みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ズベズダのミニスケールフィギュア その5

2011年01月21日 19時00分30秒 | AFV(英)
 すみません、もう一回だけズベズダのミニスケールフィギュアについてレビュー。歩兵は全員一体成形で、これが結構よく出来ている、という話をしていました。この写真は、機関銃チームのパーツの一部です。これでお分かりのように、機関銃手の方は割と細かく部品分割がなされているんです。
 この機銃は、ええっと、PM1910重機関銃でしたっけ。この写真の範囲には写っていませんが、車輪なども結構細かく出来ています。また、射撃中の手が機銃の方と一体成形になっているなど、今風な分割になっています。また射手の下半身のみ左右割りパーツなど、ちょっとプライザーを思わせるパーツ割りにもなっていますね。
 このPM1910重機関銃、タミヤのフィールドカーにこれを搬送中のフィギュアが入っていましたね。その影響で、今は懐かしいエッシーの1/72ロシア兵セットにもスケールダウンした同じポーズのフィギュアが入っていました。我々の世代だと、この機関銃はやっぱり射つものより引っ張るもの、って感じです。ところが、そのエッシーのセットには搬送中のもの以外に、伏せ撃ちの射撃ポーズのものも入っていました。これはエッシーオリジナルだったのでしょうか。ところが、今見直してみると、部品分割は従来の常識的なもの。これはエッシーの組み立て説明図ですが、両手が別パーツ、胴体は一体パーツ、機銃は別パーツになっています。

PM1910の射撃ポーズ、ミニスケールのインジェクションとしてはエッシーに続いてたぶん歴代二つ目であるこのズベズダのキット。そのパーツ割りに、やはり時代の進歩を感じますね。