みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

レベルのレオパルト2A6/A6M

2012年01月15日 17時41分11秒 | AFV(独)
 チャーチルの塗装に早く入りたいのですが、また仕事がごちゃごちゃ立て込んできまして、そうこうしている内に、町に出る人がいたので頼んでおいたら、店頭にあったそうで、買ってきてもらいました。レベルの新製品、「レオパルト2A6/A6M」です。何だか昨年の十一月くらいには最初の入荷があったらしいのですが、まさか新金型だとは思わず、見逃していました。やはり小まめに見ておかなければいけませんね。
 箱を開けてみると、確かにまっさらの新金型です。いや、惚れ惚れするようないいキットです。トップ画像のように、操縦手ハッチが正しい形状になっています。レベルの1/72レオパルト2について整理すると、
 A4 非常によいキット。但し車体側面にモールドが無い。
 A5 砲塔はよいが、車体はA4のままで誤り。車体側面モールド無し。
 A6/A6M 完全新金型。車体の形状も正しい。
ということになります。つまりこの新製品は、A5の問題点も、A4~A5共通の問題点も、まっさら新金型により一気に解決してしまったわけです。自国の主力戦車だからというのもあるのでしょうが、レベルのメーカーとしての姿勢を高く評価したい。

A4とA5は車体パーツが一体抜きで、側面のモールドが無かったのですが、今度のA6は箱組みで、側面の排気口やハッチがばっちり彫刻されています。またこの写真でも分かりますが、車軸やショックアブソーバーがみんな別パーツになっていて、A4・A5よりも細かい表現になっています。A4・A5ではかなり一体化されていました(外から見えない部分だから、決して悪いわけではありませんが)。
 それともう一つ気づいたのが、主砲パーツが小さなランナーで別枠になっていること。ということは…? 主砲パーツを替えて、A5も出す予定なのかもしれない、ということですよね? うわ、だったらすごい! だって、自社で既にA5を出しているんですよ。それなのに、その車体の誤りを認めて、A6を出すついでにA5もリニューアルしようなんて、金型代のかかる昨今、なかなかできることではありませんぞ。
 さてキットのタイトルは、A6/A6Mになっています。Mは改修型で、対地雷対策で車体底面に増加装甲が施されたタイプです。もちろんちゃんとパーツが入っていて、どちらでも作れるようになっています。ついでに箱をよく見ると、隅の方に
Officially Licensed by Krauss-Maffei Wegmann
と書いてあります。これ、レオパルトの製造メーカーじゃないかっ!
http://www.kmweg.de/2435-ZG9tPWRvbTEmbD1lbg-~DASUNTERNEHMENKMW~KRAUSSMAFFEIWEGMANN~index.html
へえ、最近では軍用車輌でも製造メーカーのライセンスが要るんですか。まあ、ジープはだめとかオペルブリッツはだめとか、模型の世界でもいろいろありますからね。
 さあ、チャーチルの次はブレンガンキャリアを作ろうと思っていたのですが、このキットに惚れ込んだ気持ちが熱いうちに、早く形にしてやりたいな、と組み立て説明図を見たら…。ありゃ、同じページが二枚入っていて、もうひとつのページが欠落しているぞ。前もドイツレベルで同じことがあったな。もちろんその時は販売店から輸入元に問い合わせてもらい、すぐにコピーを送ってくれました。今度もそうすればよいのですが、あ、ここで説明図が読めるぞ。
http://www.militarymodelling.com/news/article.asp?a=9039
ありがたい。このくらいならパーツ番号が十分読めるので、使えます。こういう惚れ込んだキットはどっちみち二つ以上買います。既に発注しましたので、その内届くとは思いますが。

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