この冬の仕事と考えていた丸太の片づけが、一応終わりました。
東の斜面にあった20本位の杉や檜を世和土木さんに伐ってもらったのは、いつだったっけ?
調べてみたら2013年の5月だったので、4年半経過していました。
頑丈でびくともしなかった丸太が相当傷んできたので、動かせるかも?
今までの経験から、一人で少しでも動かせられれば何とかなる、そう信じて実行。
使った道具は、土の中にめり込んだ丸太の端を掘るための細い鍬だけ。
自分の両手で何十本もの丸太を、どういう順番で、どう利用しながら動かすか、
そう思ってやり始めた仕事は、パズルを解くような面白さがありました。
比較的細い丸太や長い丸太は、農園の端の斜面の下に落として積んでいきました。
太い丸太は下の広場に長さ別に集めて、2段にしました。
斜面に残っているのは、動かせない物と、動かさない方がいいと判断した物です。
写真を撮ってから、何本あるのだろうと数えに行ったら、
下が30本位、広場にあるのが35本くらいでした。
1本の太さも長さも重さも大きな差があるので、数えても意味がないです。
簡単に動いた物から時間をかけてやっと動かせた物まで、実に様々でした。
どうやったら動かせられるか、結局てこの原理を利用するのですが、
頭でなくて体で考えながらの経験は、本当の力になると思います。
この仕事は、毎日少しずつやったのではなく、
やろうと決意した時に集中的にやったので、短期決戦でした。
力を入れたので両手の中指の関節が少し腫れ気味、
ばね指がちょっと心配ですが、遣り甲斐がありました。