みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

KMCのディテールアップパーツ その5

2009年08月23日 00時06分09秒 | 航空機(露・軍用機)
 KMCの組み立て説明図(部分)です。23ミリ機関砲二門は前後にややずれた形で装着されます。アンテナのように四本立っているのが機関砲の昇降用のケーブルで、真鍮線を使います。それからパーツ番号9と11が、機関砲パック左右につくアクセスパネルです。よくリサーチされたレジンパーツですね。KMCと言えばマイアミにあるメーカーですが、きっと写真だけではなく博物館やエアショーなどで実物を取材しているのでしょう。
 さてこの図でよく分かると思いますが、このパーツを使った場合、パーツ自体はすばらしいものですが、機体側のベイ、そして地上に置かれているべき取り外したパネル類が含まれていない点で、やや不満が残ります。
 タミヤのパーツの分割線は、必ずしも機関砲ベイの開く部分とは一致しません。タミヤはパネルを開いた状態にすることを全く考えていませんから、それは当然のこと。この写真の一番左のパーツは、タミヤの機体側に接着して機関砲ベイの縁を正しいラインにするためのものです。だからKMCはベイの形状にきちんと配慮はしているってことです。ただ内側ががらんどうになるというだけ。
 それからパネルについてはこの説明図のパーツ9と11で一応十分なのですが、やはり各機関砲の砲口カバー、そして何度も触れているパネルDも入れておいてほしかったな、と思います。地上に置いてあるだけでかっこいいもんね。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿