先日、本願寺へ行ってきました。現在、新しい門主の代替わりを奉告する「伝灯奉告法要」が2016年10月から2017年5月31日まで行われています。その期間中、10期に分けて「書院・飛雲閣の特別一般公開」が行われています。前ぶろぐで飛雲閣の特別公開とお茶席の様子をご報告しました。続いて書院です。
書院は御影堂の左奥(南西)にあります。受付で靴を脱ぎ、書院内へ入ります。(拝観自由・撮影禁止)書院内には対面所(鴻の間)や雁の間、菊の間なや能舞台など国宝や重要文化財に指定されてている建造物が多数含まれています。それぞれの間には名の由来となった、彫刻や壁画、襖絵が施されています。要所で音声ガイドが流れます。伏見桃山城の遺構とする説もあるそうです。
書院内はとても広く、それぞれを見て回るのは結構時間がかかります。壁画や彫刻もいいですが、個人的には天井絵がとても面白かったです。格子で区切れた中に、太鼓づくし、鳥づくし、扇づくし、本づくし・・・と、他ではあまり見る事の出来ないものばかりです。上ばかり見ていてクビが疲れるかも。(^m^)
書院のそばには、国宝の唐門があります。桃山時代の豪華な門で、伏見城の遺構とも伝わります。彫刻の見事さに日の暮れるのを忘れることから「日暮らし門」とも呼ばれているそうです。
日暮らしの名の通り・・・門には美しい彫刻がいっぱい施されていて、見れば見るほどいろんな動物等が隠れていて、面白いです。なお、この唐門はいつでも見る事ができます。
本願寺 http://www.hongwanji.or.jp/ 参拝自由 法要期間は一般車駐車場が使用できないことがあります。周辺のコインパーキングなどをご利用ください。
書院・飛雲閣特別公開の日程、時間はサイト または、ちらしクリック拡大にててご確認ください。
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