MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

柿でリハビリ

2019-10-27 20:53:26 | スーパーばあちゃん

去年はあまりならなかった渋柿が、今年は豊作です。

2本は昔からある木を小さくしたもので、1本は頂いた苗木を植えたもの、

日当たりのよい斜面にある2本が、枝が垂れるほど実がついています。

抜き柿にして食べていましたが、先週の途中から干し柿作りを始めました。

私が柿をとって来て、それをばあちゃんが皮むきして紐に括り付け、

数年前からは長屋の物干しざおに吊るしています。

そんなにたくさんやるつもりは無かったのですが、ばあちゃんはやる気満々で、

連日の干し柿作りに没頭しています。

ばあちゃん曰く、「リハビリになるよ。」

確かに包丁で薄く皮をむき、紐に輪を作って柿を一つずつつける作業は、

脳にも体にも刺激になっていいと思います。

夕方までに物干しざおは一杯になり、数えてみたら360個以上はありそう。

濃い色は最初に吊るした柿でかなり小さくなり、もんでおきました。

もう十分だと思うのですが、ばあちゃんはもっと作るから採って来てと言うので、

ばあちゃんの意向を尊重し、採りに行きました。

ばあちゃんに、昔はこんなにたくさんの柿をどうした?と聞いたら、

少しだったから抜き柿にして食べるだけだったとのこと。

あ、そうだった。昔は竹やぶに囲まれた家だったので、柿の木も竹林の中。

背だけ伸びて柿の実は高い所に少しだけ、貴重だったのかもしれません。

日当たりが良くなると、柿もこうなるんだ。

鈴なりの柿の木はあちこちで見ますが、あまり採っているようには見えません。

自然のままの干し柿は、食べるまでに手間も時間もかかって、作る人は少ない気がします。

以前は熱湯にくぐらせてから干しましたが、友人のアドバイスで今はそのまま干して、

かびることも虫が寄ってくることもなく、美味しい干し柿になります。

柿でリハビリ、まだ続きそうです。

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