台所にいると…
「あっ!」
と、窓の上を指差して愚妻が叫ぶ。
見るとそこには、バッタ!
しかもそこそこデカイほうのバッタがいたんだよね!
あらまぁ。
じゃあ、見つけた人が捕まえなさいよ。
と言ってみるが、全く動こうとしない愚妻。
まあ、天井近くの場所だからな。
身長的に厳しいのだろう。
野生育ちの愚妻は比較的虫は平気だから任せたかったのに…。
こうなったらボクが捕まえるしかなさそうだ。
けどなぁ。
恐いよなぁ。
小さければ大丈夫だけど、大きいバッタはちょっと恐い。
それも、地上にいるならまだしも、上のほうにいる虫って恐さ倍増するんだよな。
ただでさえどう動くか分からないのが、さらに分からなくなってくるんだもん。
せめて虫取り網でもあれば…
と探してみるが、当然そんなの我が家には無く。
すると愚妻。
「じゃあもう、放っておけば?」
と提案してくるではないか。
いやいやいや。
家の中にバッタがいて、それを放置なんて出来るわけないでしょうが!
それが気になって気になって、ノンビリとなんて出来やしない。
ご飯を食べてる時に、オカズに飛び込んできたらどうしよう…
寝ている時に、鼻の中に入ってきたらどうしよう…
なんて考えてしまい、落ち着くはずの我が家がピリピリムードのスリリングな場所になってしまう。
よくもまあ、そんな提案が出来るものだよ。
さすがは愚妻だ。
さらに、騒ぎを聞きつけて息子(3歳)もやってきてしまった。
ここは父親としても、サッと退治しなければならない。
父親の逞しい姿を見せつけるのだ。
でもせめて、素手以外でどうにかしたいな…
と考えていると、息子が隣の部屋からティッシュを一枚持ってきた。
「早くこれで捕まえて!」
と言う。
あ。
つい2日程前にも虫が出たんだけど、その時はティッシュで捕まえて外に捨てたんだよね。
でもその時のは、ちっちゃいクモ。
あれならティッシュでも平気だったけど、今日のバッタは強敵だ。
そんな物で捕まえても、中でモジョモジョされてしまうだろう。
気持ち悪い。
結局、DVD-R50枚セットの透明なフタでバッタを捕まえ、そのまま窓までスライドさせて逃がしましたわ。
ふぅ。
フタの中で暴れたら間違いなく「ひゃぁ~!」と叫んでしまっていたけど、どうにかセーフ。
ドキドキしながらも、平気そうな顔をしましたよ。
大人しくしててくれたから、父親の威厳を損なわずに済んだな。
でも今回はバッタだったから良かったものの、これからどんな虫が出てくるか分かったもんじゃない。
息子が早いとこ虫好きになってくれりゃいいけど、最近ようやくダンゴ虫を突つけるようになったくらいのレベル。
バッタやカナブンなんかを平気で捕まえるようになるのはまだまだ先っぽい。
とりあえずは虫取り網を買って、その時が来るのを待つしかないな。
「あっ!」
と、窓の上を指差して愚妻が叫ぶ。
見るとそこには、バッタ!
しかもそこそこデカイほうのバッタがいたんだよね!
あらまぁ。
じゃあ、見つけた人が捕まえなさいよ。
と言ってみるが、全く動こうとしない愚妻。
まあ、天井近くの場所だからな。
身長的に厳しいのだろう。
野生育ちの愚妻は比較的虫は平気だから任せたかったのに…。
こうなったらボクが捕まえるしかなさそうだ。
けどなぁ。
恐いよなぁ。
小さければ大丈夫だけど、大きいバッタはちょっと恐い。
それも、地上にいるならまだしも、上のほうにいる虫って恐さ倍増するんだよな。
ただでさえどう動くか分からないのが、さらに分からなくなってくるんだもん。
せめて虫取り網でもあれば…
と探してみるが、当然そんなの我が家には無く。
すると愚妻。
「じゃあもう、放っておけば?」
と提案してくるではないか。
いやいやいや。
家の中にバッタがいて、それを放置なんて出来るわけないでしょうが!
それが気になって気になって、ノンビリとなんて出来やしない。
ご飯を食べてる時に、オカズに飛び込んできたらどうしよう…
寝ている時に、鼻の中に入ってきたらどうしよう…
なんて考えてしまい、落ち着くはずの我が家がピリピリムードのスリリングな場所になってしまう。
よくもまあ、そんな提案が出来るものだよ。
さすがは愚妻だ。
さらに、騒ぎを聞きつけて息子(3歳)もやってきてしまった。
ここは父親としても、サッと退治しなければならない。
父親の逞しい姿を見せつけるのだ。
でもせめて、素手以外でどうにかしたいな…
と考えていると、息子が隣の部屋からティッシュを一枚持ってきた。
「早くこれで捕まえて!」
と言う。
あ。
つい2日程前にも虫が出たんだけど、その時はティッシュで捕まえて外に捨てたんだよね。
でもその時のは、ちっちゃいクモ。
あれならティッシュでも平気だったけど、今日のバッタは強敵だ。
そんな物で捕まえても、中でモジョモジョされてしまうだろう。
気持ち悪い。
結局、DVD-R50枚セットの透明なフタでバッタを捕まえ、そのまま窓までスライドさせて逃がしましたわ。
ふぅ。
フタの中で暴れたら間違いなく「ひゃぁ~!」と叫んでしまっていたけど、どうにかセーフ。
ドキドキしながらも、平気そうな顔をしましたよ。
大人しくしててくれたから、父親の威厳を損なわずに済んだな。
でも今回はバッタだったから良かったものの、これからどんな虫が出てくるか分かったもんじゃない。
息子が早いとこ虫好きになってくれりゃいいけど、最近ようやくダンゴ虫を突つけるようになったくらいのレベル。
バッタやカナブンなんかを平気で捕まえるようになるのはまだまだ先っぽい。
とりあえずは虫取り網を買って、その時が来るのを待つしかないな。