みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

アニメンタリー「決断」にチャーチル?

2008年06月01日 23時52分19秒 | 映画
 そうそう、25ポンド砲の資料として映画「遠すぎた橋」が参考になったという前回の話で思い出しました。資料になるならないは別にして、我々モデラーが映画を見るとき、一般の人とは違うところに目を付けるということはしばしばありますよね。そこでアニメンタリー「決断」のことを思い出しました。
 これがDVD化されていることは、ハセガワの「日本に昂ぶる」に関連して同社サイトに販売の告知がされていたので知りました。これ、確かに子供の頃見てました、見てました。親は、子供が軍国主義化するといかんと思ったのでしょうか、我々がこれを見るのをあまり喜ばしくは思っていなかったようですが、でもウチの場合特に禁止もされませんでした。今思えば、それはまことに健全な対応ですな。それで懐かしくてDVDボックスを買ったのですが、いくつか覚えているシーンがありますね。もちろん絵の動きは、今のアニメーションの水準とは比べるべくもありませんが…。それにしても、日教組や全教がさぞやうるさかったことでしょう。
 「決断」についてはここ「君はアニメンタリー決断を知っているか」が非常に詳しい研究を掲載しておられますので、ぜひご参照下さい。
 さて、この「決断」がチャーチルとどう関係があるかと言うと…。DVDというのはビデオに比べてストップやコマ送りが簡単にできるのが利点です。で、マレー作戦のところを見ていると… 爆発と爆発の間の瞬間に、「あれ? 今一瞬チャーチル戦車が写っていなかったか?」
 そこで一時停止して見たのが写真コマです。やはりこれ、チャーチルに似ていませんか? もちろんメカにそれほどこだわった作品ではないので、それらしい写真を元に適当に描いただけなのでしょうが、各所の特徴がやはりチャーチルに似ている。特にスポンソン部が張り出しているところは、やはりそうでしょう。機銃が左、操縦席が右。これはアメリカ車輌ではありませんよね。それから砲塔の形状もMk.3に似ている。砲塔側面の丸いマークは英軍の小隊マークです。それによく見るとスポンソンの側面に脱出用ハッチと、エアインテークの四角いでっぱりが描かれています。
 アジア戦線にはチャーチルは参戦していないので、まあ誤りと言えば誤りなのですが、ちょっとほほえましい感じがしますね。


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