ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

電子マネーだと客単価が上がるのだろうか?

2008年04月22日 | 雑記
電子マネーが今後爆発的に普及するという論調には一貫して懐疑的な見方をしてきたが、実は最近すっかり電子マネー利用者になっている。
前にも書いたとおり、PASMOがオートチャージになったからと、EDYのチャージがPCのフェリカリーダーでできるようになったから。
で、会社の隣のコンビニでEDYが使えるということで条件がすっかり整った、ということだ。

世間一般でも条件が整えば、電子マネーは急速に普及するだろう。
でも、単なる「小銭が要らない」ぐらいのベネフィットでは消費者は動かない。

ところで、今朝の日経に電子マネーは現金決済よりも客単価が高い、とあった。
現金でないので、ついついついで買いをしてしまう、という分析がされていたが、すっかり電子マネー使いになった私の実感としては、電子マネーだからといって余計な買い物をしようとは思わない

マイルやポイントがたまる電子マネーが多く、その場合はついで買いという行動は十分に考えられる。
またその店のポイントカードをかねているカードのケースでは、カード保有客は飛び込みの一元客じゃないので、平均をとれば確実に客単価は高くなるだろう。
電子マネーのほうが客単価が高い理由なんて、そんなところだろう。

電子マネーを導入すると客単価が上がるぞ、なんてはやしている連中がいるけど、よく中身を確認したほうがいい。