昨日、相国寺の承天閣美術館で開催中の「ハンブルグ浮世絵コレクション展」に行ってきました。1877年に開館したハンブルク美術工芸博物館は、中世から現代までの美術工芸品を集めたドイツでも有数の博物館として知られており、ヨーロッパの美術工芸を中心に100万点を超える収蔵品を擁しています。創立者であるユストゥス・ブリンクマンは、ヨーロッパで活躍した日本人画商・林忠正や、ジークフリート・ビングらの協力を得て、今回紹介される浮世絵の名品を含む東アジアコレクションを収集したそうです。
この展覧会では、5,000点を超えるハンブルク美術工芸博物館所蔵の浮世絵の中から、約200点が展示されています。そのほとんどは初公開で、鈴木春信、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重といった人気絵師たちの作品を間近でじっくり見ることができます。
この美術館、実は・・・靴を脱いで入ります。スリッパもないので、素足の方は靴下持参された方が良いです。(^^)*私、寺社の内部拝観は靴を脱いで板の間や畳の上を歩くことが多いので、サンダル履きの時は、必ず靴下を持参しています。
相国寺(しょうこくじ)は、足利三代将軍義満が夢窓疎石を開山として創建した臨済宗相国寺派の大本山です。以前、特別公開の際にご紹介しています。【前ぶろぐ】境内はとても広く、見る所がたくさんあります。写真右下の鐘楼・・・どうみても鐘が大きすぎるような・・・(^^;)
相国寺の塔頭「瑞春院(ずいしゅんいん)」は、作家の水上勉氏が幼少期に預けられた寺です。修業時の水上少年は、厳しい修行の際に寺の襖絵に心慰められます。しかし、とうとう修業に耐え切れず13歳の時に出奔してしまいます。のちに、水上勉氏は、この寺の襖絵を回顧し、小説「雁の寺」を書きます。以前、特別公開の際にご紹介しています。【前ぶろぐ】
相国寺 http://www.shokoku-ji.jp/ 展示は9月11日までです。
この日は、irohaさんと一緒でした。ランチは、近くの同志社大学寒梅館1階のカフェレストラン「Hamac de Paradis(アマーク・ド・パラディ)」でいただきました。日替わりランチ500円、ハンバーグランチ500円です。
ここは、学生さんじゃなくても気軽に入れ、近くに京都御所などの観光地があるので観光客もたくさんおられます。
以前、まじくんと御所に遊びに行った時にもご紹介しています。【前ぶろぐ】
京都のお寺は、街中でも、お庭が広くて
静かな場所も多いですよね。
靴脱いであがる美術館は・・・
そういえば、壬生にある根付美術館も靴脱ぎます。
http://majikun.de-blog.jp/majikun/2008/07/post_0ec9.html