昨日、七草粥を食べに、伏見の御香宮へ出かけました。御香宮は、日本で一番の安産守護の神様として知られ、神宮皇后を主祭神として祀っています。
平安時代に、境内から「香」のよい水が湧き出たので、清和天皇より「御香宮」の名を賜りました。水は今でも湧き出ており、水を汲みに来る人が絶えません。環境庁より京都の名水の代表として「名水百選」に認定されています。
国指定の重要文化財の本殿は、慶長10年(1605)、徳川家康の命により建立されています。全体の造り、細部の装飾ともに豪壮華麗で桃山時代の特色を表してます。平成2年より着手された修理により約390年ぶりに極彩色が復元されました。本殿の他に、拝殿にもいろんな動物が彫られています。こちらは平成9年の修理により復元されています。今年の干支の虎も見つけました。
境内には一対の大きなソテツの木があり、ソテツの実を使った御守りもあります。
庭園拝観(大人200円・学生150円)もできます。今から350年ほど前、小掘遠州が伏見奉行に命ぜられた時、奉行所内に作った庭園の石を戦後に移して作ったものです。
大きな手水鉢には、文明9年(1477)の銘があります。
水占いもあります。(300円)御香水につけると文字が浮き出てきます。早く読まないと文字が再び消えるのでご注意ください。小吉でした。年の始めとしては、まずますですね。(^^)
御香宮神社 http://www.kyoto.zaq.ne.jp/gokounomiya/
参拝自由、参拝者用の無料駐車場があります。