感のある「色事根問」でした。
三遊亭萬橘さんは、まくらにたっぷり15分も使い会場をひとつにしていきました。
「不精床」は、もう笑いのるつぼ状態! いゃーすごいです。
ここまで会場が盛り上がってしまうと…仲入り前の春風亭百栄さんはさぞやりにくかったと思います。
でも、そこはももえちゃん全く動じずじっくり自分流の空気に会場を徐々に変えていきます。
「天使と悪魔」に入るころには先ほどの空気が一掃されていました。流石です。
気が付くと天使・妖精と悪魔・デビルが交互に登場しながら大爆発となり、会場を完全にもも色に変えていました^^。
たいしたもんです。
仲入り後・・・
林家きく麿さんの「託おじさん所」、2024年11月末の新作落語台本【最優秀賞】受賞作品。
まくらで小林旭の物まね歌から始まって…さて本編。
奥さんと娘さんがお買い物に行くので厄介者の旦那は"託児所"ならぬ"託おじさん所"に預けられるお噺。
50~60代のおじさんが集められ、先生が「さーぁ、みなさんで一緒にトンボの歌を歌いましょうね~」
と、言った瞬間「ゆうやーけこやけえの赤とんぼー・・・♪」か「トンボのめがねはみずいろメガネ・・・♪」
あたりが過ぎりましたが…なんとウォーゥぉ、うぉーぅぉ、ウォーゥぉー・・・長渕剛の「とんぼ♬」。
いきなり大爆笑と拍手の波。
「はーい、次は本読みの時間でーす」
「今日のご本はー…50代からの投資と年金をあてにしないセカンドライフ」
またもや大爆笑! いやいや恐れ入りました。
この流れの中で登場することになった一之輔師匠。。。会場をぐるーっと見渡して
「今日のよみうりホールは、まるで荒れ果てた荒野のようですが…、みなさん大丈夫ですか?」
と、お伺いを立てながら笑いを誘い…ぐぐぅーーーっと、自分のほうに引き寄せていきます。
まくらが終わるとすーっと団子屋政談に。
途中から噺のテンポが加速していきます。きんぼうの突っ込みと一之輔さんの蜜をすするズルズル音。
途中で観客に対して何度か「ここまで大丈夫?ついてこれてる?」と客をあおります。
さらには「ダメ、ダメ、だめーぇっ」と百栄ちゃんの妖精天使が現れたと思いきや「ドカーン、ふふふふっ」と悪魔が登場。
"団子屋政談"に"天使と悪魔"が現れる特別バージョンに噺の流れが化学変化しちゃいました。
1,000人以上も埋め尽くす満員の観客を前にすると演じる側も気合が入ります。
その凄さはアドレナリン出まくりで半端ないほどのフルパワー。
どうやら時間超過の終演だったようですが、会場を出るころには聴く側もぐったり疲れていました^^>
せっかくだから…と神田でウナギを食べて・・・さらに食欲のパワーアップ。

お腹も心も大満足な一日となりましたー。
悪魔じゃなくて天使に感謝!
おあとがよろしいようで…
マルの"はじめて落語"は鈴本演芸場で285席。
地元に来て頂けるハーモニーホールも数百名規模。
プライベート寄席の場合は、多くて50名くらい。
今回は縁あってご案内頂いた落語会は「よみうりホール」。
ここって1,100席もある大きな会場。
しかも豪華メンバーゆえ満席。

頂いたお席は、目線が一直線のど真ん中。
演目が気になるでしょうから・・・お先に。

36歳で鯉昇さんに弟子入りした瀧川鯉津(こいつ)さんは今年5月、真打昇進する51歳。
弟子入りする前は春風亭昇太さんの担当放送作家をしていたそうです。
落語って経験年数の上手さだけじゃなく、人生年数が醸し出す上手さもあるのだなぁーと。
どこかの大御所のようなどっしりした安定感のある「色事根問」でした。
三遊亭萬橘さんは、まくらにたっぷり15分も使い会場をひとつにしていきました。
「不精床」は、もう笑いのるつぼ状態! いゃーすごいです。
ここまで会場が盛り上がってしまうと…仲入り前の春風亭百栄さんはさぞやりにくかったと思います。
でも、そこはももえちゃん全く動じずじっくり自分流の空気に会場を徐々に変えていきます。
「天使と悪魔」に入るころには先ほどの空気が一掃されていました。流石です。
気が付くと天使・妖精と悪魔・デビルが交互に登場しながら大爆発となり、会場を完全にもも色に変えていました^^。
たいしたもんです。
仲入り後・・・
林家きく麿さんの「託おじさん所」、2024年11月末の新作落語台本【最優秀賞】受賞作品。
まくらで小林旭の物まね歌から始まって…さて本編。
奥さんと娘さんがお買い物に行くので厄介者の旦那は"託児所"ならぬ"託おじさん所"に預けられるお噺。
50~60代のおじさんが集められ、先生が「さーぁ、みなさんで一緒にトンボの歌を歌いましょうね~」
と、言った瞬間「ゆうやーけこやけえの赤とんぼー・・・♪」か「トンボのめがねはみずいろメガネ・・・♪」
あたりが過ぎりましたが…なんとウォーゥぉ、うぉーぅぉ、ウォーゥぉー・・・長渕剛の「とんぼ♬」。
いきなり大爆笑と拍手の波。
「はーい、次は本読みの時間でーす」
「今日のご本はー…50代からの投資と年金をあてにしないセカンドライフ」
またもや大爆笑! いやいや恐れ入りました。
この流れの中で登場することになった一之輔師匠。。。会場をぐるーっと見渡して
「今日のよみうりホールは、まるで荒れ果てた荒野のようですが…、みなさん大丈夫ですか?」
と、お伺いを立てながら笑いを誘い…ぐぐぅーーーっと、自分のほうに引き寄せていきます。
まくらが終わるとすーっと団子屋政談に。
途中から噺のテンポが加速していきます。きんぼうの突っ込みと一之輔さんの蜜をすするズルズル音。
途中で観客に対して何度か「ここまで大丈夫?ついてこれてる?」と客をあおります。
さらには「ダメ、ダメ、だめーぇっ」と百栄ちゃんの妖精天使が現れたと思いきや「ドカーン、ふふふふっ」と悪魔が登場。
"団子屋政談"に"天使と悪魔"が現れる特別バージョンに噺の流れが化学変化しちゃいました。
1,000人以上も埋め尽くす満員の観客を前にすると演じる側も気合が入ります。
その凄さはアドレナリン出まくりで半端ないほどのフルパワー。
どうやら時間超過の終演だったようですが、会場を出るころには聴く側もぐったり疲れていました^^>
せっかくだから…と神田でウナギを食べて・・・さらに食欲のパワーアップ。

お腹も心も大満足な一日となりましたー。
悪魔じゃなくて天使に感謝!
おあとがよろしいようで…
ずーっと食べ続けていたいけど…あっという間に無くなっちゃう。
食べ終わって口の中に残ったウナギちゃん味が消えていくのはとても悲しい…。
あっ、それから肝焼きも大好き!!
鰻を食べる時ってなぜかお昼時なのでお酒のコラボがありません。
できることなら鰻でいっぱい
なんとも呑み助さんな話でゴメンナサイ。
マルはどちらかというと名古屋から西側の直火焼きが好きです。
皮がパリッとしてて皮裏に残っている脂がなんとも美味しい。
もう、コメント書いてるだけでよだれが出てきます。
「鯉づむ」さんになるそうです。実は・・
私は瀧川鯉昇師匠の大ファンです。
日頃は落語協会べったりの私ですが
鯉昇師匠の落語会にはちょいちょい出かけます。
ルーツはそれぞれですけれど、一之輔さんも百栄さんも鯉津さんも亭号は「春風亭」なんですよね。奇跡的?
そしてそして落語も好きだけど・・・ウナギちゃんも大好きです!!きくかわさんは、私は帝劇に行く時、気合を入れるためにお邪魔することがあります。BGMは勿論
うなぎ 美味し きくかわ~♪