MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

姉妹

2011-10-16 | Weblog
車で1時間くらいかけて、愚妻の婆ちゃんの家へと向かう。

先週に引き続き、今週も稲刈りだ。
何しろ広大な田んぼだから、まだまだ全然終わってないらしいんだよね。
シェークなんかを買っちゃったりして呑気に向かっていると、そこにメール。
母・美智子からだ。

すると。
兵庫に住むオバちゃんから連絡があって、今別府市に来ているんだってさ。
だから今夜ちょっと連れていって欲しいんだってさ。

は?
今来てんの?
そりゃまた突然だな。
急用でもあったのかしら。

と思いながら電話して詳しく聞いてみると、ツアーの旅行で友達と来ているらしい。

え?
んじゃあ、大分県に来るってのは前々から分かっていたんだよね?
だったらもっと早く言いなさいよ!
ツアーで友達と来ているとはいえ、滅多にこない大分県に来ているんだかさら!

とは思うが、母・美智子の妹だから、そんなものなのだろう。
何も考えず、着いたら連絡すりゃいいわとしか思っていないに違いないよ。

夕方頃に迎えに行く約束をして、とりあえず稲刈りへ。

ぬかるんだ田んぼに何度も長靴を奪われそうになりながら、刈っていく。
ま、息子(3歳)が一緒だったから、あんまり働いてないんだけどね。

稲を刈ったよりも、カニやカエルを探したり、水路に葉っぱを流したりするほうが多かったな。

ほとんど働いていない中、気付けば夕方。
もっとやっておいたほうがよかっただろうけど、オバさんのとこに行くので急いで帰りましたわ。

実家に行って母・美智子を拾い、そして別府市へと向かう。

オバちゃんが泊まっているホテルに到着し、ロビーにて待つ。
何のお金にもならないボクらをホテルの方は暖かく出迎えてくれ、お茶まで出してくれた。

が…

なっかなか来ないぞ!
何やってんだろ。
母・美智子が何度電話を鳴らしても出ず。
見かねたホテルの方が、わざわざ部屋に電話をかけたけど、出ず。

こりゃ、間違いない。
風呂に入ってやがるな!

いや。
そりゃまあ別府のホテルに来たんだから、まずは着いたら温泉でしょうよ。
分かりますよ。
ツアーで友達と来ているから、自分だけの自由にならないのも分かりますよ。

でもさぁ。
こっちが行くって言ってんのに、今入らなくてもいいじゃんか!
結局、30分以上経ってからようやく現れましたよ。

どこに行っても自分のスタイルを変えないのは、さすがは母・美智子の妹だな。

オバちゃんに会うのは5年ぶりくらい。
息子は初対面だ。
まあ、ボクや愚妻はそれほど熱心に話すような事は無いんだけどね。

でも、母・美智子は別だろう。
実の妹だもんね。
実際、さっきまで「色々話す事があるわ」と言っていた。

近況や、近くにある実家の様子、そして来年ある結婚式の事とかだろう。
オバちゃんの息子が結婚式をするので、それに行く事になってんのよね。
電話やメールではなかなか話せないような事もあるから、直接色々話しなさい。

と思ったら…

「あんた結婚式の服、どんなのにする?」

なんて話してやがるではないか!

今か!?
数年ぶりに数十分だけ合う姉妹が、わざわざそれを今話すか?
もっと大切な事があるでしょうが!

その後は小声でホテル批判。
風呂がどうこうだの、部屋がどうこうだの、本当はあっちに泊まりたかっただの…

最低だ。

明日は湯布院に行き、そちらで泊まるらしい。
まあゆっくり大分を楽しんで帰ってもらいたいものだよ。