ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

支付宝 実名認証による規制について

2016年05月13日 | 上海生活
支付宝から、5月16日以降、政府の規制により実名認証がされていないアカウントは「余額」からの支払ができなくなる、との連絡が入っています。これは匿名口座への政府規制に関係するようです。

支付宝アプリを立ち上げ、「我的」→「帳戸詳情」→「身分信息」で「己実名」になっていればおそらく問題ありません。
実名認証は、登録時にパスポート等の画像を送付している場合は完了しています。

但し、いままでも支付宝の理財商品である「余額宝」などは中国のIDカード以外の実名認証では受け付けられていないので、日本のパスポートによる実名認証でOKなのかはよくわかりません。
実際に支付宝の案内に書かれている海外の人の実名認証方法は
・中国の各銀行の銀行口座、
・香港、マカオの内地通行証、
・台湾の内地通行証、パスポート、中国のビザ
と書かれていて、その他の海外パスポートに関する記載はありません。

16日以降、「余額」に入っているお金を出せなくなる可能性があります。不安な方は一旦引き出す(友人に送金して現金でもらう、買い物で使ってしまう)ことをお勧めします。

「余額」がつかえなくても、すでに中国の銀行カードが紐ついている場合はそこからの引き落としになるので支付宝の利用は可能。(ただ、多分中国銀行カードが紐ついている方は実名認証は済んでいると思われます)

支付宝から国外ユーザーへの案内が記載されていますが、香港マカオ、台湾やマレーシア、シンガポール等の華僑地域のことしか書かれておらず、その他外国人はどうしたらいいかは不透明です。

お金のやり取りで支付宝に入れてもらっても出せない可能性があるので、状況がはっきりするまではお金の受け取りは微信支付や銀行振り込みにされた方がいいと思います。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿