昨日、宇治の平等院へ行ってきました。長らく修理を行っていた鳳凰堂が完成し、拝観が再開されました。(詳細は前ぶろぐ)続いて、宇治川周辺の様子をご報告します。
京阪宇治駅で降りて、宇治橋を渡らず東側の朝霧通りを歩きました。途中には聖徳太子の命で604年に創建された「橋寺(放生院常光寺)」があります。1286年に宇治橋を再興した西大寺の僧、叡尊(えいそん)が大放生会を営んだことから放生院と名づけられました。
境内にはしだれ桜とソメイヨシノがあります。ほぼ満開です。ここは小さなお寺で、階段を上ったところにあるので訪ねる人が少なく穴場です。(^^)
朝霧橋を渡らず通り過ぎたところに「福寿園宇治工房」があります。ここではお茶の販売、茶店の他に、石臼を使ってお抹茶を作る体験などができます。(要予約)
福寿園さんからちょっと戻って、中の島にかかる一番大きな朝霧橋を渡ります。橋のたもとには宇治十帖のモニュメントがあります。ヒロイン浮舟(うきふね)と匂宮(におうのみや)が小舟で宇治川に漕ぎ出す情景です。この朝霧橋を渡ると・・・
あれ?今までとなんだか違う気がします・・・。なんと、目の先にピッカピカに輝く鳳凰さんが(@Д@;)・・・以前もここから屋根【写真はこちら】が見えてたんですが、気にならなかったです。きっと光り輝くようになったから、気が付いたのでしょうね。この日の鳳凰堂の様子は【前ぶろぐ】にて。
中の島のしだれ桜は満開でした。この大きなしだれ桜は「宇治川桜」と名付けられています。
どこを見ても、眺めが美しい~。\(^^)/4月5日(土)・6日(日)は宇治川さくらまつりが行われます。たくさんの催しが行われます。以前ご紹介しています。【前ぶろぐ】
中の島の喜撰橋のそばには「十三重石塔」が建っています。高さ15mの日本最大の石塔で、弘安7年(1284)、宇治橋を復興をした僧、叡尊(えいそん)によって建立されました。叡尊は、強力な殺生禁断思想の持ち主で、橋の流失は魚霊の祟りであると考え、宇治川での漁を禁止し、塔の下に漁具などを埋めたそうです。
遊覧船は大人600円、小人300円です。朝早くて?(10時は過ぎてた・・・)まだ乗ってる人がいませんでした。乗るんだったら船だすよ~・・・だ、そうです。まぁ、のんびりした感じが宇治の魅力です。(^^;)
あじろぎの道沿いには「宇治市観光センター」があります。誰でも自由に立ち寄れます。観光案内のほかに、トイレ完備、宇治茶の無料サービスがあります。
併設するお茶室でお抹茶が頂けます。(500円)ここは、宇治茶の振興と茶道の普及を目的に建てられた本格的な茶室で、平等院の鳳凰堂に相対している事から「対鳳庵」と名付けられています。
靴を脱いで、お茶室へ入ると、タイミング良ければ目の前でお茶を点ててもらえます。(^^)京都市内でもあちこちお茶席がありますが、目の前で点ててくれるお茶席は少ないので、うれしい経験です。
この日は、桜のイメージのお菓子と桜のお茶碗でした。心を込めて点てていただいたお抹茶、とってもおいしかったです。
宇治市観光協会 http://www.kyoto-uji-kankou.or.jp/
この後、もう少し宇治川周辺の様子をご報告します。次のぶろぐにて。
宇治はあちこち出かけています。【カテゴリ:京都府宇治市】
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