またMiG-15のディテールの話に戻ります。ごちゃごちゃ言っていると何の話か分からなくなりそうなので、まず問題の所在を申し上げますと、MiG-15の背中のVHFアンテナはどの位置にどの向きに付くのが正しいか、ということです。
トップ画像は、またまた分かりにくい画像ですが、タミヤのMiG-15bisの胴体後半左右のパーツを合わせてみたところです。赤い矢印をつけたのがVHFアンテナです。実物は中央がややふくらんだ板状をしています。ご覧のようにタミヤのパーツは胴体とアンテナが一体成形になっています。だから、胴体接着後のペーパーがけの便利を考えて、一旦アンテナをカットしておいて後で再度取り付ける、という人が多いのではないかと思います。ならば、せっかく再度接着するならできるだけ正しい位置に、とやはり思いますよね。
タミヤのパーツのアンテナ根元あたりを拡大するとこのようになっています。
アンテナは胴体軸線よりやや左側にオフセットされていることが分かります。他の角度から撮影すると、こんな感じです。
アンテナの基部には同心円状の筋彫りがあります。ただタミヤのパーツのままだと、アンテナ基部はその同心円の中心にはありません。タミヤがわざわざ金型の形状を工夫して、アンテナを接着面からやや内側にオフセットして一発抜きしているということは、アンテナは胴体の中央軸線上ないのは確かですよね。では実機はどのようになっているんでしょうか。
MiG-15は結構有名な機体で、しかも旧ソ連東欧や中国の博物館のみならず、アメリカなどにも実機がたくさんあります。個人所有のフライアブルの機体まで。そうすると、ここはどうなっているんだろうと見たいところがピンポイントで分かる写真は、書籍やネットにたくさんありそうですよね。ところが、このアンテナの取り付け位置がばっちり写っている写真がなかなかなくて苦労しました。
トップ画像は、またまた分かりにくい画像ですが、タミヤのMiG-15bisの胴体後半左右のパーツを合わせてみたところです。赤い矢印をつけたのがVHFアンテナです。実物は中央がややふくらんだ板状をしています。ご覧のようにタミヤのパーツは胴体とアンテナが一体成形になっています。だから、胴体接着後のペーパーがけの便利を考えて、一旦アンテナをカットしておいて後で再度取り付ける、という人が多いのではないかと思います。ならば、せっかく再度接着するならできるだけ正しい位置に、とやはり思いますよね。
タミヤのパーツのアンテナ根元あたりを拡大するとこのようになっています。
アンテナは胴体軸線よりやや左側にオフセットされていることが分かります。他の角度から撮影すると、こんな感じです。
アンテナの基部には同心円状の筋彫りがあります。ただタミヤのパーツのままだと、アンテナ基部はその同心円の中心にはありません。タミヤがわざわざ金型の形状を工夫して、アンテナを接着面からやや内側にオフセットして一発抜きしているということは、アンテナは胴体の中央軸線上ないのは確かですよね。では実機はどのようになっているんでしょうか。
MiG-15は結構有名な機体で、しかも旧ソ連東欧や中国の博物館のみならず、アメリカなどにも実機がたくさんあります。個人所有のフライアブルの機体まで。そうすると、ここはどうなっているんだろうと見たいところがピンポイントで分かる写真は、書籍やネットにたくさんありそうですよね。ところが、このアンテナの取り付け位置がばっちり写っている写真がなかなかなくて苦労しました。