MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

分類

2011-10-11 | Weblog
テレビに、シシバナザルってのが出てた。

こないだ動物園に行った時にも、こいつがいたな。
名前が名前だけに印象に残っている。
で、その時も思ったんだけど…

もうちょっとさぁ。
いい名前を与えてあげられなかったものかねぇ。

もちろん和名だろうから、日本人がつけた名前だろう。
「鼻がしゃくれているからシシバナでいいや」
って、短絡的すぎるほど短絡的に決められちゃっているのだ。

まあね。
猿の種類もいっぱいあるだろうからね。
そりゃ、色々と考えるのは疲れますわな。
そもそも動物の名前って適当な感じなの多いもん。
手が長いからテナガザルとかさ。
見たまんまの名前ばかり。

でもテナガザルはまだ許せる気がする。
ちょっとカッコ良さもある雰囲気があるもんね。
けど…シシバナザルって‥。
あんまりだよ。

子供には、「イジメに繋がるから、アダ名をつけるのはやめましょう」なんて言っておいてさぁ。
自分達はシシバナだよ。
ヒド過ぎる。

そりゃ、見たまんまのほうが、子供達も覚えやすくていいとは思うよ。
でもシシバナは無いわ。
もうちょっと言い方ってもんがあるでしょうが。
『ハナガタクマシイザル』でいいじゃん。

どうしてボクがそこまでシシバナに固執するのか。
それは、ボクも同じような鼻の持ち主であるからに他ならない。

ボクの場合は、ワシッ鼻だけどね。
でも鼻に特徴ある同士、それを名前にされる事の悲しさがよく分かるよ。
もし人間がそういう分類があるとしたら、ボクはワシッパナビトと呼ばれるのだろう。
キツイなぁ。
さらに細かくわけると、キョダイワシッパナビトに分類されてしまうと思う。

ボクシングの内藤選手なども同じとこに分類されているのだ。
そんな名前をつけられてしまったら、もうみんな鼻にしか注目しなくなっちゃうもんね。
鼻ありきのボクになってしまう。

この鼻でどれだけ苦労してきたか。
どれほど枕を涙で濡らしたか。
クリリンをどれだけ妬んだか。

例えば、オモチャの『つけっ鼻』ってありますよね。
あれって普通より大きくなった鼻を楽しむものだけど、キョダイワシッパナビトにはそれが意味がない。
付けた時に何も違和感がないのだ。
もし、【まちがいさがし】で、つけっ鼻を付けたボクと付けてないボクの写真が並んでいたとしよう。
それを見ても、恐らくだれも正解に辿り着けないのではなかろうか。

シシバナザルも、ボクと同じような気持ちに違いない。
可哀想だな。
自分の欠点を自分の名前にされてしまってんだもん。

いつ名づけられたのか知らないけど、そろそろシシバナザルやバフンウニなんかは改名してあげましょうよ。
そしたら彼らもイジメのない平和な日々を過ごせると思うよ。


【まちがいさがし】