まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都の桜(2017/4/5)六孫王神社&西寺 カープ女子におすすめ!恋もかなう?「鯉魚塚」

2017年04月06日 | 京都市南区

昨日の午後、お出かけついでに六孫王(ろくそんのう)神社へ行ってきました。先日咲き始めだったソメイヨシノが見頃となっていました。昨日は暖かいものの天気は下り坂で空は曇っていました。六孫王とは、平安時代の中期、清和天皇の六男を父として生まれた経基のことですが、皇室では六男の六と天皇の孫ということで六孫王と呼ばれていたそうです。15歳で元服し、源の姓を賜わり、先例に従い臣籍に加えられたとあり、清和源氏発祥の地とされています。

ちなみに清和源氏は、源頼朝、足利尊氏などを輩出しています。当時、現在の社地に住居があり、臨終に臨み「霊魂滅するとも龍(神)となり西八条の池に住みて子孫の繁栄を祈るゆえにこの地に葬れ」と遺言されたのが六孫王神社の始まりです。境内にある池は濁っていました。以前【前ぶろぐ】大きな鯉がいたのですが発見できず・・・。

 

ここは八重のうこん色の桜「うこん桜」の名所で知られ、例年4月中旬頃は訪ねる人が増えますが、ソメイヨシノの頃は穴場で静かに桜を楽しめました。しかし・・・現在は、狭い境内に次々と数人グループの観光客が押し寄せ撮影会?をしています。もはや穴場とは言えず…観光客は少ないのは確かですが(^^;)

 

まぁ、この騒ぎも、平安の世からの長い時間を思えば、ほんの一瞬なんでしょうけどね・・・。

 

ソメイヨシノの他にも、今は大島桜源平桃(まだ小さな木です)が楽しめます。

 

境内には「神龍池 鯉魚塚」があります。碑文が薄くてよくわからないのですが、六孫王のご遺言が「この池に住み子孫を見守る」とのことでしたから、池に棲む鯉や魚を祀っているのでしょうか。鯉を祀る・・・これは、京都を旅するカープ女子におすすめです。なお、一説には池に架かる橋は恋が叶う橋ともいわれているみたいです。

六孫王神社 http://www.rokunomiya.ecnet.jp/index.html

参拝無料 参拝者用駐車場有 拝観所要時間:約20分

以前の様子は【14/4/7】【14/3/29】【14/3/27】【13/04/07】【12/04/18】【11/04/15】にて。

【おまけ】六孫王神社のそばには東寺があります。東寺はその昔、平安京の入口にあった羅城門の東にあります。では西にあった西寺は?現在は跡地が公園になっています。西寺跡を静かに見守るように何本か桜があります。こちらもそろそろ満開です。

 

西寺は以前詳しくご紹介しています。西寺跡】【羅城門跡

【おまけ】本日(4/5)任天堂の旧本社のしだれ桜が見頃です。夜はライトアップされています。

 

近所なんで、一緒に出掛けたママ友さんの車の車窓(助手席)より撮りました。ちなみに、今日はまじくんの始業式、中3になりました。明日は入学式です。今年は桜満開の入学式ですね!



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